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エクストリーム読書Vol.1 「僕は君の熱に投資しよう」

こんにちは、たかだじゅんじです。

今回はべンチャーキャピタリスト(投資家)である佐俣アンリ氏の著作、僕は君の「熱」に投資しよう(#熱投)、についてエクストリーム読書解説をしていきたいと思います。

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https://www.amazon.co.jp/僕は君の「熱」に投資しよう――ベンチャーキャピタリストが挑発する7日間の特別講義-佐俣-アンリ-

いや〜、面白かったです。熱い。とにかく熱い。

今すぐ、くすぶっていた何かを思い切り吐き出して、挑戦したくなる一冊でした。特に本の最後の一言、

・とっとと最短距離で一点突破して、君の人生をスタートアップさせろ。

には痺れました。

今すぐ、新しいことに挑戦して、アンリさんに投資してもらい、一緒に日本のため、世界のために、少しでも役立てる旅にでて、人生を全力で楽しみたい、そんな熱い気持ちにさせてくれました。

と言う訳で、ここからは特に印象に残ったポイント3点に絞って、エクストリーム解説させていただきたいと思います。


1.成長する環境に身を置く(クリリン効果)

誰もが感じたことはあるのでしょうか。自分自身の能力や熱意が、周りの環境に大きく左右されると言うことを。

著者は、レベルの高い環境下(例えばクラスのトップ集団)で平均点を取ることで、勝手に成長させてくれる場所に自分を位置付ける戦術を「クリリン効果」と呼んでいて、これが実に絶妙な表現で面白い。

ドラゴンボールの中で、クリリンの戦闘力はどう考えてもサイヤ人をはじめとする戦士たちの中では、最弱の部類に属する。おそらく、サイヤ人のベジータに指先だけで負ける。しかしクリリンは地球人の中では紛れもなく最強だ。

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凡人なクリリンでも、人類最強になれたのは、宇宙最強を目指す集団という環境にあり、宇宙最強の中で切磋琢磨していれば、地球最強にはなれて当たり前。

結局は、周囲の環境が変わることでしか、人間は変われないし、成長できない。どこを選択するかで、人生は大きく変わるのだ。

私自身も、元来堕落しやすい人間だと感じています。それでも、ベンチャー企業という激しい環境の中に身を置くことで、勝手に鍛え上げられてきたと自負しています。

周りに成功した人や、誰よりも頑張っている人がたくさんいれば、自然と自分もそうなりたい!やってみたい!と思えてきました。むしろ、影響を受けない方が難しい。

しかしながら、大企業へ会社が成長するに連れて、かつ、約10年の経験を経て、当初感じていた周囲の人間のレベルと自分自身の差がかなり詰まってきていると感じていました。

また、中途入社者も多く、誰よりも頑張っている昔ながらの熱さを持った人の割合も少しづつ減ってきているように感じています。

結果、私自身の成長スピードも落ちてきているのではないかと最近ちょうど感じていました。ここで改めてトップ集団の中に身を置く、というクリリン効果を積極的に選択することが必要だと、まざまざと感じさせられました。


2.逃げない

ベンチャーキャピタリストとして、経営やファイナンス知識、ビジネス経験よりも、はるかに重要で唯一必要なものは「逃げない」こと

このことは、投資家だけでなく、どんな「人間」でも成功するためには、絶対に必要な要素だと私は思います。

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まさに、逃げちゃ駄目だ、の連呼が必要なんだと思います。

これが、簡単なようで、案外難しい。

あと一歩の瀬戸際で踏ん張ることで、成果が出る経験は何度も積んでいるし、わかっているつもり。でも、それでも辛い時は、逃げ出したくなりがち。

もう駄目だ、と盤面が詰んでいるように見える状況から「生き筋」を見つけ、生き残りを目指すことが、人間の成長には必要なんだと思います。そのためには、耐え忍ぶ力をつけていきたいと思います。

しんどいことはしんどいから、いつも楽しくご機嫌でいた方が楽しいし、成果も出やすい

耐え忍ぶためにも、いつでもどんな時でも、笑顔で、ご機嫌でいることが、辛さもたのしさに変える成長の早道なんだと思います。

やっぱり大変な時や辛い時はどうしても顔が下がるし、しかめっ面になりやすい。でも、そうじゃない。嘘でも笑顔でご機嫌で楽しく装って、逃げずに立ち向かうことが、結果的に、成果もついてくる。

今日からは、ご機嫌なたかだを意識していきたいと思います。

3.最短距離での挑戦

「若いうちはどんどん失敗しよう。いくらでもやり直せる」みたいな失敗を前提としたおじさんの常套句も大嫌いだ。むしろ逆で、「君はどうせ成功するんだから、早く挑戦して成功した方が良くないか?」

ここ、好きです。

やった方が良い準備や修行は、終わりがないくらいどこまででもできてしまう。結局、挑戦を恐れて、始まらないかもしれない。なんで最短距離で挑戦しないんだ?とアンリさんに問われたら、ドギマギしてしまう自分も今はまだいます。

早く挑戦した方が、どこまでも遠くまで行ける。

この一言を信じて、これからは頑張っていきたいと思います。

最後に、

たしかに挑戦すれば、ほとんどのケースでうまくはいかないだろう。ダメだったらかなり凹むし、プライドは傷つくし、お金も無くなってしまうかもしれない。親も悲しむだろう。でも、それは「失敗」じゃないことは、もう君ならわかっているはず。

この一文に、大きな勇気をもらいました。一冊を読んできたからこそ、この文章が心に与える応援の熱量は違います。このパワーをもらうだけで、本代以上の価値があると私は感じています。


以上です。

とても3点のポイントでは語り尽くせない、素晴らしい本でした冒頭でも述べましたが、今すぐくすぶっていた何かを思い切り吐き出して、挑戦したくなります

この熱のシャワーを浴びて、明日からの原動力にしていただきたいおすすめな本です。

最後に、ここまで読んでいただきましてありがとうございます。ぜひこの「僕は君の「熱」に投資しよう」を読みたいと思った方は、「スキ」「ハート」をクリックしていただけると嬉しいです。


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