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Day53.【文字起こし】INTJの女たち〜射手座と水瓶座〜②

先日のコラボラジオを文字起こししました。
今回はその第二弾です。
あまりにも長いので複数に分割してお届けします。
目次をつけているので興味のある項目から読んでくださいね。


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こちらの記事はラジオ放送
【こはるやさんのひとりごと】
をstand.fmさんのAI文字起こし機能を使って、記事にしたものです。
収録内容を抜粋、再編集してお届けしています。

音声で聞きたい方はコチラ▷

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■はじめに

◇前回の記事

◇登場人物

湖晴屋の椿(以下:つ)▷

元システム屋。資格オタク。
着物好きで最近タロット占いもやる。見習い。
INTJ、水瓶座、B型
関西出身

sommelのmaasa(以下、ま)▷

元バイヤー。本が好き。
自分で染めたもので色々作っている。
捨てられないお洋服を作りたい。
INTJ、射手座、O型
関東出身

■本質を見つめると楽園にはいられなくなる

ま:根本、本質が実際どうなのかっていうところは、私もすごく、ここ数年自分の中にある基準というか。上辺の表面に見えている事象だけで把握するっていう仕事をずっとしてきた。会社とか、携わっていた商業の在り方的に。
それが正しいと言われる世界で10年くらい生きてきたんだけど、でもやっぱ自分としては、そこにどうしても「本当ですかい?そこが大事なんですかい?」みたいな気持ちがあって。 でもそれをやってしまうと、自分が携わってきた商業というのは、この世に(他の人は分からないけど)自分としては必要がないっていう結論になってしまうから。私の世界になくてもいいものにずっと携わっていたってことになってしまうから、あんまり深く考えないようにしてて。でもやっぱり違うなってなって。そういうきっかけもあって離れることになったというのがある。
それを考えたときに、本質的にもうちょっとシンプルなんじゃないかって思って。分解していった先の本当の理由とか、さっき風邪の話もあったけど、例えば頭痛いよってなったときに、その頭痛は一体何が原因なんですかってところを見たいというのがあって。
あえてそれを見ない人もいるし。 あとは、自分で思い込んでる人もいて。内側には何もない、表面だけが本当の真実と思っている人もめちゃめちゃたくさんいるから、自分はそうではないところまで見てみたい、そうありたいなって。

つ:そうね。 結局、根本というか、具体的なことじゃなくて、抽象化?概念、みたいにしていくと、多分私もシステムの仕事に対して違和感を覚えたところは、きっとそんなにmaasaちゃんが言ったことと遠くなくって。
他の人がやってることを否定したいわけでもないし、システムがあることによってすごい助かってて、こうやってラジオの録音もできるしね。 めちゃめちゃ助けられて生きてるんだけど、でも自分にとってはね。色々ね、思うところはあるよね。
一時期さ、ペーパレス化とか、自動化っていう流れがあって。私はずっと保険会社のシステムをやっていたから、今まで手で保険の事務をやっていたところを自動化しましょうっていう案件がすごいたくさんあったのね。大きいプロジェクトとかもやってたんだけど、とある大きい銀行さんのシステムを改修するところに携わった後に、新聞で◎◎銀行、何千人、人員削減みたいな記事が新聞に載ってて。その記事を見たときに、これで助かっている人ももちろんたくさんいるし、作っている人たちは素晴らしいと思うけど、私はこれについてあんまり自分がやりたいことではないなって思ったのよ。
私は人間に幸せでいてほしいと思ってて、それはお金があるとか物質的に豊かであるっていうことではないってことなんだよね。 だから、それによって、その企業が人員削減して(されなかった人の)お給料上がりましたって幸せになる人ももちろんいます、なんだけど、私がいいなって思っている人の幸せとはちょっと違うなって思ったし、更にそれを口に出してみたこともあって。‥したらめっちゃなんか怒られたんだよね。

ま:そうだよね。その世界の人からしたら進化じゃんって感じだもんね。進化を否定するんですか?って。

つ:それもそうだし、それこそ完全に自分たちが今まで一生懸命やってきたことを否定されたっていう感覚がまず一番最初にくるじゃん、そういう話をしたら。 そもそもね、会社の人にそういう話するなっていうのもあるけど。あるけど、面談の場でね、なんかない?って言われたから。こういう記事を見て、こういうふうに思いましたみたいな話をしたら、一生懸命その仕事をやっている子たちに失礼でしょって。信じられない、みたいなふうに言われて。

