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一人でできる面接対策 本番直前のポイント1

皆さん、こんにちは。

今週末筆記試験、そして翌週以降各地で面接試験が始まります。
この本場直前に何をすればいいのか、何が効果的なのでしょうか。
今日は本番直前のポイントについてお話します。

【本番の目標を立てる】
直前ですから、ロールプレイをやる時間もないと思います。
本番での目標を具体的に立ててみてはいかがですか?
その具体的内容は細かい技法、テクニックではなく、意識すればすぐできることがいいと思います。

技法、テクニックはある意味、体で覚えているものですから、直前に目標を立てたからといって必ずしもうまくいくわけではありません。
逆に自分が立てた目標に縛られて本場で萎縮したり、緊張する原因になりかねません。

それよりは、大局的な、ふと忘れてしまうことのほうが、本番での意識付けになり、また自分でも、「よし、うまくいっている!」と、効果が実感できて、とても前向きになります。

【ゆっくり話す】
例えば、「ゆっくり話す」はどうでしょう。

普段から話すのが遅い方は必要ないですが、一般的に緊張すると人は早口になります。面接試験ではたくさん話せばポイントになるわけではありません。早口は面接試験ではあまりプラス面がなさそうです。

【早口のデメリット】
・せっかちな印象。
・焦っている。
・滑舌が悪くなり何を言っているのかよくわからない。
・クライアントと波長が合わない

【ゆっくり話すメリット】
・落ち着いている
・安心感がある
・自信がある
・包容力がある
・聞き取りやすい

【大きな声で話す】
次に、「大きな声で話す」はどうでしょう。
大きな声といっても、叫んだりすることではありません。
いつもより大きな声を出すということです。
緊張すると声が小さくなります。勿論普段から声が大きいと言われる方は必要ありません。

【大きな声で話すメリット】
・コンサルタントの話がクライアントにはっきりと伝わる。
・聞き取りやすい。
・安心感がある
・自信がある

【面接の基本】
話し方の基本は、大きな声で、ゆっくり話す、です。
皆さん、今までやった仲間のロールプレイを思い出してみてください。
とてもいいと思った方とそうでない方の大きな違いは何ですか?
話の構成、技法などもあるでしょうが、いいと思った方はこの二つ(大きな声で、ゆっくり話す)ができていた方ではありませんか?

カウンセリングは、言語、非言語によるコミュニケーションです。

まさにその言語がクライアントにわかりやすく届くかどうかは話し方の基本にかかっていると言えます。
当たり前過ぎることですが、今日お伝えした話し方の基本は残りわずかの今、本番の面接は当然ですが、要点をまとめたノートなどを読むときにも意識してみてください。

ロールプレイを思い出しいろんなセリフを口ずさんでみるとき、話し方の基本を強く意識するととてもいい本番の練習になります。

その他、話し方の基本以外にはいくつかあります。

【座る姿勢】
座る姿勢も意識してほしいところです。
・姿勢は少し前かがみ
・椅子に浅く座る

ご自身で本番の目標を考えてみてください。
目標のポイントは否定ではなく、肯定形のことばにすることです。

本番の目標をたてて自信をつけて面接に臨みましょう!


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