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<新小2>四谷大塚 「予習シリーズ 4年上 算数」をはじめてみた〜その1〜

 先週いっぱいで、四谷大塚とSAPIX併用を丸1年終えました。いよいよ中受本番シーズンなので、四谷大塚、東進こども英語塾ともに、今週1週間(1/28-2/4)は6年生対応最優先!とのこと。

 ちなみに、四谷大塚からこのお休み向けには特別な宿題、課題等はありません新小2「2月」ジュニア予習シリーズのホームワーク(算数/ 国語)が配られました。(1日1ページすすめる"いつもの"家庭学習教材です)

 四谷大塚の小1最後の授業から、新小2の授業までは丸々2週間の空きがあり、少し余裕が出たので、四谷大塚 「予習シリーズ 4年上 算数」を息子と一緒にのぞいてみることにしました。思いのほか、お伝えできそうなことがあったので書いてみます。


予習シリーズの購入

 四谷大塚のwebストアより購入。今回は、4教科(算・国・社・理)セット「上」をまとめて購入。7,920円(税込)(2024年1月時点)。

予習シリーズ 4年 上・下
易しくスタートし、なだらかに小学5・6年生の学習へとつながるように編集されています。学習の基礎づくり、土台づくりが無理なく行えます。

https://www.yotsuyaotsuka.com/kyozai/4th_grade.php

 ちなみに、四谷大塚の校舎では、至る所に小学校の学習「3年生終了時」と中学受験の勉強「新小4年」のギャップが想像以上にあるよ!というポスターが貼られている。中受をする小学生のうち、小4から塾通いを始める家庭が50%以上を占める(SAPIXでもワセアカでも他塾でも同様に説明を受けた)。少子化の中、小3までにどれほどの塾生を確保できるか、という各社の競争がありこのような記載なのか、本当に想像以上のギャップがあるのか。
 
 我が家は小1から塾通い(しかもSAPIX、四谷大塚併用…)なので、この表現が営業の常套文句なのかいかを確かめる術はない。一方で、私(母)は小4から四谷大塚の週テストのみに参加させられ(言い方…)、予習シリーズのテキストをガンッと山積みにされ、とてもじゃないけれど楽しい気持ちにはなれなかったのをよーーーーーーく覚えている。(息子には私のような感情にさせない努力をしようと心に誓っている。)

先取り学習なし「小1」 VS 予習シリーズ 4年上「算数」

 前提として。
 息子は、公文でいうような先取り学習はしていない。学校と、SAPIX・四谷大塚の小1のカリキュラムで配布されるプリント、ドリルを忠実に学習してきた。1問も飛ばさずに。間違ったものは計算なら答えを教えずやり直し、漢字なら答えを見せてから書き直す。読解は再度読み直してから答えを考え直す。言うならば、「SAPIX・四谷大塚小1満了レベル」である。
 加えるならば、漢字が好きで、先に書いた様に漢検9級レベル(小2終了)までは習得。現在8級ドリル(小3)をマイペースに自習中。

 ざっと予習シリーズ 4年上「算数」をみてみる。各回の学習内容は学習予定表をみると確認できる。

 ・かけ算とわり算の文章題
 ・計算のきまり
 ・角の性質
 ・和と差の問題
 ・小数と単位
   ・
   ・
   ・
と続く。「かけ算とわり算の文章題」は、かけ算とわり算を学習していないので難しそうだと判断。(九九やかけ算/わり算のひっ算のやり方はYouTubeなのか、塾でちらっと教わったのか…知らない間に覚えているようだが(笑)、教科書やドリルで見せたことはないので未習の分類。)

 各回の内容をみてみると、「角の性質」ならなんだかいけそうだ。


「角の性質」は、小1でも100%理解できる

 早速、予習シリーズ 4年上「算数」第3回のテキストのページを開く。これまでどのテキストも飛ばさずに最初から粛々と学習してきた息子は、「何で飛ばすの?」と不思議そうに質問してくる。それに対する私の答えは、「お受験の『ひとりでとっくん』ドリルを思い出してみて。単元ごとにドリルが1冊ずつあったでしょう?03点図形のレベルができたら19図形模写にジャンプしたのと同じで、足し算と引き算を1年生レベルが終わったから、角度ができるんだよ。予習シリーズの"第1回かけ算とわり算の文章題"は、2年生レベル、3年生レベルがかけ算とわり算が、今のたし算/ひき算くらいスラスラ解けたらできる単元だと思うから、もう少し進んだらだね!かけ算教わるの楽しみだね!!」苦手な単元は飛ばしてOK、好きなものだけつまみ食いしてOK、とは思わせない説明が重要。

 そして、「足して180度」、「足して360度」、直線と角の性質(対頂角・同位角・錯角)をテキストを音読させつつ、進めてみた。

 結論:「角の性質」は小1満了レベルで余裕で学習可能

 問題なく「テキスト自習」できるレベルだということがわかった。

 しいて条件をつけるなら、2つ。
 ・180/360になる足し算、180/360からの引き算ができること
 ・漢字に抵抗がないこと

 漢字に抵抗がないこと、と書いたのは、予習シリーズ4年上のテキストでは、今まで使用してきた1年生用のジュニア予習シリーズに比べて、文字が小さく、知らない漢字もふりがな無くでてくるので「うわ!いや!難しそう!頭に入ってこない!」と思ってしまう可能性があると考えたためだ。


まとめ

 息子は「漢字が好き」「図形も好き」「たし算/ひき算のドリルはなんのためにおんなじような問題を繰り返しているか意味がわからない」というタイプで、今回の「角の性質」を学習してみて、「ああ〜!いままでの計算と漢字が役に立って4年生の問題も解けた〜!」という達成感を得る結果となった。コツコツとSAPIXや四谷大塚の一見つまらない(笑)計算ドリルをやってきたから、サクサク答えを出せた!ということが嬉しかったのだろう、計算ドリルのスピードまで上がった。笑


 今回は、四谷大塚 「予習シリーズ 4年上 算数」をほんの気まぐれではじめてみたので、その様子を書いてみました。時間ができたのでやってみた、だけなので、毎週毎週すすめるような時間はないと思いますが、また進捗があった際は〜その2〜などで書いてみたいなと思っています。中学受験をする?しない?は決めていない我が家ですが、楽しく勉強にむかう環境づくりをしながら、つらつら書いていきますので、引き続き読んでいただけたら励みになります。



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