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誰よりも酷かったアトピー性皮膚炎が改善した方法


子供の頃誰よりもひどいアトピー性皮膚炎で、女の子だからってママは必死に治そうと工夫してくれた。女の子の皮膚って汚かったら、周りから避けられたり、変な目で見られたり、哀れに思われたり、、、。コンプレックスでもある。
小学生の頃から添加物の入った食べ物は一切禁止。学童でも私だけお菓子はみんなと同じもの食べれなくて、大好きなチョコレートはもちろん、子供が大好きなスナックやグミなど禁止、基本せんべいと無添加のクッキーだけ。
駄菓子屋さんに行っても私が買えるお菓子なんてほとんどなかったからな〜。。周りのみんなが羨ましかった。
コンビニのおにぎりとかお弁当も添加物が色々入ってて、なかなか食べられるものを見つけるのが大変だった記憶もある。
小学生の頃から食品のラベルに書かれてる原材料名の部分で、その食材にどんなモノが入っているか確認する習慣がついてた。

酸化防止剤(ビタミンCとかならOK)、着色料、乳化剤、ゲル化剤、、、
こういう表記がある食材は一切食べないようにしていたから、質然と食費の出費も増えてしまう。
例えば食パン。イーストフードが入ったパンは食べれなかったから、PASCOの超熟パンをいつも食べていた。山崎のもっちりの食パンとかに比べたら値段も上がるし、もっちりしすぎているパンはすっごい美味しいけどその分添加物を使っているからダメ。って。

あと飲み物も。100%のフルーツジュースや野菜ジュースはOK。果実20%のジュースや、ファンタは禁止。


周りのみんなより“美味しいもの”を食べられる機会はものすごーーーく少なかった。

大好きだった水泳も(塩素が皮膚を痛める原因でもあると考え)9歳で辞めることになったし、その代わりに陸上を始めたりしても汗をかくと汗疹のせいで結局皮膚が痒くなっていた。

シャンプーや歯磨き粉も添加物不使用のオーガニックの物に変えて、2、3年は続けてたんじゃないかな。物凄い質の良いものを海外ブランドので使っていた記憶がある。また出費がすごい。

ママは至る所で私の将来の事を考えて努力してくれてた。
お陰で気がつけば、中学生の頃はアトピーの症状は一気に減って、人目も気にならなくなっていった。
チョコレートを食べる機会も与えられたのはとっても嬉しかったし、高校生の頃は学校の帰り道に駄菓子屋さんに寄って好きなお菓子を買えるようにもなった。

正直今でも、食品のラベルを確認してしまう癖が残っていて、添加物が入っていると少し悪い事してるような気持ちになっちゃうんだ。
もしその添加物の量がすごかったら食べないようにしてるし、今でも自分の肌には気を遣っている。
シャンプーなどは市販のものを使うようになったけど。

ちなみに子供の頃ステロイドはあまり使っていなかった。体外ではなく体内から治す方が効果が高いと思っていたし、私は実際それで成功したから。
大人になった今は、症状がほとんど出なくなったので、冬や夏の皮膚に症状が出やすい時期だけステロイドを使っている。

物凄い極端な方法で努力が必要だけど、子供の頃に努力すれば割と短期間で効果が出ると思う。
子供のアトピー性皮膚炎で困っている親御さんがいたら、いろいろ挑戦して諦めないで試してみてほしい。


余談だが、皮膚が弱いのが原因で、アレルギー体質でもあり、重症なアレルギー性鼻炎、アルコールアレルギー、猫アレルギー、食物アレルギー、ハウスダスト、蚊アレルギー、いろいろ抱えていて、人一倍皮膚に症状が出やすい。アトピーは改善したものの、皮膚のトラブルは未だに完全には減らない事が悩み。皮膚科の薬は必須。

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