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中学受験社会 頻出!カタカナ語Best20

近年の中学入試において、カタカナ用語は頻出です!
特に「社会」においてその傾向は顕著です。
しかし、「用語はなんとなく聞いたことがあるけれど、意味を正確に理解できていない」「別の用語と間違って覚えている」という受験生が多いのも事実です。
これを機に、多くの受験生が間違えやすいカタカナ用語を確認し、是非得点アップにつなげてください!
今回紹介する用語は、どれも頻出ですので是非マスターしてください。

【問題】
以下の説明文に最も合う用語を以下の語群の中から選び、解答してください。
(1)障がいのある人もない人も、互いに支え合い、地域で活き活きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指すこと

(2)年齢、性別、文化の違い、障がいの有無によらず、誰にとってもわかりやすく、使いやすい設計のこと

(3)高齢者や障がい者等が生活していく上で障壁となるものを取り除くという意味

(4)外から入ってくる旅行客、一般的に訪日外国人旅行を指す用語

(5)過度な観光地化によって、地域住民の生活環境や観光客の観光体験に悪影響を与える状態のこと

(6)トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること

(7)住民が自分たちのお金で身近な自然や歴史的な環境を買い取って守るなどして、次の世代に残すという運動

(8)食料を輸入している国(消費国)において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したもの

(9)「食べもの」が運ばれる際にかかる環境への負荷を数字であらわしたもの。数字が大きいほど、環境に負担をあたえている。

(10)インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差

(11)文字を読み書きするようにメディアが伝える情報を読みといたり、情報を発信したりする能力のこと

(12)私たちが普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が継続して上昇する状態

(13)「多様性」「相違点」という意味があり、組織などの集団に性別・世代・障がいの有無・国籍など違いを持った人たちが所属している状態を指す。

(14)本来食べられるのに捨てられてしまう食品のこと

(15)安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で流通できない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮している世帯に無償で提供する活動

(16)「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすべく、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡が可能な状態にすること

(17)仕事と生活の調和を意味する用語

(18)家、職場、公共施設や商業施設などが街の中心部に集まり、公共交通機関や徒歩・自転車などで日常生活を送ることができる、次世代に求められる街

(19)サトウキビやトウモロコシなどから作られる燃料のこと

(20)利用者がアバターを使って社会生活を送れる仮想世界



【語句群】
・ナショナルトラスト ・オーバーツーリズム ・コンパクトシティ 
・インバウンド ・モーダルシフト ・メタバース 
・デジタルディバイド ・メディアリテラシー ・フードバンク
・フードマイレージ ・ダイバーシティー ・トレーサビリティ 
・ユニバーサルデザイン ・バーチャルウォーター ・フードロス 
・インフレーション ・ワークライフバランス ・バリアフリー 
・ノーマライゼーション ・バイオエタノール


【正解】
(1)障がいのある人もない人も、互いに支え合い、地域で活き活きと明るく豊かに暮らしていける社会を目指すこと
=ノーマライゼーション

(2)年齢、性別、文化の違い、障がいの有無によらず、誰にとってもわかりやすく、使いやすい設計のこと
=ユニバーサルデザイン

(3)高齢者や障がい者等が生活していく上で障壁となるものを取り除くという意味
=バリアフリー

(4)外から入ってくる旅行客、一般的に訪日外国人旅行を指す用語
=インバウンド

(5)過度な観光地化によって、地域住民の生活環境や観光客の観光体験に悪影響を与える状態のこと
=オーバーツーリズム
【参考】
オーバーツーリズムについて深刻な問題を抱えている京都を例に挙げると、観光客殺到で混雑、渋滞、ごみのポイ捨て、地域住民が公共交通機関に乗れないなどの問題が起きています。

(6)トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換すること
=モーダルシフト

(7)住民が自分たちのお金で身近な自然や歴史的な環境を買い取って守るなどして、次の世代に残すという運動
=ナショナルトラスト

(8)食料を輸入している国(消費国)において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したもの
=バーチャルウォーター

(9)「食べもの」が運ばれる際にかかる環境への負荷を数字であらわしたもの(数字が大きいほど、環境に負担をあたえている)
=フードマイレージ

(10)インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差
=デジタル・ディバイド
【参考】
東京都渋谷区では、スマートフォンを保有していない高齢者にスマートフォンを2年間無料で貸し出し、機器やアプリの活用を支援する事業を行うなどデジタル・ディバイドの解消に努めています。

(11)文字を読み書きするようにメディアが伝える情報を読みといたり、情報を発信したりする能力のこと
=メディアリテラシー

(12)私たちが普段買っている日用品やサービスの値段(物価)が継続して上昇する状態
=インフレーション

(13)「多様性」「相違点」という意味があり、組織などの集団に性別・世代・障がいの有無・国籍など違いを持った人たちが所属している状態を指す=ダイバーシティー

(14)本来食べられるのに捨てられてしまう食品のこと
=フードロス

(15)安全に食べられるのに包装の破損や過剰在庫、印字ミスなどの理由で、流通できない食品を企業などから寄贈してもらい、必要としている施設や団体、困窮している世帯に無償で提供する活動
=フードバンク

(16)「その製品がいつ、どこで、だれによって作られたのか」を明らかにすべく、原材料の調達から生産、そして消費または廃棄まで追跡が可能な状態にすること
=トレーサビリティ

(17)仕事と生活の調和を意味する用語
=ワークライフバランス

(18)家、職場、公共施設や商業施設などが街の中心部に集まり、公共交通機関や徒歩・自転車などで日常生活を送ることができる、次世代に求められる街
=コンパクトシティ
【参考】
コンパクトシティの先進事例としては、特に「富山市」が有名です。

(19)サトウキビやトウモロコシなどから作られる燃料のこと
=バイオエタノール

(20)利用者がアバターを使って社会生活を送れる仮想世界
=メタバース
【参考】
利用者(ユーザー)が過ごす場が、現実世界からインターネット、そして仮想空間へと変化してきていることが背景にあります。
メタバースが、新しい交流・体験・遊びとともに経済活動の場として捉えられるようになってきています。

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