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【下剋上球児】いよいよ最終回!甲子園まで、あと0日!!

ドラマ「下剋上球児」(TBS系・日曜夜9時)の越山高校(モデルは実在の三重県立白山高校)野球部員たちが甲子園に出場するまで決勝戦を残すのみとなりました。
 
三重県大会ではいつも初戦負け、おまけに部員が一人となってしまった廃部寸前の野球部が夢の大舞台へ――その彼ら(俳優たちも本気でプレーしている)の姿を最後まで見届けてやっていただきたい、そう思って、ここに記します。

逆転サヨナラ打で視聴率も回復

「下剋上球児」は、第1話こそ視聴率が10.8%と好調なすべり出しでしたが、第2話は10.7%、第3話は9.2%、第4話は8.0%と下降ぎみでした。(*)
 
そうやって低調になってしまった理由は、なんとなく分かるような気がします。
 
第2話の最後になって、山住先生(黒木華)の粘り強い説得で、ようやく野球部の監督を引き受けた南雲先生(鈴木亮平)が、なんと教員免許を取得していない、つまり偽教師だったということが自身の告白によって明るみに出され、観ているこちらも、ええっ!? それは無理筋だろうと、ちょっと白けてしまったことはたしかです。
 
でも、第5話は10.1%と持ち直し、第6話は9.3%、第7話は8.6%と、またもや下降線かと思いきや、第8話は9.9%にアップ、そして第9話=青葉高校(監督役は松平健)との準決勝戦で9回裏に逆転サヨナラ勝利をあげて10.1%と、越山高校野球部の奇跡の躍進とともに視聴率も回復し、第10話(最終回)の赤マル急上昇への期待につなげたのです。(*)
 
(*)以上、視聴率はすべて「世帯視聴率」、関東地区のビデオリサーチ調べ。

プロ野球・陸上の名選手たちがカメオ出演、さて最終回は?


(↑)「下剋上球児」第9話にカメオ出演し名解説を披露した楽天の田中将大投手(手前)と
実況の南波雅俊TBSアナウンサー

また、SNSで話題になったのは、元プロ野球選手の鳥谷敬さん、川崎宗則さん、陸上十種競技の元日本チャンピオン武井壮さんがサプライズで登場したことに加え、第9話には日米通算200勝を目前にした現役の田中将大投手(楽天*)が韓ドラお得意のカメオ出演し、ドラマに花を添えたことでした。

(楽天*)田中将大投手が出演した第9話が放送される少し前に、同じ楽天の安楽智大投手が後輩選手たちに数々の陰湿ないじめ=パワハラを行なっていたことが発覚し、事実上の退団処分となったが、田中投手にも問題が飛び火した。安楽投手のパワハラ行為を目撃しながら制止するどころか看過していたと田中投手は現在も批判されており、せっかくのカメオ出演を台無しにしてしまったきらいがある。

(多数のメディア報道より要約)

――最終回の第10話には、今季まで巨人でヘッドコーチなどをつとめ、「下剋上球児」を第1話から観ていたという元木大介さんが、三重県大会決勝の対戦チーム、伊賀商業高校の監督役で出演と予告されたので、その演技(?)が今から大いに楽しみです。


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