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実録!僕が介護職を辞めるまで!その④

 さて、今回で僕が介護職を辞めるまでのシリーズは4回目になります。

 最初に受かった介護施設でなんとか試行錯誤をしながら3年くらい働いていましたが、突然、転勤を言い渡されました。どうやら断ることもできたそうですが、僕も散々職場に迷惑をかけた後ろめたさもありますし、新しい挑戦と思い、転勤を受け入れることにしましたが、これが後の苦難の始まりになりました。

 新設したばかりの施設なので、まだご利用者様がおらず、もっぱら営業開始前の準備でした。数か月は良かったのですが、ご利用者様が来られ、施設が稼働し始めると、自分のパニック症状が悪い方向に行ってしまいます。

 以前の施設では、パニックになったり、疲れの為に会議での居眠りはある程度は見逃してくれましたが、新しい施設では自分の症状があまり理解されず、三ヶ月で、あっけなく自主退職に追い込まれてしまいました。

 この時の僕は「介護福祉士の資格もあるし、介護業界は求人も多いから、すぐに次の職場が決まるだろう!」と思っていましたが、甘かったです。転職活動を始めてからやっと1年かけて前の職場の介護職のパートになりました。

 本当は、この1年間に仕事が決まらなかったわけでなく、正社員雇用につながるパートや派遣も決まっていたのですが、短期で駄目になってしましまいました。やはりASDの悪い症状が仕事に影響を及ぼすようになるのです。

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