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自分のこと、遺伝子検査で答え合わせしてみよう

パーソナルカラー診断とか、骨格診断、流行ってますよね。
診断を受けた人の体験記を見るのが好きなので、タグを辿っていろんな方のnoteを巡回したりしています。

私自身は、自分の外見について理論的には把握していないものの、割と感覚的に自分に適したものを選べるタイプなので、実はこういう診断は未体験。

どちらかというと、知りたいのは自分の内面のこと…。
でも、自分自身を内省するが大の苦手で、就活の時もろくに自己分析していません。
(結果、新卒で入った会社を1年で辞めている。)

それならば、科学的に自分のことを分析してもらおう!ということで、遺伝子検査を受けてみることにしました。

今回使用したのは、GeneLife「Myself2.0」。

最初はユーグレナの遺伝子検査をやろうかなと思っていたのですが、まるっといろんな項目を検査できる分、お値段もお高め…。

Myselfはもうちょっと項目少なめでお手頃だったので、初めての遺伝子検査!ということでこちらを試してみることにしました。

分析結果

検体を提出してから約3週間。
検査完了の通知が届いたので、早速検査結果をチェック。

全部で87項目(プラス、アプリ版でもう2、3項目)あるので、この中から特徴的な結果が出たものを、抜粋して分析してみようと思います。
(引用部分は、全てGeneLifeの検査結果ページから引用しています。)

外向性

外向性とは自身の興味や関心が外部へ向きやすい性質のことを言います。

まずは、シンプルに「外向性」から。
私の結果としては、「高い傾向」にあるようです。自己評価としては、noteのプロフィールにも書いている通り「陽キャ」なので、検査結果とマッチしていると言えるでしょう。

日本人の傾向としては外向性低めなのかな?と思っていましたが、半数以上の人は外向が高いみたいです。それはちょっと意外。

上位1%の陽キャオブ陽キャがどんな人なのか、気になるところです。
(外向性高い人が陽キャなのかは置いといて。)

新奇性探究

新奇性探求とは行動の促進に関わる項目であり、好奇心の強さや衝動性の強さに関連があると考えられています。新奇性探求が高い場合は新しい経験や刺激を好む傾向にあるとされています。

友人から「いつも新しいことしててすごいね!」と言われることがしばしばあり、その度に「そうでもないけどな?」と思っていましたが、遺伝子的にはその傾向はあるみたいです。

というか、よく考えてみたら、そもそも私のnoteの趣旨である「やりたいことリスト100を達成していく」が新奇性探究そのものみたいなところがありますね。

無意識のうちに、自分の傾向に沿ったnote運営ができていてちょっと嬉しい。

自己超越性

自己超越性とは、自分以外の人や物、環境に対する共感性の強さや敏感性と関連のある項目です。たとえば、怪我をしている他人を見かけた際に、本来は自分は痛くないにも関わらず、その痛みを感じやすいかどうか(共感しやすいかどうか)に関係するようです。

自己超越性、確かに低いかもしれません。
職場で、誰かが体調不良だったりする時、同僚は「頭痛いの辛いですよね…私もよくなるんで分かります。」と声をかけているのに、私は「薬飲んで治らなかったら全然帰っていいんで!」と言っちゃう、みたいな。思いやりがない。

誰かが他人を労るのを見て、そんなことを気遣う発想がなかった!と驚くことがよくあります。
私は職場だと管理者的なポジションにいるので、これは意識的に気をつけたいですね。

嫌悪の表情の認識力

私は標準だけど、7割は「高い傾向」なので、相対的には低い…

表情認識力の個人差と遺伝的な傾向に関連があるかどうかの研究が行われ、嫌悪の表情を認識する能力には遺伝的な影響が見られることが明らかにされました。

要は、この認識力が低い人は、「他人の嫌悪の表情に気づけないタイプ」ということ。…なるほど。

私、今までの人生で人間関係に悩んだことが一度もないのですが(あったかもしれないけど忘れた)、これは他人からの嫌悪に気付いていなかったからなのか…。
嫌悪の表情に鈍感なタイプでよかった笑

海馬の大きさ

海馬は脳の中の大脳辺縁系の一部として存在し、短期記憶や空間学習能力に深く関わっています。

ここまでいくつかは「何かが欠落している」というややネガティブな要素だったのですが、これは何だか嬉しい結果です。頭が良さそう(感想がアホ)。

海馬の大きさと記憶力の関連性についてはまだ明らかになっていないとのことですが、「私海馬大きめだから…。」というプラシーボ効果で、資格試験とかに挑んでいきたいです。

人差し指と薬指の長さの比率

女性の方がこの比率は大きくなり(人差し指に対して薬指が短めになる)、男性の方が小さくなる(人差し指に対して薬指が長めになる)傾向があります。この長さの比率は、出生前に受けた男性ホルモンの影響で変化することが知られていますが、遺伝子の影響も受けているようです。

そもそもこんな観点があることを初めて知りました。
確かに、人差し指より薬指の方がちょっと長い!

出生前に男性ホルモンを多く受けたら何なの?って感じでしたが、これに関するいろいろな言説を読んだら、要は「男っぽい傾向がある」らしい。

今の時代、何を以て「男っぽい」とするのかは難しいところですが、何となく、確かに自分は女っぽくはない気がする。

これを裏付けるような検査結果がもう一つ。

女性のモテ度

モテにくい傾向、ってやかましいわ!!

男性と女性ではそれぞれモテやすいタイプが異なっており、男性ではリーダーシップや社会的優位性のあるタイプが、女性では従順で空気を読めるタイプが異性からモテやすい傾向があったとのことです 

※米国の検査結果なので、日本人だと傾向が異なる可能性あり

つまり私は、遺伝子的に「従順で空気を読めるタイプ」ではないらしい…。
何だか色んな結果がここに繋がってきました。

確かに、今までの人生モテてはこなかったな!笑

科学的に裏付けられてしまったのは少々ショックですが…、モテはせずとも「好き♡」と思った人とは付き合えてきたから良しとします。
むしろ、どれだけモテまくっても好きな人に振り向いてもらえなかったら意味ないしね!!(強がり)

まとめ

ということで、遺伝子検査の結果、「なるほど、確かにそうかも!」と思える部分は多々ありましたが、自己評価が検査結果と違うものも全然ありました。

ほとんどの項目は、検査を受けた大多数の人と同じ(=標準)の結果だったので、遺伝子的にはごくごく普通の人間、ということです。

この結果によって、今後の行動が変わる!とか何かの指針になる!ということはない気がしますが、改めて「私は好奇心の強い人間なんだ」と認識することで、より「好奇心の強い人間」の振る舞いができそうです。

「私ネガティブなんだよね…」と悩んでいる人も、「遺伝子的にはポジティブ」という結果が出れば、「私にはポジティブな要素があるんだ!」と前向きな気持ちになるかもしれませんね。

自分という人間を答え合わせするのには面白いツールなので、興味ある人はぜひ試してみてください!

他の人の結果も気になる、じゃがたろでした。

軍資金にします!