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続 対になる視点
2024年2月15日に「対になる視点」を掲載した。当時は紙と電子媒体における情報伝達の利便性とセキュリティに関して対になる視点で検討した話題提供であった。今回はスポーツにおける勝敗と試合の内容に関して、対になる視点で検討したものである。スポーツの競技の世界では、基本的に勝敗が対になっている。選手や観客、プロチームの場合では特に勝敗にこだわり、勝敗が重要視される。
大学教員の立場では、体育会のクラブ活動での戦績がスポーツ競技の勝敗と密接に関わりがある。所属リーグで1部に所属するか、それ以外に所属するかでは、戦績やステイタスが大きく違う。戦績にこだわることも、競技の世界ではもちろん重要であるが、併せて試合の内容にも注目してほしい。
勝敗と試合の内容の対になる組み合わせは、以下の4パターンとなる。
①勝った上に内容も良かった → 最高
②勝ったけど内容は悪かった → 価値観により判断が分かれる
③負けたけど内容は良かった → 価値観により判断が分かれる
④負けた上に内容も悪かった → 最悪
基本的に①を目指し、普段から練習を積んで精進している。④は避けたいところであるが、周到な準備をして臨んだとしても、勝負の世界なので一定の確率で起こり得る。ある意味、仕方がないと割り切れるかも知れない。注意すべきは②と③であり、できれば②は避けたく、③の方が好ましく思う。なぜなら、②は注意すべき状況であり、場合によっては基礎から見直す必要がある。一方、③は今後につながる内容と解され、大変期待できる。
世の中のあらゆる事に対して、1つの視点のみではなく、異なる別の視点を加えた複眼的な視点で捉えることによって、より本質に近づいた理解できるようになる。常に冷静に複数の視点で捉える事を習慣にしたい。
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