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50歳オーバーでボランティアする意味⑦ 意味の残り2つ目

今回ボランティア活動に参加して感じた意味の残り2つです。これは決して高尚な事をしたからという上から目線ではなく、セカンドキャリア、セカンドライフ

を考えられる世代の方にも通じる事があると思い表出しています。

・フラットな人間関係性の意味 人をフラットに見れるとは
・人が動く時の意味  人は理で動く

キャンプでは「キャンプ名」でお互いを呼び合います。そこに年齢や性別は関係ありません。ましてや社会的な地位なんてのも全く関係ありません。

私は「カゲヤン!」と呼ばれていました。30歳下の人達に呼ばれて、そしていわゆるタメ語です。呼ばれる度に解脱する感覚を覚えました。笑

会話もフラットです。敬語もほぼほぼありません。この違和感を受け入れていくうちになんだか、最近あまり感じなかった感覚になります。

14日間のボランティアのキャンプを最後まで成功に導くのはチームワークしかありません。今回この本番を迎えるまで幾度もミーティングを重ねました。

しかも誰も経験した事の無いコロナ禍の中です。参加者からスタッフから感染者を出さないためには。クラスターを起こしてしまったら。。。。。。。

本当に大変だったと思います。ミーティングの中では、真剣に中止にした方が良いと強く言われる人もいました。

こんな時に前に進むのか、後ろに下がるのか。判断が大切です。

でもこのHALは前に進む事を選択したのです。これもこの活動に参加して私自身が学んだ事です。これが企業ならば中止だと思います。なぜなら感染者を出して

しまったら、社会的に排除される、利益減少、雇用を守れない。。。でもボランティア活動はそれ以上に参加者の期待、その親御さんの開催の期待を担っている

のです。1年以上前からこの北海道キャンプを待ちわびいている。そのために1年間頑張ってきた参加者と親御さんがそこには居るのです。

やらない後悔よりもやってみて後悔することの方が得るものは多くあり失敗する事を恐れてやらないよりかは、最大の準備と最大の注意を払って、不安ではなく

恐れを抱きながら進む事の大切さを私も、今回この活動に参加された方はボランティア活動から学んだのではないでしょうか。

これは50歳オーバーの人にも言えています。特に企業、組織に属している50歳オーバーの方達は普段どれだけ、

今の帰属している組織から、考え方から離れたところに身を置いて考える時間を取れているでしょうか。人生100年時代と言われている中で、

実際に90歳まで生きてしまうこの時代に55歳役職定年。60歳定年。65歳雇用延長を見据えた時に、

どれだけその膨大な時間を費やす事に準備出来ている人はいるでしょうか。

これが本当に意外に私の周り、別の方の周りを見てもほぼいません。だから最近私は会社の人達と飲んだり、

話したりする機会をコロナ禍に加えて、気づくと減っているのだと思います。この前も定年した元上司と会った際も、これから上がる会社の株の話を熱心にして

もらいました。私が株を買う前提ですが、私は全く株をやりません。

その翌日株価が大きく下がって、落ち込んでいました。株価で一喜一憂して時間を過ごしたく無い。ここに私が株をやらない理由があります。

株価の上がり下がりを一喜一憂にしている人の趣味を批判するつもりも、株を買うのを楽しみにしている人の趣味も批判する気は無いです。

ただ私の興味のある世界とは違うだけの事です。私が2018年からスタートさせたパラレルキャリアを考えた上での行動は、

途中でいくつものコミュニティを持つことだったんだと気づきました。コミュニティを持つ時に大切なのは、

この「フラットな関係性」です。会社での地位、自分の実績、成果、、、、どれも必要無いのです。むしろ邪魔をします。

「キャンプ名」があって、フラットな会話が有ればコミュニティの中に入っていけるのです。

次回へつづく

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