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多分、わたし、毒親、その親も、そのまたさらに親も、多分、毒親

私は、おそらく毒親です。過干渉&しつけ厳しいタイプ。

子どもたちの自己肯定感はダダ下がり。自信もなく、外に出ると守らない事が沢山ありすぎる(私がマナーやルールを厳しく言い過ぎた)から疲れる。学校も大キライ。不安性で毎日外には行かず家にいるというのが日常です。

これは、私の毒親っぷりが貢献してしまった結果だと思わずにはいられない事態。

けれどもすべてが私のせいだとも思っていなくて、しょうがないよね。と反省はすれども自己否定なしです。

何故なら、私の子育ては、自分が経験してきた事がベースになっています。

つまり、自分の親のやり方が、かなり大きく影響しています。

親が毒親だった。かもしれません。じぁあ親が悪いじゃん!とは思いません。(思っていた時期もあった)

親の親も毒親だった可能性は高い為です。先祖代々受け継がれてきたものであるかもしれません。多分、あります。

さらには、先祖の皆様は大きな戦争を何度も経験しています。生きることだけで必死な時に毒親もクソもありません。

そうして何とか生き残って来て、私は毒親になったのかもしれないのです。

自分の親が毒親だったのかも。と気がつける今は、ある程度、社会が熟してきた成果だと思います。

気がついたからと行って、現時点では何も変わりはしませんが、自分は毒親にならない様に意識するというのは、かなり感動的な進歩だと自分では思っています。

毒親だけど、これ以上酷くならない様に客観的な視点を持つ。これ、実にすごくないですか?と思うのは私だけ?

この視点を持ち出した私達から、世代を超えて、何かが目に見えて変わりだすのは、数世代先のような気がしますが、それでも何かが良くなって行くという希望を持てることは私を救ってくれます。

毒親に育てられてしまった事は、ある意味、不運てす。その代償は実に大きく、私も苦しんできました。しかし、自分と自分の親だけを切り取って、時代の背景を無視して、私の親は毒親だ!と叫ぶ事は、さらに私に憎しみを増大させて苦しむ事になるので、やめました。

不可抗力な不運だった。そして、誰か1人を責められる程、簡単な話じゃない。

それが私が今、一番自分が快適に過ごせる結論です。

そして、親から頂いた良い事もいろいろあり、それはそれで受け継ぎたいなと思っています。

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