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ワタシノ足跡

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情熱家雄真の自伝小説です。 情熱家 雄真 『情熱家って何してる人だろう… 読んで字の如し、情熱をあなたにおすそわけしてくれるんです。 いや、きっと本人は違うと言うかもしれま…
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ワタシノ足跡第十五章〜情熱家になる〜

アサヒビールの仕事に携わり2年という
時間が流れました

その頃は派遣社員から契約社員に
アップグレードしていたような気がします

同期の5人入社も3人が様々な事情で退社
2人だけの同期となっていました

収入も御寺の小僧時代と比べたら
10倍くらいに頂いてました

この2年間で
月間売り上げ全国1位や
特命に特化した成果を出し続け

そして、
取材後に事情を明かされましたが
他社のリサーチ会社に

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ワタシノ足跡〜第十一章ビッグチャンス〜

ワタシノ足跡〜第十一章ビッグチャンス〜

【この俺が、
 100均のネクタイとワイシャツに
 剃りたてのスキンヘッドで合格したら
 前代未聞もだな!おもしれーな‼︎    】

そして、自分の名前を呼ばれ
目の前に5人のアサヒビールの社員さん達が強面で
待ち構える面接室に応募者3人同時の

面接が始まりました。

5人の面接官のど真ん中に
デーンと腕組みで座っていたのが
ヤ○ザの組長さんのような強烈な佇まい
好きな俳優は高倉健ですと言いそ

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ワタシノ足跡〜第十章100均のネクタイ、いざ勝負‼︎〜

ワタシノ足跡〜第十章100均のネクタイ、いざ勝負‼︎〜

約1年程の心根のやさしい
お茶農家さんのお手伝いを終えて

「 酒類販売営業職 求む 」

面接会場に向かった。

背広にクリーニング代を惜しんで
ワイシャツにアイロンを掛け
僧侶時代の名残り剃髪姿

僧侶になる前も二度ほど
「 自分らしい姿 」になりたいと
頭を丸刈りにしたことがあります

余談ですが
初めての海外への旅も

自分らしく日本人らしくと奇を衒い

作務衣、白足袋、雪駄

その数年の

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ワタシノ足跡〜第九章 白足袋から地下足袋へ〜

ワタシノ足跡〜第九章 白足袋から地下足袋へ〜


「 一生この身を仏様の御手伝をすると
  誓ったのに申し訳御座いません  」

まるで犯罪者のような気持ちで
人知れず山を下りました。

所持金も貯金も無く
希望も夢も無く
ため息と懺悔(さんげ)の念しか
生まれない状況でした

山を下りた翌日、自宅の近所で
『 求む短期バイト 』
と書かれた張り紙が眼に留まりました

募集内容はお茶農家さんの手伝い
○○光製茶という日本茶の直売・小売の店舗を持

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ワタシノ足跡〜第八章 山を下りる〜

ワタシノ足跡〜第八章 山を下りる〜

僧侶としての修行を重ねているうちに
眼には見えないスピリチャル的な戦い。

そして、
現実世界との闘いもさらに始まった

私には、読経(御経を読む)をすると
読経を口に出し読んでいるのだが
脳内で画像や動画が流れるという

スイッチが入るというか

コンビニなどでスマホに
Wi-Fiが勝手に繋がる事がありますが

そんな感じで何かと勝手に読経をすると繋がり
スイッチが入るのです。

その瞬間の自分

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ワタシノ足跡〜第六章 助言無き教えと悟り〜

ワタシノ足跡〜第六章 助言無き教えと悟り〜

お寺に勤めだして
その経験と体感で自分の世界観や価値観が
どんどん変わりました

「 こんなに悩みや困り事を
  抱えているひとが多いんだ 」
「 こんな眼に映らない世界ってあるんだ 」

これ以外にも、もちろんたくさんありますが
大きく取り上げるとこの2点

スピリチュアルな話ですが、