ま:もう気が合わないよね、そんな会社。

つ:うん、もう本当にそうで、気が合わないって、私はこの会社で学ぶべきことは終わったんだって。今ね、過去を振り返ると思うよ。 多分そのステージからは別のところに行くタイミングだったんだって思うけど、当時はめちゃめちゃショックで。だからなんか、世の中にはもう私と気が合うやつはいねえんだと思って。

ま:いや本当にそうで、なんかそういうエピソードもね、やっぱり椿ちゃんと似通ってるところで。
私の仕事を辞める直接のきっかけは、メンタル的に不調になり、休職したところからスタートしてるんだけど、時間だけは死ぬほどあって。世の中もコロナ禍だったから、もう死ぬほど時間だけあって。だから自分がしてきたことをめちゃめちゃ勉強したんだよね。作業ということで習得できなかった本質的な仕事についての知識を一から全部勉強し直したというか。
そうしていくときに、私はいわゆるファストファッションというものに携わっていたんだけど、それが一体どういう影響を他者に及ぼしていたか。さっきのね、人減らしの話じゃないけど、私が例えば10円値段を下げてほしいってペラって言ったことを叶えるために何人の外国の子どもたちが泣いたんでしょうみたいな。バタフライエフェクトみたいなことをめちゃめちゃ考えて。こちらとしては納期を1日早めてほしいというだけで、どれだけの人が携わって、どれだけの環境が阻害されたんでしょう、ってことを考えたりとかしたこともあって。それを今まではそうでした、じゃあ今後やりたいですか?ってなったときに、やっぱやりたくないよねってなって。そういうとこはあるよね。

つ:そうだね。だから知恵の実を食べてしまったってことよね。我々は30を迎える前に知恵の実を食べて、気づいてしまったって感じ。

ま:そう、楽園にいられなくなって。楽園でもなかったんだけどね。

つ:楽園だと思ってたっていうか。物質的に豊かなことが、安定しているということが、いいと思ってて。そういう価値観が当然で、それは多分育ってきた環境とかで構成されたものだと思うんだけど、なんかそれに気づいちゃったっていうね。

■世の中の流れの変化

ま:そう、でもね、気づいている人かいない人で本当に二極化したんだって思って。なんとなく自分の感覚でね。多分これからどんどんその差が開くんだろうと私は思っていて、根拠は全然ないけど。

つ:たぶん近しいものを感じている。 私もね、maasaちゃんもハンドメイドをやるから、人の傾向とかを見ると思うんだけど。本当に思いがあって、大量生産はできないけど、作られたものっていうものに投資する人が増えてきたなって最近すごい思う。 これが欲しいって、それがどれだけ高くても私はこれが欲しいんだっていう人って、たぶんちょっと前までそんなに多くなかったと思う。

ま:そう、たぶん、一定数はずっといて。それが市民権を得てきたというか。昔だと変わり者だねみたいな感じにされてたと思う。「いっぱい持ってた方が良くない?」みたいな価値観の時代がやっぱり長くあったはずで、でもそうじゃなくて、「いいものをずっと使うのがいいよね」とか、「この人のことが好きだから私はこの人から買いたいんだよ」とか、そういうことの力っていうのが、一般的に降りてきた感はあるよね。

つ:SNSとかでその人について知る機会が増えたというのもあるかもしれないし、みんな広報がすげえ上手くなってるというのもきっとある気がする。 作業風景とかどういう気持ちで作っています、みたいなことを、インスタとかはツイッターと違って長い文章がかけたりとかするじゃない。 そういうので発信する人も増えたなって。
言わない美学みたいなのも(以前は)きっとあったと思う。 自分がやってることを説明したり表明するのは恥ずかしい、みたいなの。多分今もあると思うし、私もその傾向は多少あると思うんだけど、でもそれがだんだん解放されてきたっていうか。みんなと一緒じゃなくていいし、自分のことが嫌いな人もいるけどめっちゃ好きな人もいてくれるって気づき始めたみたいな感じなのかも。 それはコロナがあったからなのかもっと別の理由で、いろんな要素があってなのかわかんないけど、コロナ以降で思いを表明するっていうことをし始めた人が増えた感じがする。 私もその一人ではあるよね。すごい良いと思ってても、言わないとお店は閉店しちゃうし、人はいなくなっちゃうんだって。 すごい思ったから。

