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サメの保全

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サメとエイの4分の1に絶滅のおそれがあります。なぜそうなってしまったのか。サメに関する記事をまとめました。
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2020年2月の記事一覧

シンポジウム「サメの世界を知る―絶滅のおそれのあるサメ」記録集

シンポジウム「サメの世界を知る―絶滅のおそれのあるサメ」記録集

 ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物種の国際取引に関する条約、CITES)では、条約の対象となる種を、附属書にリストアップしています。その中にはサメも含まれますが、日本は「絶滅のおそれがあるとの科学的情報が不足していること、地域漁業管理機関が適切に管理すべきこと等から留保を付した」としています。留保とは条約の手続きを経て、指定した種の取引に関しては締約国ではないと扱われます。
 ワシント

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サメシンポジウム「香港でのフカヒレ取引と規制」

1人当たりの水産物の消費が突出して多い香港。しかし「持続可能な水産物」に向けての官民挙げての活動が功を奏し、フカヒレの需要が減少していったことを、社会調査で明らかにしました。2019年9月13日の野生生物保全論研究会主催のシンポジウムの収録。