初めてのメンツでカラオケに行った時に入れる曲
FM局 J-WAVEによる大学生・専門学生コミュニティ「WACODES」。
WACODESメンバーがシチュエーションに合わせて選曲し、プレイリストを作るこの企画。音楽やカルチャーが好きなWACODESの選んだ音楽が、日常の名もなき瞬間を彩ります。
今回のシチュエーションは「初めてのメンツでカラオケに行った時に入れる曲」。
シチュエーションに合わせたエッセイとWACODESによる選曲理由を合わせてご紹介します。
＜プレイリスト＞
＜一曲目の呪縛＞
あなたは、カラオケに行ったとき、ためらいなく一曲目を歌えますか？
カラオケでオープニングアクトとなるには、幾多の壁を越えなければなりません。
その日のメンツを見て、どういう時代のどういう雰囲気の曲がいいのかを見極めなければならず、ドリンクオーダー制の場合は熱唱している姿を店員さんに見られるのに耐えなければなりません。
当然一曲目は一番注目が集まりますから、その一音目を外してはいけない、という緊張感も尋常ではない。
「誰から歌う？」と皆がお互いを見回すのも納得です。そして、たまたま座った席の目の前に置かれたデンモクを、さりげなく横にずらすのです。
このように書き始めると「カラオケとは何て憂鬱な場所なんだ」という話になりかねませんが、これらのハードルを一旦乗り越えさえすれば、場の空気がほぐれはじめてカラオケ本来の魅力が出てくるわけです。
他の人が自分の好きな曲を歌ってくれた時の喜び、「この曲みんな知ってるかな…」と不安になりながら予約した曲が意外と知られていて、口ずさんでくれた時の高揚感は何物にも変えがたい。
私は、歌い始めたものの途中で節回しがわからなくなってしまった人を他の誰かが手助けする瞬間が好きです。人類の可能性を感じます。
さて、今回はカラオケの愉しさにたどり着くまでの道をスムーズにするためのプレイリストをご用意しました。あの初っ端のおぎこちない空気を打破する英雄への道が、今開かれます。
〈題名〉
書いた人：モンブラン13世
コメント：玉置浩二「田園」ラストのシャウトをどこまでやるか、メンツによって調節しています。
〈選曲理由〉
・琥珀色の街、上海蟹の朝/くるり
いきなりハイテンションな楽曲よりもシティポップが良い！！長い夜（オケオールとか）の始まりに歌いたい
by かっか
・踊り子/Vaundy
ほとんどの人が知ってる曲かつ、派手さがないしメロディーも歌いやすい感じだからみんなで歌えそう。
by きゃべつ
・Butter/BTS
みんなが合いの手しやすいから！
by 琥珀
・ray/BUMP OF CHICKEN
同世代の人たちと分かり合える曲といったら、自分の中ではこれ。
by モンブラン13世
・風立ちぬ/松田聖子
70～80年代の歌謡曲ばかり歌うことになると思います（これだから、カラオケに誘ってもらえないのでしょうね～。はぁ⁉）
by いつもリュックに夢いっぱい
・炎と森のカーニバル/SEKAI NO OWARI
歌いやすいだけでなく、音が高いところもあってウォーミングアップになる
by 銀メダル
・SUN/星野源
そんなに歌い上げもせず、普通な感じで歌えるから
by ユーカリ
・恋/星野源
大体みんな知ってるから「その曲知らないんだけど…」という気まずい空気にならない！ノリがいい人はサビで恋ダンスもしてくれる(はず)。
by いたみー
〈#WACODES の #プレイリスト 〉
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？