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傾聴は簡単受容から! キャリアコンサルタント試験面接対策

ロールプレイ冒頭の導入段階が終わると始まるのが傾聴段階です。

傾聴段階で必須の基本スキルについてお話します。

【傾聴基本スキル】

「うなづき」と「あいづち」


「うなずき」や「はい」「えー」のような「あいづち」は、クライエントの話の流れを妨げず、クライエントを尊重し、注意深く話を聞いていく受容的態度を示します。


簡単受容はクライエントに対する眼差し、応答のアクセント、身ぶりなど、カウンセラーの非言語的表現が加えられることで、カウンセリングすべての場面で活用出来ます。

【うなずき】

傾聴のスキルの1つで、相手の話にうなずくことです。

うなずくことで、クライアントに「あなたの話を聞いてますよ」というメッセージを送ることになります。

クライアントの話すテンポに合わせてうなずきます。

そうすることで、クライアントに「このコンサルタントは私の話を聞いてくれている」と安心感を与えます。

相手の話を聞いていないと、話に合わせてうなずくことはできませんので、自ずとしっかり相手の話を聴くことにつながります。

【あいづち】

傾聴のスキルの1つで、クライアントの話に相槌をうつことです。

「はい」「ええ」「うん」「そうですね」など、あいづちのうち方はいろいろあります。

あいづちによって、相手の話や気持ちを受けとめることになります。

相手は「自分の話を聞いてもらっているな」「話をしていいんだな」といった気持ちになります。

うなずきやあいづちは簡単受容とも言われます。


【面接時間は15分】

たった15分間で相談はどこまで進むでしょうか?

ほとんどの方が、場面設定、導入段階、傾聴、主訴の確認までで15分間の大部分を費やすのではないでしょうか。

そうすると15分間で重要になる技法は傾聴の基本技法ということになります。

本日お話した簡単受容「うなずき」と「あいづち」は、傾聴技法の基本の基本です。


この簡単受容「うなずき」と「あいづち」は簡単と書かれていますが、違和感なく面接で発揮するにはコツがあります。

簡単受容「うなずき」と「あいづち」とセットでマスターしたい傾聴基本スキルがあります。

次回傾聴の基本技法を会話例を挙げて紹介します。

※一人で学べる面接対策教材(キャリアカウンセリング導入から終結までのすべての対話例に、詳細な技法、解説、困った時の一言を収録)こちらの記事もご覧ください。


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