ま:本当にそうね。 言わない美学みたいなのは日本人的というか、黙ってやりますよみたいな感じがあるけど、ポジティブな意味で表明する、 自慢とかそういうことじゃなくて、もっと無邪気な気持ちで。単純に知ってもらいたいとか、そういうネガティブさがなくなってきたというか。

つ:そうだね。 それはすごい感じる。

ま:コロナがもたらしたかどうかわからないけど、人間とリアルタイムで会ったり、気軽な気持ちで近寄ったりとか話したりするっていう機会が一瞬なくなったときに、それでも人間って繋がりたいんだなって。 リモートワークとかが選択肢として増えたけど、やっぱり意外と人間って集まるの好きだし飲み会とかも結構好きみたいな。本質的な意味で繋がりたいと思うんだって。 やっぱり本当に面と向かって会う。 会うことで伝わるもの、みたいな。 この人ってこういうこと考えるんだなとか。 普通にしていれば伝わっていくことが伝わらなくなったときに、やっぱり発信したいという気持ちももしかして出たのかもしれないね。

つ:そうだね。

■会うよりリモートのほうが活発に議論できる説


つ:あと、今この話聞いてて、思ったんだけど、私、maasaちゃんと会うと満足しちゃうんだよ。

ま:なにそれ。 面白。

つ:maasaちゃんとめっちゃ喋りたいなって思ってるけど、会ったら結構満足しちゃって、もういるだけで満足、「おやすみ🤚」みたいな感じになっちゃう。 だから、maasaちゃんと喋ってるときに、話が活発になるのって通話してるときだなって思った。

ま:あー、純粋に脳みその中だけを見せ合ってる状態っていうか。

つ: そうそう。

ま:でも、わかるかもな。

つ:物理的に繋がってたら、もうそれで満足しちゃうみたいなところがあって。

ま:なるほどね。 いいことではあるよね。

つ:そう、いいこと。 なんか今気づいて、面白いなと。

ま:面白い、確かにね。 実際に会うと喋るんだけど、意外とめっちゃ瞬殺なLINEのやり取りしてたとか、そういうほうが盛り上がるタイプだよね。

つ:そうだね。 なんだろう、目に見えるとか声にするとかっていうほうが、脳が活性化するんかな。

ま:うんうんうん。 やっぱね、わりと脳に情報を入れるときに、本とかはさ、目から入れたりとかいろいろあるけど、意外と耳もさ、活発になるよね。ラジオとか通話とかも。

つ:ラジオとかは見えないからこそ、想像するっていう作業がテレビとかより多い。 小説もそうだよね。 漫画じゃなくて、小説のほうが多分、想像するっていう機能を使うことが多くて。だからその機能を使うことによって、こういう会話ができているのかもしれない。

ま:それは本当に、私たちの共通の趣味っていうか、癖っていうか。妄想っていうね。 妄想力がね、やっぱあるかないか、本当に大きいよね。

つ:そうだね。


■妄想好きふたりの得意科目


つ:だって、昨日の話で一番衝撃だったのは、国語みんな好きじゃないの?だったから。 本当に昨日、びっくりしたの。 そんなにみんな国語好きじゃないの?って思ったからね。

ま:いや、そう。 国語というのはね、あまり人気教科ではないっていう衝撃的な事実。 私たちはね、たぶん国語が一番好きで育っているタイプだからさ。

つ:何なら、教科書をもらった日にとりあえず載ってる小説全部読むでしょ、って思ってたから。

ま:分かる。 もう、便覧とか死ぬほど見てたもんね、授業中とか。なんか、やっぱね、答えがないもの。 答えがない、創造性に任せる。 相手が何を考えているかを考えたりする、みたいな、 明確な答えのない教科っていうところが、だから面白いんだけど、やっぱり数学とかさ、そういうものは答えは出るからね。

つ:そうね、確かに。

ま:国語がどちらかというと、文法とかさ、語学の授業でもあるけど、やっぱり読解という側面を持ってるから。 私は全然英語できなくて。語学っていう規則性があるものとして、言語を捉えることができなくて、全然。 難しかったよね。

つ:え、(学校の勉強で)何が得意だった?

