越境ECのプロが選ぶ 越境ECをはじめる人が読むべき入門書

中国越境EC・インバウンド専門 JUTOU株式会社の辻です。
日本企業さまのインバウンド、越境EC、現地展開のサポートをしています。

本日は、「越境ECのプロが選ぶ 越境ECはじめる人が読むべき本」というテーマでお話させていただきます。

・越境ECで売上を上げたい。
・越境ECを始めたいが、何から始めたらいいかわからない。
・越境ECを始めるにあたって、何に注意したらいいのかわからない。

という方には是非読んでいただきたいです。

最近明らかに越境EC参入についてのご相談が増えてきています。
「例のあれ」の影響で、「やばい！始めなきゃ！」と急いで検討をし始めてる方も多いでしょう。

しかし、いくらこれだけグローバル化・デジタル化して世界中にアプローチできるようになって、越境ECも簡単に始められるとはいっても、やはり「海外に向けて売る」というのは至難の技です。「出店する」＝「売れる」ではないことを強調しておきたいです。

事前の準備、そして以前の記事でも申し上げた通り、調査分析をしないと大火傷をして撤退する可能性が非常に高いです。

おそらく越境EC、とりわけ中国EC参入がブームが再来しそうだな、というなかで、私が手とり足取り越境EC入門から記事にあげたほうが、PVも稼げるかなと思ったんですが、事態がかなり逼迫しているので、みなさんの越境ECリテラシーを爆速で上げなければなりません。
問題は、私の文章能力が低すぎて書くの時間がかかるしめんどくさいということです。

どうしたものか、と思ったときに、「あ、上手に書かれてる本をおすすめして読んだもらったらいいな」と（笑）
ということで、中国越境ECのプロである私が、越境ECを始める方に読んでもらいたい良書をご紹介します。

1.越境EC＆海外販売 攻略ガイドブック

佐藤 亘氏 著
http://www.amazon.co.jp/dp/B0719Q4VYM

越境ECとはなにか？なにをどうすべきか？網羅的に書かれている実務書です。
越境ECに取り組む上で、何を準備するべきか、何に注意するべきかも細かく書かれているので、この１冊である程度越境ECの概要ついて理解できます。
特定の国への展開については深く触れられてはいませんのでご注意ください。
あくまで入門・実務書として非常に有用な本です。

2.タオバオで稼ぐ! 初心者から始める中国輸出の教科書

橋谷 亮治氏 著
https://www.amazon.co.jp/dp/4905084172

中国、特にタオバオへの出店に関するイロハが書かれている専門書です。
中国No.1のCtoC ECプラットフォームであるタオバオに出店から運営方法まで丁寧に開設してくれている書籍です。
アリペイアカウントの作り方から出店方法、プラットフォーム内の機能の説明等なども細かく説明してくれているので、タオバオで勝負する方は一読されることをおすすめします。
ただ、こればかりは仕方ないのですが、
①中国はスピードが鬼のように早いので、今現在より情報が古い。
②日系メーカーの多くは、BtoCの天猫（Tmall）に出店しているため、タオバオ個人店舗アカウントで勝負する企業さんは減っている。
という点には注意をしてください。あくまでタオバオというプラットフォームの大枠を理解する上で非常に役に立ちます。

外注任せではなく、自社のマーケティングレベルをあげよう。

推薦させていただいた書籍に関しては、あくまで越境ECってなに？っていう初心者の方ための入門書という位置づけで認識いただきたいです。
特に、海外越境ECに関しては、めまぐるしく情報・チャネル・ノウハウがアップデートされていくため、これから始められる方は上記２冊で大枠を掴みながら、最新情報をキャッチアップするようにしてください。

モールの機能、プロモーション方法など、ずっと追い続けるのは私も本当に大変なんですが、このあたりを外注任せにしてアップデートを怠ると、いつまで経っても自社にノウハウがたまらず、マーケティングレベルも上がりません。
自社の売上が下がったりしたときに、完全に打つ手がなくなるのは非常に危険なのです。
めまぐるしく変わる世界のマーケティングの潮流についていけるようにがんばっていきましょう。私もがんばります。

本日はここまでです。
ご質問などありましたら、遠慮なくご連絡ください。

ありがとうございました。
是非色々な方に見ていただきたいので、拡散してください（笑）
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