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2022年上半期乃木坂楽曲ソート【30~21位】

どうも、おはこんばんにちは、私です。

あらゆるヲタクがすなる楽曲ソートnoteといふものを我がもしてみむとてするなり。

ということで、1,600問を超える圧倒的時間の無駄使い、圧倒的苦行、圧倒的愚行(言いすぎだよ)を乗り越え、その先の景色に辿り着いたのでゆるく書いてみようかと思います。

ただ、食べ物にも「今はこれにハマっている」というものがあるように、楽曲ソートもやってみたタイミングによって結果が変わると思うので”2022年上半期時点”とし、以降気が向いたタイミングにまたやってみようと思います。

加えて、これは完全に個人的趣向のランキングなので想いが強すぎて所々強火な発言が出てしまうことがあるかもしれないのでそんな時は消火器のノズルを優しく向けて鎮火して欲しいし、好きだけどその気持ちを上手く表現出来ていないなと感じた時は「ガンバレ-」と約束された静寂に突然終止符を打つのではなく油をばっしゃばっしゃかけて火を放って欲しいです(クソデカ指ハート)

はい。(行きます)

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30位

図書室の君へ

自分、実はこの曲結構好きなんすよね。(そうなんだ)
この曲に登場する"僕"は康くんが書く詞の中でもトップクラスにキマっている”僕”だと思っています。
図書室で本棚の奥に気になる子を見つけるやいなや隙間からじっと覗こうとしたり、本を読む君の横顔をチラチラ盗み見る(「見つめる」ではなく「盗み」見ているのがポイント)ためだけに日が暮れて図書室が暗くなるまで残るという狂気じみた行動、そしてそれらの行動を、

過ぎて行く時間さえ気づかない夢中さっていい
- 出典:『図書室の君へ』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

と勝手に感心している誰やねん支部発言も杉山勝彦先生による綺麗すぎるメロディーの手にかかれば心地よく耳に入ってきてしまうのが不思議、そしてそのメロディーが噛めば噛むほど「いや、やはりきもいな」となる“僕”と歌詞をより一層強調しているので好きです。

結局、眉目秀麗、学業優秀、運動万能、品行方正な”僕”の物語はオタクくんには刺さらないってことなのかな。なんでだろうね。(涙で明日がぼやける)

あと、シンプルにMVが可愛いです、初々しくて。
なんと今なら月額1,320円(税込)でMVが見れてしまうらしいですヨ。みんなぜひ"納税"してみてネ。


29位

指望遠鏡

みんな好きでしょ?
シンプルに楽曲自体が前向きなので聴いていて元気が出てくるので好きなのですが、何よりスタンドマイクを使った振付が良すぎる。スタンドマイク君はこの曲のために生まれてきた説もあるらしい。(ないよ)

できない理由探すより やってみればいい
- 出典:『指望遠鏡』/ 作詞:秋元康 作曲:北室龍馬

この歌詞、大人になった今だからこそ刺さる場面が多すぎてしばしば力をもらったりしています。おい、聞いてるかお偉いおじやん君たち。
基本的にライブで披露したときにメンバー同士でわちゃわちゃする楽曲は無条件で好きになるのですがこの楽曲はそのパイオニア的存在でもあり、今もなお一軍を張れる楽曲だと思っています。末永く、頼むぞ(武士の顔つき)


28位

初恋の人を今でも

あの、これはもう色々な感情が溢れてきて情緒君が大変(大変)なのであまり多くは語りませんが、「あの日見た景色を一生忘れないよ」というクソデカ感情が詰まった15文字を残します。

三年が過ぎたんだね 君が街を離れた日から
風の噂を聞かないけど 夢は叶ったか?
- 出典:『初恋の人を今でも』/ 作詞:秋元康 作曲:Hiroki Sagawa from Asiatic Orchestra

がブチ刺さる日まであと2年と数か月………………


27位

僕のこと、知ってる?