ま:本当にね、国語は、現代文の読解が一番得意だと思う。 でも、学校の授業のテストってあるじゃん、中間テストとか。それは全然得意じゃなくて。模試とかが一番得意だと思う。

つ:ああ、だから、自分の胆力というか。中間テストの前の追い上げとかじゃなくて。

ま:そうそう、能力的な。

つ:フラットな状態でやった時の能力が高いってことね。

ま:そう、で、国語の先生に、なんか模試はいいんですけど、普通のテスト取れないんですよねって言ったら、「いやあなたはね、授業聞いてないからしょうがないよ」って言われて、なるほどって。 なるほど、授業でやったことが出るんだ、このテストはって思って。 なんかやっぱね、違ったらしい。 瞬発力では解けないらしいよ、あれは。

つ:笑
いやあ、でもすごいわかる。 あのね、中間期末はそうでもないの、私も。

ま:うんうん。

つ:なんか、実力テストだけめっちゃ高得点取るみたいな。

ま:すごいわかる。 だからね、法則とか規則性がある学問、情報を単純に習得して活用するというか、そういう学問が結構苦手で、数学もできなかったし、英語もすごく苦手で。やっぱりね、国語も、漢文とか古文みたいな、 規則性があるもの。サ行変格活用ですね、みたいなやつが難しくて、苦手だったよね。 ちょっと、言語というものではあまり入ってこなくて。 だから、どっちかっていうとできたかどうか置いといて、社会とか、日本史のほうが。あれってもう完全にさ、知識欲満たし枠じゃん。

つ:そうね。

ま:だからそこが面白い。

つ:そうか。 面白いな。 なんか私も、漢文とかめっちゃ苦手で。現代文は好きなのに、漢文がめっちゃ苦手で、漢字書けなくって。

ま:わかる。

つ:全然漢字書けなかったんだけど、なぜか英語のグラマーとか文系数学は割と点取ってて、むしろリーディング解けないみたいな感じだったんだよね。 英語の文章をまず読み続けられない。

ま:読み物としてじゃなくて、規則性のものとして理解していた?

つ:うーん、でもグラマーと漢文ってさ、勉強の仕方にはさして違いがないはずなんだよ。 この形容詞の後にはこういうものがきますみたいな、理論なはずじゃん。 理論なはずなんだけど、漢文は全然できなくって、なんだったんだろうね。 漢字を日本語として認識してなかったのか。

ま:そうかもね。 なんか違和感があったかもね。 受け取り方として。

つ:受け取り方として、漢文も読めなくて、リーディングも読めなかったのか。 理論とかじゃなくて、読めない。 読めなかった。 なるほどな。

ま:私は逆に数学で唯一得意だったのが証明問題ですね。 AとBがイコールである、だからCは何度?みたいなやつ。あれも読解じゃん。

つ:国語の要素がすごいあるから、国語ができない人はできないみたいな感じだった。

ま:あれしかできなかった。 あれだけは本当に点数良かった。 あと楽しかったよね。 謎解き、推理小説みたいな感じだったよ。 この角度わかるということは‥?みたいな。 めっちゃ面白くて。
これってやっぱり脳の得意分野だもんね。 お互いの得意なところって。

つ:そうだね。 だから、私は社会全般全くできなくて、世界史、日本史、政治、経済、倫理全部ダメで。覚えるっていう作業に多分意味が見出せなくて、だから自分なりの意味を見出したらめっちゃ強いと思うんだけど。

ま:興味はあるよね。

つ:興味はあるけど、ストーリーを教えてくれるわけじゃないじゃん。 授業は。 何年にこれが起こって、誰々が討ち取られました、誰々が新しい幕府を、みたいな。 本当に情報の羅列みたいな感じで、全然頭に入ってこなくて。しかも息子に似たような名前つけるし、あの人たち。 同じ苗字の人いっぱいいるし。

