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こんにちは!お久しぶりです。ましろです。


この間、紅葉を見に九品仏浄真寺に行って来ました。やっと紅葉を見られて気分は上々です。

この「九品仏」ですが、名前の通り仏が9種類いらっしゃいます。私はこのお寺を大学の授業で知りました。日本文化史2といって仏像を扱う授業です。(年度により授業が違うこともあります。)

仏像について知れて、先生の話し方に癒されるのでおススメです。

人は生前の行いによって9つにわけられます。そしてそれぞれに仏がいらっしゃいます。この9種類を同時に見られることは中々ないです。行くときにはポーズが違うことに注目してくださいね。




そして、今回は、私がハマっている漫画『葬送のフリーレン』を紹介したいと思います。


これはもう全人類に読んで欲しい漫画です。独特でクセになるテンポで話が進み、キャラが魅力的で、考えさせられつつも、ほっこりして元気づけられる漫画です。話やキャラがめちゃくちゃ良いので言いたいのですが、ネタバレになってはいけないので、ここがすごい!びっくりした!というところを構成を中心に紹介します。


この話は魔王を倒した勇者たちの後日譚です。主人公は勇者パーティーの1員のエルフです。会話やちょっとした回想から魔王率いる魔族たちとの闘いとその道中が明らかになっていきます。普通はいかにして魔王を倒すかが描かれると思うので、倒した後の世界というのは新しいパターンでびっくりしました。

この作品は漫画ですが、私は小説を読んでいる気持ちになります。主人公は長寿のエルフで人と比べて時間感覚が乏しいです。そのためか魔王を倒した後の50年間の描写は1ページ半しかないんです!けれど、文字のない1ページ半に描かれている絵のコマを見ると、人助けをしたり、鉱石を発見したり、ドジなことをしていたりと主人公の様子がわかります。こんな風に文字を使わず、絵で時間経過が表現されることがよくあります。また、話が淡々と進みます。例えば、バトル漫画だと敵と闘うときに効果音や効果線が使われて何冊も使って描写することがありますよね。けれど、この物語では少ないときだと1コマの絵だけで表現されます。絵だけで話を理解するのが小説の文章を読む感覚と似ているように思います。独特なテンポで進むことでエルフである主人公の時間感覚、たわいない日常を表しているようにも感じます。


ストーリーとキャラのことも少し言っちゃうと、人間の特性、魔族の特性、エルフの特性などが描かれ、それぞれの種族の強さと弱さが描かれます。種族はもちろん個人にも特性があり、そこに強さの根源があります。根源を知ると登場人物が好きになります。もちろんどのキャラもとっても魅力的なのですが、1番を選べと言われたらやはり勇者ヒンメルです。登場するたびにかっこよさが増していくなんてことがあっていいんでしょうか。かっこよさを事細かに説明したい!エピソードを語りたい!でもネタバレはできない。どうすればいいんでしょう…。

ナルシストで勇者が勇者で泣きぼくろが素敵で愛情深いことだけ伝えておきます。魅力を知ってもらうには読んでもらうしかないです。みなさんぜひ読んでください。


『葬送のフリーレン』は、全ての回が神回で伏線があって何度も読み返したくなります。

このブログを見て、読んでみようかなと思っていただけたら嬉しいです。

ちなみに現在アニメも放送中です。とっても素敵なので、こちらもぜひ見てください。


以上、ましろでした。

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