手帳の使い方。私のケース④皆さんはどうしていますか?スマホでスケジュール管理だけでは勿体ない、勿体ない。キャリアコンサルタントが見たメタ認知のお知らせ。
今の時代を5年後に振り返っている時、私も皆さんもどんな感想を持っているでしょうか。意味もなく冷凍食品を買っていた事。カップラーメンを買い溜めし
ていた事。トイレットペーパー持ってレジ前で濃厚接触していた事。笑いながら反省しているでしょうか。ちなみに私は一切やっていませんが。
今電車に乗っている私もそうです。時差通勤を皆んながするから、そこそこ電車が混んでいます。二次的濃厚接触です。中途半端なんです。スパッと在宅勤務に
して、14日間のバカンスを決め込めばいいだけです。会社は潔ぎ悪いのです。という事を手帳に書いて2025年に振り返っているでしょうか。新型コロナウィル
スで世界が一変した今感じた事を皆さんはどう思い返すことが出来ますか?
2011年から私は今まで使っていた手帳を変えて、NOLTYのレフティタイプに変
えました。③でお伝えした右欄ページを4行日記で書く事にしたのです。この方式に変えて9年目になります。手帳をスケジュールだけの使い方で終わるのでは
なく、その時感じた事、考えた事、憤った事。大変な事故、大変な事件を書き続けていました。
2011年の手帳の1番最初のページに以下の事を書いています。
「生命の他に2つのプレゼント それは
“活発に意識を高めて生きる能力“
“人生の一瞬、一瞬を心穏やかに感謝の念を持って味わう能力だ“
アンデスの奇跡より
2011年の手帳ですから3月11日の大震災の事に感化されてこう書いたのだと思います。
本当にあまりにも衝撃的過ぎる光景がTVを観ていると映像で流されました。
衝撃的というよりショックでした。人間の生活の営みがあまりにも簡単に津波で流されていく、そこにあった暮らし、歴史が簡単に綺麗サッパリに瓦礫に
されて更地にされていく。「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」この言葉がずっと私の頭の中にリピートされていました。
その中でアンデスの奇跡の言葉を書いた時の気持ちはなんだったのでしょうか。アンデスの奇跡は航空機事故から生還したウルグアイの名門チームであった
ラグビー選手を中心とした16人が生還した奇跡の中で紹介される言葉です。映画にもなっています。
2011年3月11日以降。この時生きる意味、意義、生かされる意味と意義を多く考えさせられだのだと思います。
なんのために生かされているのか。
「生きる」においては人は能動的ではないのだと思っています。
「生かされている」の言葉の通り受け身的で有ると思っているからです。
生きる時間の長さは選べないですし、それを伸ばす事は全ての人達において
可能ではないからです。“活発に意識を高めて生きる能力“は生き残った事で
生命の他にプレゼントがあるとしたら。意識を高めて生きる能力が備わった
事だと言っているのです。同じ生きているのならば、意識を高めて生きる能力の大切さを改めて知ったと。
“人生の一瞬、一瞬を心穏やかに感謝の念を持って味わう能力だ“
漠然として生きていると、ただただ時間が過ぎていくのに対して、感謝の念を持って味わう力を生き残る事によって、人生を味わう事が出来ると。
その力をプレゼントされたと回想しているのです。
しかも心穏やかにして一瞬、一瞬を味わう。。。とても今思い返しても。再認識されます。2011年の手帳にこの事を書いて、
2020年の3月31日のこの日本が今、新型コロナウィルスで大騒ぎしている時の通勤電車でこれを書いています。そして昨日志村けんさんがご逝去されました。
また5年後、あの時代はなんだったのかと思う時があるのでしょうか。
次回へつづく。
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