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皆さんこんにちは、あかりです。今回はちゃんとネタを用意してきました。


先日、私は中世自主ゼミで京都へ二泊三日の旅行に行きました。自主ゼミとは日本文学科内の活動の一つで、授業とは別に学生が自主的に行う勉強会のことです。私が所属する中世自主ゼミは、日本文学の中でも鎌倉時代から安土桃山時代に成立した文学作品を対象にしています。京都は高校の修学旅行以来で、前日から浮かれっぱなしでした。


京都では沢山のお寺や神社を訪れましたが、行った場所を全部一つ一つ書くとこのブログがあまりにも長くなってしまうので、ここでは今回観光した場所で私が特に楽しかった清水寺と仁和寺についてのみお話させていただきます。


京都旅行の定番中の定番ともいえる清水寺ですが、実は私、まともに観光するのが今回が初めてでした。門の辺りまでしか行ったことがなかったので、待ち遠しすぎて旅行の一週間くらい前から脳の半分が清水寺に支配されていました。誇張ではありません、ガチです。ノンフィクションです。何かイベントがあると果てしなく舞い上がるのタイプなのです。


さて、清水寺に話を戻しますね。清水寺へ行った日は曇り空で空気も冷たく、天気はあまりよくありませんでしたが、清水の舞台や音羽の滝などの名所を訪れることができたので大満足でした。清水の舞台は平日にもかかわらず、大勢の人でごった返していました。舞台のすぐ下をのぞき込むと、音羽の滝とそこ群がる観光客が少し大きめのジオラマくらいのサイズに見えました。逆に清水の舞台から下りて地上から見上げると、舞台が何本もの柱に支えられている姿が露わになり、同じ清水寺の中でありながら、高さや角度によってさまざまな景色を楽しむことができ、それぞれ違った面白さがありました。ただ、毎日部屋に引きこもっているせいか、階段の上り下りが少し大変でした。


こんな感じで初めての清水寺はとっても楽しかったのですが、一番脳裏に焼き付いたものは本殿でも、清水の舞台でも、音羽の滝でもありませんでした。


正門近くにあったこの謎のこけしです。ちなみに木製ではなくバルーンを膨らませたもののようでした。


このこけし、実はただのこけしではなく時折「オナカスイタ…」と妙に耳に残る言い方でつぶやくのです。この虚空を見つめた瞳で、出てくるワードが「お腹空いた」。はっきり言って怖かったです。ホラーゲームだったら間違いなく何かが始まっていたでしょう。清水寺に行ったのが昼頃で良かった…。色々とインパクトが強すぎて清水寺と全く関係ない巨大こけしが最も忘れがたいものになってしまいました。


仁和寺も、清水寺に負けず劣らず大きなお寺でした。仁和寺は瓦に一つ一つ「仁和寺」とお寺の名前が小さく書かれていて、同じように名前が刻まれていたのは今回行った場所の中では他に建仁寺だけでした。



仁和寺の金堂では、お坊さんに金堂の裏側を見せていただきました。金堂の裏側には不動明王をはじめとした五大明王の壁画があり、それぞれどの仏様が変身した姿なのかなどの説明を聞きながらじっくり鑑賞できました。


仁和寺は将棋の竜王戦の対局が行われた場所でもあり、敷地内にあるカフェでは竜王戦で出されたお茶とお菓子をいただきました。学生にとってはかなり贅沢なおやつでしたが、とても美味しかったです。特に抹茶が美味しかったので、もし今後仁和寺に行く機会がありましたら是非立ち寄ってほしいと思います。


さて、今回はこの辺で終わりたいと思います。京都が楽しすぎて他にも話したいことが沢山あるのですが、最初に言った通り長くなりすぎるので断念します。何より日文のくせにボキャブラリーが過疎化しているので、書きたくてもいい表現が見つからない気がします。そんな訳で所々、変な日本語になっているかもしれませんが、広い心で受け止めてくれると嬉しいです。誤字なども一応チェックしたつもりですが、多分言いたいことは伝わるはずなのでもし見つけてもスルーしてください。最後に京都旅行最高でした。それでは、また。