10代の頃の特に高校時代から
自分は霊感があるという事を
自覚せざるを得ない
できごとが続いた

幽体離脱や

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ワタシノ足跡〜第五章 会社員から坊さんへの修行記〜

ワタシノ足跡〜第五章 会社員から坊さんへの修行記〜

得度式を終えて

俗名の裕人(ひろと)
改め 

僧名の雄真(ゆうしん)の時代が始まった

家庭裁判所に行き戸籍も
雄真に変えました

ちなみに、
一般の方の改名と違い
下記の条件がひとつでも
裁判所に認められれば僧侶は比較的に簡単に
改名が可能なのです
費用も3,000円も有ればお釣りがきます

そして、得度してからは東寺真言宗の末寺で
僧侶として勤めることになりました

自分の仕事は最初に師匠

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アンタ、この島に呼ばれたね!

アンタ、この島に呼ばれたね!


鳩間島 
石垣島からフェリーで約40分 八重山諸島の中にある大好き小さな島

人口約50人 
病院も診療所もコンビニも信号機も無い島

TVドラマ 『 瑠璃の島 』 2005年 日本テレビ
主題歌 『ここにしか咲かない花 』 コブクロ

留学制度のある鳩間島小中学校が舞台になり
後から知ったのですか
この島でコブクロが創った曲がドラマの主題歌

知る人ぞ知る島

鳩間島小中学校の改装備品設置の仕

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ワタシノ足跡〜第四章 坊さんになっちまっただよ!〜

ワタシノ足跡〜第四章 坊さんになっちまっただよ!〜

遺言のように記しておきたいことがある。

激動のインドツアーから日本に帰った。

御礼も兼ねて住職にご挨拶に向かった。

“さあ、いよいよ仕事の独立の準備をしなきゃな‼︎”

心の中ではそう呟いていた。

駐車場に着き車から降りた途端に
御寺の職員さんに住職からの伝言を聞いた。

「駐車場に砂利を引きたいから
 “ユンボ(パワーショベル)に乗って
 整地しといてくれ。

 明日は10トン車のダンプ

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ワタシノ足跡〜第三章 インドからのMessage〜

ワタシノ足跡〜第三章 インドからのMessage〜

遺言のように記しておきたい事がある。

ガンジスにホテルからゆっくり歩いて向かった。

薄暗い夜明け前のベナレスの街

何かが焼けたような臭いや生臭いような
不思議な感じが街を包んでいた

ガンジスに10分ほどで着いた。

もうすでにインド衣装のサリーを纏い沐浴する人々でいっぱいでした

現地ガイドさんから、ふたつだけ注意を案内された。

“ 水辺までの階段が滑りやすいので
気をつけて下さい‼︎ 

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ワタシノ足跡〜第二章 インドからの洗礼〜

ワタシノ足跡〜第二章 インドからの洗礼〜

遺言のように記しておきたい事がある。

そして、私はニューデリー・インディラ・ガンディー国際空港に着いた。

不思議なもので
各国のにおいみたいな空気の香りという物がある

私感ですがインドは
冷たく乾いた生のコンクリートのような
ニオイに感じた。

このインドの旅は基本的には仏跡を巡る旅でした。

先ず、ナーランダの仏跡に到着して
歴史ある建物や石像が最初に眼に映った瞬間、
言葉として発する事は

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ワタシノ足跡 〜第一章 師匠との出逢い〜

ワタシノ足跡 〜第一章 師匠との出逢い〜

遺言のように記しておきたい事がある。

20代後半から5年間ほど
御寺の住職のお付きをしていた事があります。

どのようにして住職と出逢ったか?

様々仕事を経験しましたが
20代後半に就いていた仕事の独立を試みた。

小さな会社で順調に
キャリアを重ねていたが、
ある時に
自分の人生の役目みたいなものを考え出した。

🐕だって飼い主を癒してくれる。
🌻だってひとを癒してくれる。

“ 自分の

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