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高1の時ノー勉で英検準1級に合格した方法

小学生の頃から、友達には「どうやって英語勉強してるの?」と良く聞かれました。“勉強”があまり好きではない私でしたし、留学も行った事なくて、英会話もかよっていませんでした。
英語は昔から趣味の1つで、”勉強“をした事は無いに等しいのです。
ただ中学英語の基礎文法だけは完璧にしてください。それだけで使える英語というのが身に付きます私の英語力をアップさせてくれたポイントは以下5つ。

1、英語を愛す
英語を心から愛しましょう。言語そのものだけでなく、その国の文化も。好きこそものの上手なれです。私は6歳から洋画を見始めて、海外に憧れるミーハー女子になりました。ミーハーから始まって、後から本気になり自分の一部になりました。

2、マネしまくる
ミーハー女子は幼少期から、アメリカ人になりたいイギリス人になりたいとか訳のわからん事を言っておりました。そして完全になりきって、自分は英語がペラペラだと思い込んで喋り真似をしていました。とてもバカみたいで恥ずかしいですが、英語っぽく話す事を日常に落とし込む事で発音の上達に繋がったのは事実です。中学生の頃はこのおかげでスピーチコンテストで準優勝しました。

3、Twitterを活用する
ライティングとリーディングはTwitter一本で確実に鍛えられました。ミーハー女子は海外の俳優さんが大好きだったので、たくさんフォローしてたくさんリプしていました。好きな俳優さんのツイートを端から端まで全て読み、言い回しや文の書き方など全部真似してツイートしまくりました。同じ俳優さんが好きな海外の女の子たちにも話しかけて友達になってもらいました。おかげでイギリスとカナダに1人ずつ、仲良しの友達ができて今では10年の付き合いです。会った事もないのに、10年経った今でもビデオ通話したりチャットしたりしています。昔はよく英語作文の添削をしてもらってました笑

4、俳優のストーカーになる
ミーハー女子は洋画が全てでしたので、お気に入りの映画のセリフは現実でもよく使うようにしていました。そして好きな俳優さんの全てを知りたくてネットストーキングもしました。大好きなチャーリーはイギリスの俳優でロンドン北部の特殊な訛りがあってとっても聞き取りづらい英語だったんです。でも大好きな人の言っている事は全て理解したかったので、彼のインタビュー動画と出演ラジオ番組は全てチェックして全て聞き取れるまで何度も再生しました。チャーリーのインタビュー記事がある時は印刷して部屋の壁に貼り付けて、全て暗記するほど読みまくりました。

5、洋楽と洋書を活用
洋楽は歌詞の和訳を良くやってました。好きな洋楽は日本進出していないモノばかりで翻訳が存在しないので自分で翻訳したりして遊びました。元は辞書使ってましたが、慣れると辞書なしでもニュアンス掴めてきます。チャーリーも良く自作して歌った曲を公開していました。歌詞カードなんてあるわけないので必死に聞き取ってメモしてました笑
そしてチャーリーが実写版を演じるかもしれないという話が出た、John Green の Looking for Alaska という作品があったのだけど、速攻で原作を買って映画に備えようと思ったんだ。わかってます風に、それっぽく音読をしながら読み切った。音読について補足すると、たまに自分の声を録音して聞いてみるのもいいんです。自分の英語に自信がついてきた頃には、録音して聴いた音声も恥ずかしく聞こえず立派な完璧な英語に聴こえるはずです。

好きなものを追求するという事はこういう事なのだと思います。私はそれが英語だったんです。ちなみにこれをしていただけで、英検などの特別な対策はせずに高校1年生で準一級に1発合格しました。単語は一切わからずちんぷんかんぷんでしたが、リスニングと読解はほぼ満点でした。私の単語は高校レベルの単語までです。今もボキャブラリーには貧しく、簡単な単語でしか会話もできません。しかし単語力は高校程度あれば問題が無いと思っております。実際に大学では帰国子女しかいないような国際教養学部(英語が公用語のリベラルアーツ)に進学して、私だけ明らかに英語力は低かったのですが、一度も単位を落とさず、プレゼンやレポートもこの英語力で十分でした。全ては応用なだけです。

余談ですが。。。
実をいうと今はあまり英語が好きではなくなってしまったんです。大学も国際教養科でしたし、英語に触れる時間が多すぎて疲れてしまったのかもしれません。気がついたらミーハー女子ではなくなっていました。
今は中国語に触れ始めてから1年半が経ちました。あの頃と同じような感覚で中国語にも触れるようにしていますが、どういうわけか英語へ対する愛情には負けているようで、なかなか成長できていないのが現状です。中国語に関しては、しっかり”勉強“という姿勢で挑んだ方が効率がいいかもしれません。そしてベトナム語に関してはガッツリ勉強をしております。明らかに愛情が足りていないので、”勉強“な感覚に陥ってしまっています、、、。昔のようなパッションはどこに行ってしまったのか、今の自分に問いかけます。

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