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【オイサラバエル】と光の美学
前書き
果たして「美しい」とはどういうことなのでしょうか。単純に感覚的な快感を与えてくれるとも、絶対的な基準があるとも言い切るには無理がある気がします。すぐに答えが出るような問いではありませんし、正直なところ、内的に整合性を持つ答えを出すことができるかどうかさえよく分からない部類の問いであると認めざるを得ません。
本稿では、【オイサラバエル】の内容について考えてみることで、皆さんご存じの樋口円
浅倉透は北極星である
この星に生まれてきた私たちは、いつまでも回り続けるしかありません。いくら前へ進んでも一周回って戻ってくることになります。命の元である地と海も所詮はこの星と共に、何もない暗闇の中で、太陽の周りをいつまでもくるくる回り続けるしかありません。あまつさえ、光を持たない埃だらけの迷子と短い命の子供たちが、私たちの頭上で回り続けています。もうめまいがしてしまいそうです。でも、だからこそ、引いた潮は満ちてくる、
もっとみる私が見上げた、透き通った空
今回のライブ(アイドルマスターシャイニーカラーズ5.5周年ライブ『星が見上げた空』)が終わってから、透のことしか考えられなくなってしまいました。その理由について少しだけ語ってみたいと思います。
私は飽きっぽい性格で、中学校入学と同時にオタクになってから、コンテンツにもキャラクターにもハマっては飽きることを何度も繰り返していました。これはアニメやゲームに限られた話しではなく、その他の趣味にも長ければ
推しって、何だろう。
*『推し、燃ゆ』のネタバレを含みます。
みなさんの推しは誰ですか?私の推しは声優・俳優の和久井優さんです。タオルとうちわ、アクスタを買って本棚の一番上に飾って、ブロマイドを買って、ライブや番組のリアルイベントも行って(この前は生まれて初めて落語なるものを見に行ったり)、BDも買って、推し活に専念する日々を送っています。和久井さんの好物や休日の過ごし方、牛乳を飲むとお腹を壊すこと、お人形のご家族の