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否定はできるけど、反論ができない

ここ2日間ほど、好きな書籍を読んで無理やり反対意見を述べるということをnoteで投稿してきましたが、なかなか難しいですね。

共感したり、役に立つ考え方が載っているからその書籍を読んでいるわけで、あえて反対の立場をとって反論するのは、不自然だしなぜ反対なのかを考えるのに時間がかかります。
また、あえてそれを人に読んでもらうほどのものでもないと感じました。

そもそも、自分の意見を持つことができていない状態でした。
反論というよりも否定に近いのではないでしょうか。
否定は比較的簡単にできます。できない理由や納得いかない理由を探すだけです。
仕事をしていても評論家と呼ばれる人が発生しやすいのはこういった事情もあると思います。

そもそも、反論をするためには、自分の意見が必要です。
◯◯については、こう考えています。
理由は◇◇だからです。
ということがセットになって反論になります。

自分が共感していることに対して反論するには、別の視点から考える力とか、それを納得させる理由づけが必要です。
それを一から無理やり考えると、とってつけたような理由になって不自然になります。

ただ、ここまで書いてみて思ったのは、だからこそ反論がトレーニングになるのでは?ということです。普段とは違う視点で考えることで新たなことに気がついたり、自信がないことでもちゃんと考えた上で自分の意見としてアウトプットしてみる勇気に繋がったりするのではないでしょうか。

反論することがトレーニングになるというよりは、自分が自然と選ぶ結論とは逆のポジションを取ることが頭のトレーニングになるのでしょう。
なので、明日からはまた、トレーニングをしていこうと思います。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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