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#音楽家のエッセイ

展示に足を運ぶとき

展示に足を運ぶとき

批評とは何か、といつも考える。

あるべき批評は、作り手の新たな可能性を開くことがある、と信じている。
そのような芸術家と批評家の接触を稀に目撃することがある。心が躍る。

その一方で、密やかに一人の市民として芸術を愛し、体験の謎に心をときめかせ、
ある種アンサーソングともいうべき曲を幾つもを作りながら生きている、
自らの草の根の活動には誇りを持っている。

「アートの見方」、というものがある。

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物語について

物語について

物語について、わかったことがある。

物語には、犠牲が必要だということ。
犠牲を払ったところから、犠牲に価値を与える物語というものの存在がちらつく。

犠牲を払わずに暮らしていけば、どんどん物語が不要になっていくのかもしれない。
#エッセイ #音楽家のエッセイ