見出し画像

困った時の一言! キャリアコンサルタント試験面接対策

【称賛技法のおさらい】

面接で称賛のチャンスはあっても1回です。
チャンスがあれば必ずゲットしましょう。

称賛する場面で、「ああ、そうですか」と応えるだけではいけません。

「称賛する場面とわかっていたけれどことばが出なかった」ということは多いと思います。

【称賛ができない理由】
・称賛する、称賛されることに慣れていない。
・照れ臭い。
・とっさのことでことばがでない、など。

【称賛上手?】
私の知人に褒め上手な人がいます。
とても礼儀正しい人で、いろんなことを褒めてくれます。
ちょっと言い過ぎと思うことはありますが、でも嫌な気持ちにはなりません。

褒められて嫌な気持ちはしないのですから、称賛するなら堂々と褒めましょう。
クライエントの話を聞いて、称賛するチャンスがあれば、すぐに称賛できるよう準備、練習をしてみてください。


【称賛上達法】
いろんな方法があります。
・普段の会話で称賛のチャンスがあれば称賛する。
・テレビを見て称賛のチャンスがあれば称賛する。

テレビやスマホ動画で練習するというのはオススメです。
小声でつぶやく程度でしたら電車の中でもできます。
画面の相手に応えるように練習すれば、称賛に限らずカウンセリング全般の対策になります。
これなら一人でロールプレイの練習ができますね。

【称賛の注意点】
クライアントの話、行動などを挙げ称賛します。
コンサルタントの感想を述べるのではありませんので、気をつけてください。

【困ったときの一言】
「質問により状況を確認し問題を把握する」段階では、クライエントにいろんな質問をしていきます。

質問のすべてが的を射ていればいいですがなかなかそうはいかないこともあります。

コンサルタントの意図がうまく伝わらなかったり。
クライエントが答えにくい質問をして怒らせたり。
思いもしなかった答えが返ってきて何と答えようか困ってしまったり。
最悪の場合はことばがまったく出なくなり立ち往生してしまったり。


クライエントに言われて困る一言を3つ紹介しましょう。

①それがわからないからここに来ているんですよ。
②じゃあ、先生はどう思うのですか、教えてください。
③そんな質問答えられません。

さて、本場でクライエントに言われて、咄嗟に気の利いた答えができますか?
やはり、いろんなケースを考えておけば安心です。

【①回答例】
「そこがわからないのですよね。失礼しました。では違う角度から考えてみたいと思います。」
クライエントが気分を害したり、怒ってしまったときは、変に取り繕うことはしないでください。
そんな時は、「失礼しました」と言うのがいいと思います。


【②回答例】
「うーん、なかなか難しいですね。ではもう少し全体を把握してから考えてみるでいいでしょうか」
ここは、まともに答えないことです。
うまくかわす場面です。

【③回答例】
「それは失礼しました。お話しし難いことは、お答えいただかなくても結構ですよ」

クライエントは怒っているのですから次のような応答はまずいです。

「どうして答えられないのですか」
「大事な質問なので、もう一度考えてみてください」

クライエントが気分を害したときは、当然ですがより丁寧に話す必要があります。

面接での重要なポイントはクライエントとの信頼関係です。
信頼関係を築くよう面接を進めたか
信頼関係を構築できたか、できなかったか

称賛、質問など一つひとつを押さえていく流れが信頼関係へと繋がります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?