実際にライブで見たことでより一層好きになった一曲。
各種メディアで引っ張りだこ、日常生活の中で目にしない日がないくらい活躍し続けている彼女たちが改めて「自分自身の存在を問うこと」を歌う姿と表情からはどこか「アイドルではなかった世界線の自分」を想いながら歌っているように感じられてしまい、"「アイドルとしての推し」を応援するということ"について考えさせられてしまったことを覚えています。

そんな中、

そう誰も知らない 世界へ行きたかった 
顔を晒したって気づかれない 人混みの中 歩きたかった
- 出典:『僕のこと、知ってる?』/ 作詞:秋元康 作曲:中村泰輔

と歌わせる康くん、そういうところだよ本当に。
推し対して「数多ある選択肢の中からアイドルという道を選んでくれてありがとう」という気持ちをいつまでも忘れずにいたいですね。既に忘れてしまっている人、今後忘れてしまいそうな人は推しへの感謝の言葉を身体に彫ってください


26位

思い出ファースト

乃木坂46 最強イントロランキング圧倒的1位です。
何回聴いても脳の重要な部分に直接語り掛けてくるイントロのピアノ、合法ド〇ッグすぎるやねんなホンマ(関東出身者)

期別楽曲の中でも群を抜いて歌っている期と楽曲との間に親和性が感じられて、オタクにとってはもちろん、それ以上に歌っている3期生たち自身にとって本当に大切な楽曲であるということが要所要所でひしひしと伝わってくるのでライブでのパフォーマンスを見ていると「全員絶対に幸せになるんだよ」と願わずにはいられない。願わずにはいられなくない?

『やさしさとは』に、

愛の意味とその価値を 僕は考えたけど
答えが見つからなくて ただ歩くしかなかった
- 出典:『やさしさとは』/ 作詞:秋元康 作曲:古川貴浩

という歌詞があるけれど、『思い出ファースト』に登場する"僕"は、

愛とは 何があっても許すこと
- 出典:『思い出ファースト』/ 作詞:秋元康 作曲:ミサマサカリヲ

と、愛の意味を自分なりに見つけているんですよね。2人の"僕"がもし出会うようなことがあったのならば、お互いのストーリーに違った未来が訪れたのかもしれません。(ここで世にも奇妙な物語のテーマが流れる)


25位

バンドエイド剝がすような別れ方

初見私「え、何、つっよ。夏の王?」となったでお馴染みバンドエイド君。
聴いただけでなんとなく情景が想起できる楽曲はやはり良いですね。あ、『ポピパッパパー』君、こっち見ないでもろて。

夏の恋=フェードアウト(徐々に消えていく)」と「リグレット(後悔)=カットアウト(瞬間的な終わり)」の対比が印象的ですが、歌詞内に「いつまでも後悔を引き摺っていてもダメだ、早く切り替えなければ」という気持ちが歌われた直後に、

誰に何を言われても 僕は諦められないよ
今になって君をこんな好きだなんて 季節は過ぎてるのに…
- 出典:『バンドエイド剥がすような別れ方』/ 作詞:秋元康 作曲 / 編曲:A-NOTE・S-TONE

生涯ナヨナヨモードに突入している姿を見て、これまで康くんが描いてきた過去の自分の選択を「いい経験だったよ」「こうするしか無かったんだよ」「でもやっぱり忘れられないよ...」と自らに言い聞かせる自己暗示と後悔のPDCAサイクル無限ループ突入型"僕"がご健在でニコニコするなどしましたね。これが"継承"です。(黒板にデカデカと書かれる"継承"の二文字)

ただ、やはりどういう思考をしていれば「恋愛の行く末」を「バンドエイドを剥がすこと」に重ねられるのかが分かりません。康くん、最近怪我したのかな?


24位

きっかけ

もう少し上位かな~~と思っていたのですが、以外なところに着地しましたそれだけ楽曲の層が厚いってことですね。(ポジティブシンキング有段者)

リリースされた当初から事あるごとに節目のタイミングで歌われるという重大な役目を任されるも平気な顔をしてこなしてきましたが、2021年11月の東京ドーム公演では「メンバーがワンフレーズずつ歌い繋ぐ」という1,000年に一度の良演出(謝りな)によって楽曲の新たな可能性が垣間見れて良かったですとても。

決心のきっかけは 時間切れじゃなくて
考えたその上で未来を信じること
- 出典:『きっかけ』/ 作詞:秋元康 作曲:杉山勝彦

どう考えても掛け軸にしたくない?
優しく背中を押してくれるようなフレーズなので、今後要所要所で使わせてもらいますね。ッス。


23位

あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

"名作"よ。"名曲"ではなく"名作"とした所以は、MVも素晴らしすぎるからです。なんならMVありきな楽曲だと思っています。本当に何度見てもぞわぞわする。まだ見たことない人はぜひ見て欲しいです。なんと今なら月額(以下略)

