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1年3か月の育休を終えて伝えたいこと - ③👶と対峙する時の心得

わがままではなく、あるがままに

松岡修造

前回までの記事で、
自身の「余裕」と「健康」を作り、
育児をするためのコンディションを整えました。

今回は実際に「赤ちゃん👶と対峙する」ときに
気を付けていたこと
ついてお話します。

泣く理由を推測しない

「・・・それってあなたの感想ですよね?」

赤ちゃんが泣いている時、

ミルクをあげたり、
抱っこしたり、
オムツ変えたりして
泣き止むまで対応することがあります。

けれど、この対応が破綻する時期があります。
それは魔の3週目です。

何をやっても泣き止まない…

私の妻も「どうして泣いているの?」と
涙を浮かべながら
赤ちゃんに語りかけていた日がありました。

一方、私にはまったくその感情はありませんでした。
なぜなら、

赤ちゃんが泣く理由は分からないからです。


「オムツを変えて泣き止んだから、
  オムツが不快で泣いていたのね!」

そうとは限りませんよ?

オムツを変えている間、
一緒にいてくれたから
安心したのかもしれません。

答えは赤ちゃんしか知らないです。
でも、当人は喋れないので、伝えようがない。
だから、親は分かりようがない。

したがって、親は出来る事をやって、
それでも泣いていたら、
あきらめて放置するしかないです。

育児などで疲弊している時に推測すると、
一般的にネガティブに考えがちです。

分からないことに時間を費やすのではなく、
自然に泣き止むのを待つのが適切です。

魔の3週目はオムツ交換、授乳のみで、
それでも泣き止まなければ、
放置して思いっきり泣かせていました。

「放置する」という妥協が出来るかどうかが、
今後の育児を左右するといっても
過言ではありません。

他の子と比較しない

「育児の答えは常に子どもの中にある」

ネットで先回りして情報を手に入れ、
育児のリスクを減らすのは
悪いことではありません。

育児グッズ、行政サービスなどの情報は
しっかり手に入れるべきでしょう。

ただし、ある情報については
注意しなければなりません。

それは他の子の育児方法と成長です。

「生後2か月で首が座りました!」
「うちはこの寝かしつけ方法でうまくいきました!」
「離乳食をもぐもぐ食べてくれました!」

育児方法、成長の目安として
参考にするのは否定しません。

重要なのは、うまく行かなかった、
もしくは成長が遅かった時に
「あぁ…うちの子には当てはまらなかったなw」と
妥協できるかです。


「あの子は出来るのに、
  なんでうちの子はできないの?」

そうやって人の子と比較して
自分の子を貶めてしまう方は
多いと思います。

いやぁ…自分の子を貶めようとしたら
いくらでもできるんですよ。

芸能人の子と比較したら
資産は多いし、顔はカワイイし、家も広いし…
勝ち目なんてほぼないです。笑

育児に勝ち負けがあるとしたら、
子どもが社会に出て
自分の好きな事で稼げるようになったら
勝ちだと思っています。

それまでのプロセスで
どんなに成績が低かろうが、
成長が遅かろうがどうでもいいです。

事実、私も小学生までは勉強が嫌いで、
成績は中の下でした。

けれども、中1の時にロボットに興味を持ち、
ロボット技術で貢献したいと思うようになってから
勉強のモチベーションも上がり、
難関の国立大学に進学し、
大手メーカーで好きな事を仕事にしています。

頼る、頼られる人になる

「頼られる人になるのも大事!」

「①余裕を作れ」でも述べましたが、
ヘルプは惜しまないことを
念頭に置いていました。

子育ての中心は親である自分ですが、
過労で倒れてしまっては
元も子もありません。

お互いの両親に何度も来てもらって
育児・家事のヘルプをお願いしました。

他にも家事代行サービスや
一時預かり保育も利用して、
なるべく育児の負担を減らしました。

また、夫婦どちらかが体調不良になっても
育児ができるように、
育児の各タスクを交代で実施しました。

パートナーに頼るのも大事ですが、
あなた自身も頼られる人になるのも大事です。


どちらか一方が何でもできると
もう片方は「任せればいいや~」と思いがちです。

そうなると、一方にタスクが集中して
倒れてしまったら、何もできなくなります。

得意、不得意はあるにせよ、
夫婦どちらも育児と家事は
一通りできるようにしておきましょう!


次回はこれまでの記事を踏まえて、
パパができることをまとめたいと思います。👶👨👩

お忙しい中、ここまで最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました!


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