ま:カタカナもいっぱいだしね。

つ:だから本当に歴史も何もかもダメだって思ってたけど、大人になってから歴史面白いじゃんって急に思って。

ま:好きだもんね。

つ:うん。でも本当にピンポイント。こいつ興味深いっていう人を見つけたら、推しを見つけたら推しの周りの情報を集めたくなるっていうオタクの属性があるから。だから一時期石田三成についてめちゃめちゃ調べてたし。あとこの間、私が推しているYouTuberの入眠夜話っていうチャンネルがあるんだけど。ダンディーなおじさまが入眠のためのお話をしてくれるっていうのがあって。私ASMR的なものは苦手なのよ。 私に向かって話しかけられるみたいなのが本当に苦手で、消滅しそうになるから。 ああいうのは聞けないんだけど、入眠夜話は雑学とか歴史とかの話をしてくれる。
この間、東ローマ帝国滅亡っていう動画が上がってて。世界史でやったなって思いながら聞いてたんだけど、めっちゃ面白くて。今で1ミリも興味なくって、世界地図とかもイタリアの場所は分かるけど、それ以外の国はイギリスと日本とぐらいしか分かりませんみたいな感じだったのに、めちゃめちゃ真面目にイタリアとトルコ周辺の地図を見たよね。 ここがコンスタンティノープル‥なるほど、イタリアはこっち側にあって、ここに海峡があって、ここで争ってたのか。

ま: 理解してる。笑

つ:だから推しがいなかったから取れなかったんだなと思って。

ま:歴史ってしちゃうと、ただの羅列みたいな。 そこに人間がどんなふうに存在していた、みたいなところに、なかなか想像というか、情報がないんだよね。やっぱり人とか時代にあったことの過剰書きにした状態だから。そこをバッと開いたときに、めちゃめちゃドラマチックっていうか、人物として浮かび上がってきたときに、初めて興味が来る。

つ:そうなのよ。 本当そうだなと思って。 それは大人になってからいろんな勉強をしているときに気づいたんだよね。 私、去年めちゃめちゃいっぱい資格を取りまくってたんだけど、保育士で全然取れない教科があったのよ。 社会福祉っていう、社会福祉にまつわる年号と法律と人の名前と何を書いたかみたいな。

ま:大変だよぉ

つ:私が一番苦手としている社会科系科目を、しかもそれが保育士の9科目の中で一番難しくて、毎年みんなそれで泣いてるっていう科目を最後の1科目として残しちゃったのね。

ま:わぁ

つ:最後の1科目として残しちゃって。本当に覚えらんないと思って、すごい困ってたんだけど。その時代に起こってたこと。 例えばエリザベス救貧法が初めてできましたって、それが何年ですみたいなのがあって、それを批判するために、マルサスは◯◯論っていう本を書きました。 それに批判されて、このままじゃいけないなってなって、新救貧法っていう法律ができました。 そこではマルサスが言ってた、こういう原理が組み込まれるようになりましたみたいな。 そういうのを、保育士の試験って年代順に並べ替えなさいみたいな問題が出るの。

ま: 分かってないとね。流れも入ってないと。

つ:そう。流れも入ってないと並べ替えれなくて、だからこれはもう流れで覚えないと、単体で何年が何だから、これの前だなとか絶対できないなと思って。それで書き出してたら、結構ストーリーが見えてきて、ちょっと分かるなって思って。 そういう勉強の仕方を、きっと学生時代先生たちは一生懸命教えてくれてたんだと思うんだけど、その必要性を私が感じていなくって、なぜそこまでして世界史を勉強しなければならないのかっていう。 たぶん目的思考が昔から強かったんだなって今喋ってて思った。

■目的思考が資格取得に活かされていた説

ま:確かに椿ちゃんって、すごいちゃんと目的があって、これのためにこれをやりますみたいな、行動をするというか。それがめちゃめちゃすごいことでもあって。だからちゃんと目的と目標とがあって、達成です!みたいなさ、ちゃんとそこまでをワンセットとしてさ、やれるじゃん。

つ:やれ‥

ま:勉強します!みたいな。

つ:や、やれ‥(やれると言えない)

ま: 私はどちらかというと、資格とかをね、ほぼ持ってなくて。運転免許です!みたいな。 そういうものしかなくて。

つ:運転免許があれば、maasaちゃんのやりたいことはだいたい叶うもんね。

ま:そうそう。 あんまり資格じゃなくても満足しちゃうというか、自分が知っていれば自分の証明はできるので別にいいかなってなっちゃうというか。資格を取るためにめちゃめちゃ掘って、何かの勉強できたら素敵だなって思うんだけど、持続しないという。

つ:うーん

ま:でもね、ダイエット検定ってやつを持ってるのね。 3級と2級を持っているんですよ。病気してる時に、栄養素とか、どういう体の仕組みがどうなっているみたいなことを、めちゃめちゃ勉強して。自分的に必要だと思ったから頑張れたやつ。 初めてこういうの頑張れた。