この楽曲については様々な歌詞考察が飛び交っているだけに、歌詞考察だけで一本noteが書けてしまう(気付けば今ものすごい量の歌詞考察をつらつらと書き綴っていたので慌ててキーボードを叩き割って止めました)ので危険ですね非常に。

MVで描写されている先生が文化祭の演目の配役を一方的に発表し、生徒がそれを受け入れるという構図からは”選抜発表”を想起せざるを得ません。
そんな中で主役と裏方の「光/影」とも言える立場の差をアイスの棒に書かれた「アタリハズレ」という単純かつ明確な言葉で対比させる構造、裏方(照明)としてやるべきことを自分に言い聞かせるかのように呟くも漏れてしまう「やりたかったなぁ」という、当時の伊藤万理華さんが置かれていた立場/状況と重ね合わせて捉えられてしまいかねない(そういう意図があったのかもしれませんが)言葉によって心にずっしりとした重りを置かれたような気持ちになったことを鮮明に覚えています。なんというか、アンダーメンバーが歌うことで楽曲が持っている"正と負双方の力"が最大化される感じ。時にこれは諸刃の剣とも言えるのですが。

そういう意味でも、楽曲を聴いているだけでは見えてこない物語を楽しむことが出来るので、ストーリーがきっちりと組まれているMVは結構好きだったりします。(全部が全部それだと胃もたれしてしまいますが)

遠くで九月の蝉が鳴いた
- 出典:『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』/ 作詞:秋元康 作曲:三輪智也

この一節だけで聞き手にいくつものストーリーの分岐を作っているの本当にいやらしいよね。いやらしい、いやらしすぎるよ。


22位

孤独な青空

歌詞音読したことあります?まぁまぁシリアスなんですよね。
森山直太朗氏とかが暗い部屋でアカペラで独唱したらかなり心がやられてしまうタイプの歌詞だと思うんです。

今でこそ見ず知らずの人の痛みにも寄り添うことを歌う『シンクロニシティ』という全人類救済ソングがあるものの、

それなりに連れ立って遊ぶ仲間はいる
お互いに必要な時だけ 声を掛け合ってるんだ
- 出典:『孤独な青空』/ 作詞:秋元康 作曲:aokado
生き方がぶつからないように 距離を置いてしまっている
- 出典:『孤独な青空』/ 作詞:秋元康 作曲:aokado

と、見ず知らずの人はおろか、仲間との間にある目には見えないもののお互いがどこかで気付いてはいる、そして確実にそこに存在している心の距離をここまで明るい曲調に仕上げたのは、脳が傷付かないようにオブラートで包みに包んだ康くんから我々への問いかけなのかもしれないなと思ったりします。

"青春はいつだって虚しい"、分かる気がするよ。


21位

行くあてのない僕たち

伊藤万理華さん×井上小百合さんの”表現力カンストペア”が好きすぎる話する?

2人とも自分1人の力で悪と戦っていけるタイプのヒーロー感があると勝手に思っていて、その2人が一堂に会することで「ヒーロー、夢の共演(パチンコフォント)」って感じが個人的にぶっ刺さっていて、割と今でもライブの時に望み薄だと分かっていても「(こい......!!!!!!)」と密かに願っているくらい好きです。
このシルエットエグない?

エグいシルエットの図

はい、ここで突然ですが時間の許す限り”『行くあてのない僕たち』をやって欲しいペア”とその理由を書き出していきます。

・賀喜子選手×遠藤選手
 理由:"動"×"静"のぶつかり合いで発電したいから

・賀喜子選手×山下選手
 理由:徹底的に自分を追い込むため

・和田選手×樋口選手
 理由:情緒の筋トレ

・飛鳥選手×金川選手
 理由:流派の違うダンスの殴り合いを見たいから

・あやめ選手×小川彩選手
 理由:逆にね?逆に

まぁまだあるのですが、一旦ここまでにしておきましょう。
ちなみに、『忘却と美学』も同じような理由でめちゃ好きです。(35位でした)
甘い甘いイチゴみたいなユニット曲ばかりでは流石に飽きがきてしまうのでこういうクール系楽曲もいいスパイスになりますねはい。
甘いメンバーにクール系楽曲を、クールなイメージがあるメンバーに甘々系楽曲を。」をマニフェストに掲げ出馬するか〜〜(はいはい)

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と、いうことで30位~21位まで書いてみましたが、予想していた通り分量がまぁまぁになってしまいました。

案外面白かったので続きはまた書きます。(多分ね)

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