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新型コロナウイルス感染症は『ウイルス性の風邪の一種』で、症状は『季節性インフルエンザと判別できない』と厚生労働省が言っています。

これは、2020年2月17日に厚生労働省が作成し、広く国民に配布したPDF文書です。

新型コロナウイルス感染症とは、
『ウイルス性の風邪の一種です』
ーーと、文書の冒頭に、はっきり書いてあります。

『重症化すると肺炎となり、死亡例も確認されているので注意しましょう』
『特にご高齢の方や基礎疾患のある方は重症化しやすい可能性が考えられます』

まさに、一般的な風邪に対する注意喚起と、何ら違いはありません。

日常生活で気を付けることとして、
① 手洗い・手指消毒の励行
発症したひとはマスク着用・咳エチケットの励行
③ 持病のある方、高齢者は、できるだけ人混み多い場所を避ける(密の回避)
と、なっています。
 
世の中はいま、いわゆる「新しい生活様式」の習慣化を促すことに躍起ですが、上述した①②③は、まさに、いわゆる「新しい生活様式」とされているものそのもので、実際は、何も特に新しいことではありません。
すなわち、私たちは大昔から経験的に(まるで現在あえて取って付けたかのような)、いわゆる「新しい生活様式」を、ずっと実践しているのです。

さらに、最近になって厚生労働省から発表された
『次のインフルエンザ流行に備えた体制整備』の中で、
『季節性インフルエンザとCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)を臨床的に鑑別することは困難』
ーーと、びっくりするようなが事柄が書かれています。

『ウイルス性の風邪の一種』である新型コロナウイルス感染症は、いざ発症すると『季節性インフルエンザと臨床的に鑑別することは困難』なのです。他でもない厚生労働省が、そのように説明しているのです。

これはもう、何をか言わんや。
新型コロナウイルス感染症について、その名前のような仰々しい扱いをするのを一切やめ、エボラ出血熱や結核などの強毒ウイルス(1〜2類感染症)と同列にするのではなく、せいぜいインフルエンザ(5類感染症)あるいは”新種の風邪”と同等の医療的・社会的対応をやってゆくのが、最も賢明な判断です。

発症したら、新型コロナウイルスによる症状なのかインフルエンザの症状なのか、区別がつかないと言うのなら、インフルエンザと同じとみなして対処するしか、ほかに方法がないじゃありませんか。

新型コロナウイルスの陽性判定が出ただけなのに、無症状〜軽微症状の人たちまで、仕事を休ませて隔離したり、いわゆる感染経路を追いかけたり、濃厚接触者を洗い出してさらなる検査を受けさせたり、陽性判定者の職場や立ち入り先を消毒して廻ったり、ーーといった愚行をやめるためにこそ。

いわゆるコロナ脳==新型コロナ・パニックから脱し、一刻もはやく目を覚まし、元通りの世の中に戻してゆきましょう。