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塔の夢

石造りの塔へ入る。
中には中学生時代の恩師がいた。
大きな机にたくさんの資料を置き、手書きで何か仕事をしている。 

どうだ?最近

と作業の合間に聞かれたものの、こちらは言葉が出なかった。

恩師はおもむろに立ち上がって、立ち尽くした教え子の橫を通りすぎる。
いつの間にか停まっていたフィアットに乗って、立ち去ったところで目が覚めた。

あの恩師、風の噂ではどこかで校長をしてるらしい。

日曜日がないと一週間も長い。
正月からずっと緊急事態のところもあるのに何をいってるんだか。

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