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教員免許が一般企業で役立つことを証明したい

こんばんは、Kyonです。

塾の先生がきっかけで、学校の先生になりたいと思っていました。

私の暗黒期である中学時代

学校も部活動も上手くいかなくて、友達ともこじれたりして、いじめられたりもして、毎日が憂鬱。「面倒くさい」か「眠たい」しか言っていない無気力な自分が大嫌いで、何をしても気が乗らない毎日。

でも、塾は嫌いじゃなかった。宿題はいっぱい出るし、毎回小テストがあって、できていないと補習があって居残り。マナーやしつけにも厳しい塾だった。けど、ちゃんとしていれば、先生たちは気にかけてくれるし、手を挙げて質問ができない私のことをフォローしてくれたし、変なクラスメイトから守ってくれた。そんな先生たちが大好きだったし、今でもあの先生たちや塾が大好きです。

あの塾に通って、あの先生たちから勉強を教えてもらったから、今の私がある。本当にそう思っています。


あなたはここにいて良いし、私はあなたにここにいてほしい

私みたいな子どもを救いたい・・・“救う”って大げさ過ぎるな。

そっと横にいて「うんうん」と話を聞いたり、「あなたはここにいて良いし、私はあなたにここにいてほしい」と伝えたい。そういう子どもたちにフィットした教え方で物事を教えたい。

本気でそう思っていました。

だから、アタマが足りなくて教育大学には行けなかったけど、教員免許が取れる大学を進路指導の先生と探したし、教職課程はいろいろ辛かったけど単位落とさなかったし、母校で教育実習もしたし、その結果、教員免許も取りました。母校から非常勤だけど講師のお誘いもあって、講師登録していたから複数校から声もかかったりもして、塾講師のアルバイトをしていたその塾で働く道もあった・・・。


今は会社員

でも、今はシステムエンジニアとして一般企業で働いています。教員や塾講師等、勉強を教える仕事に就く道はいくつもあったけど、一般企業で働くことを選びました。

一般企業でも「教える」という仕事はできるから。私にとっては教える物事の中身はその次で、「教える」という仕事がしたいんだと、教育実習や就職活動をしてみて気付いたのです。

誰かに寄り添った方法で教えるなら、教員や塾講師でなくてもできるし、私は社会に出て、そういう仕事をしたいんだって。


辛い就職活動

ただ、教員免許を持って、就職活動するのは辛いこともありました。

企業の採用面接では、企業の志望動機よりも「なぜ教員にならないのか」を執拗に問われたり、「教職課程で学んだことは企業では活かせない」と言われたりもしました。私なりに「教職課程で学んだことを企業での仕事に活かすことができる」と具体例を挙げて説明したけど、伝わらない人もいました(今いる会社には伝わったからわかってくれる人はいる!)。

確かに、当時学生の私の頭で考えて話しても、ずっと先輩にあたる人たちにとっては、「そんな考えでは甘い」「一貫性がない」等と思われてしまうかもしれない。

だけど、私は「教職課程で学んだことを企業での仕事に活かすことができる」と信じているし、今も活かすことができている。


教員免許が一般企業で役立つことを証明したい

私にとって「はたらくことってなんだろう」という問いへの解答は、「教員免許が一般企業で役立つことを証明すること」です。

私が企業で働いて活躍することで、教員免許を取るための教職課程は教員になる人だけのものではなくて、もっと企業就職する人やそうでない人たちにも役立つものだと証明したい。

そして、いつか企業就職で培った経験を教育現場に還元したいなと思っています。

#はたらくってなんだろう

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