つ:だからなんか目的があれば、きっとやれるんだよ。

ま:持てたらいいな、みたいな気持ちでしかない時が多いかなって。 あんまりそこまでね、よしやるぞみたいにあんまりならなくて。椿ちゃんが受かっていた色彩検定とかも、ちゃんと買ったんですよ。私はね、カタチから入るタイプでね、買い物が大好きだから、とりあえず買うわけ。 教材とかね。 で、全く開かなくて。メルカリで売ったら、評価って返ってくるんだけど、 とても美品でした、みたいなメッセージが返ってきて。

つ: 開いてないから。笑

ま:めっちゃ感謝されたっていう。

つ:いやーでも、私も教材買って受けなかった試験とかもありますよ。

ま:あ、そうなんだ。

つ:あるあるある。 えっとね、なんだっけな。 U−CANの保育士講座は、お金を払ったものの払って満足して、テキストを本当に最近まで開かなかった。

ま:受かったのはU−CANじゃないんだ。

つ:U−CANの通信講座の教材じゃなくて、即習テキストみたいなのを別でU−CANのやつを買って、本屋で。

ま:自分で勉強するスタイルでやったの?

つ:そうそう。

ま:なるほどね。 そっちのほうがすごいけどね。

つ:通信って謎のプレッシャーがあって。やらされてる感が出ると、私はダメだなってなって。本当にやんなきゃなって思うだけで全てが嫌になっちゃうみたいな感じで。だから通信教育はそもそも向いてないって思ったんだよね。

ま:めっちゃわかりますね。 何回進研ゼミをやってはやらず、やってはやらずみたいな。

つ:笑

■人から言われた資格には興味ないふたり

ま:あと会社員時代に、社会人向けの通信教育を取れる仕組みがあって。 例えば販売士の資格とか。 仕事に必要な資格を講座受けられて、合格したら半分返ってくるみたいなやつがあってね、斡旋みたいな。 でも全然ダメ。 お金が返ってくるって思っても全然やる気にならないっていう。

つ:いや本当にそうで、全く同じ。私はシステム屋時代この資格を取れって言われていたものを本当に最後の最後まで取らなかった。入社したら2年以内に基本情報を取りなさいって言われるんだけど。

ま:証明のために。

つ: 証明のために基本情報を取りなさいって言われて、実務もできるんだから、午後のテストも余裕だと思うからとにかく取りなさいって。 あなたも管理職なんだから下に示しがつかないでしょって。 ずっと言われてたんだけど、本当に意義を見出せなくて取らなかった。

ま:自分の中に繋がりが見出せないとね。 できてるからいいんじゃない?って。

つ: 本当にそうで。若い子が資格を持ってるっていうのは別にいいと思う。 経験がないけど、これだけ勉強して、ちゃんと資格持ってるんで一定の基準の知識はありますって証明するためにそれをアピールするっていうのはいいと思うんだけど、こちとら10年近く現場で働いているので、誰に証明する必要があるのって。

ま:経験が物を言うでしょみたいな。

つ:そうそう。

ま:そういうのあるよね。 一般的に多くの人が想像する社会人ってこういうものみたいな中に資格の勉強をするとか、持ってたら有利になるとか。 結構そういうことは言われてはきているのもわかるけど、自分の実体験としていや実力でどうにかなるぞみたいな。

つ:そう。

ま:いやでも言っても実力で叩きのめしたらそっちが強いでしょみたいなのがあって。

つ:ありますね。

ま:やっぱり自分の力が一番いいよねみたいな。そんなことを言ってしまっては身も蓋もないかもしれないけど。

つ:いやでも結局そうなんだよなって。 だから私は勉強するのが好きだけど、自分の中に意義を見出せなかったら本当にやらないっていうのは身に染みて知っていて。だからジェルネイルも受けようと思ってたけど、結局授業も取らなくて、ただただジェルネイルの道具を買っただけっていう。

ま:そうか。 だから必要なかったんだね。 自分の中にね。

つ:そう。 自分の中にこれはやらないなって。 それはもう検証した結果としてやらないなっていうのがもう明確になっていて。 だからこの間メルカリでお買い上げいただいたんですけれども。

ま:もうね、誰かね、必要な人に渡そ。

つ:そう。 必要な人に届いて、もっと活用してもらえた方が道具たちも幸せだから。

ま:そう。 本当に。

■ハンドメイドと自分の立ち位置

③に続きます(長い)

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