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アレックス・ジョーンズ(極右ラジオ司会者)に約61億円の賠償【言論の自由とは何か??】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


皆さん、RED HOT CHILL PEPPERS(レッド・ホット・チリペッパーズ)ってご存じですか?


有名な音楽バンドですが、先週の日曜日にコンサートがありました。



アメフトのレイダーズスタジアムで行われてので、もちろんものすごい数の人々です。


ラスベガスは、おじいさんやおばあさんがよくコンサートをしています。


レッドホットチリペッパーズのボーカリストはもうすぐ60歳になる方ですが、ライオネルリッチーとかスティングもコンサートをしています。


エアロスミスも今度コンサートをします。


ライオネルリッチーは73歳、スティングは71歳、エアロスミスのボーカリストは74歳です。


皆さん、70歳以上です。


もちろん若いミュージシャンもたくさんいますが、このように70歳を超えた人がまだコンサートを開けるなんてすごいですね。


芸術の世界って無限の可能性を秘めている気がします。


多分、日本でもそうですよね。


まだ、年配の方もコンサートをされていますよね。


長渕剛さんも65歳です。


ところで、今回私の気になった記事はアレックス・ジョーンズ氏の賠償についての記事でした。




~アレックス・ジョーンズがサンディーフック校の被害者の父兄に与えた被害で約60億円を命じられる~



皆さん、アレックス・ジョーンズをご存じでしょうか?


彼は影響力の強い言論人です。


特に、右翼系の情報を発信して有名になっています。


俗にいう陰謀論者として有名な人です。


私に知人にも、彼の話を聞きすぎておかしくなった人もいました。


「最近のアメリカは混乱している」と説明しますが、このような方々にかき回されているのも少なからずあると思います。


私は保守系の人間ですが、あまり人や政府を非難するのは好きではありません。


私はやはり生粋の日本人なのでしょうか?


人の心にある本性を信じてあげたいと思います。


しかし、それが時として通じないこともよく分かっているのですが、非難したり悪口ばかりを言っている人の話を聞くと私の心が苦しくなってしまうのです。


でも、非難するべきところは非難します。


この記事の話題の中心人物はアレックス・ジョーンズとサンディーフック校での銃乱射事件による被害者の親です。


この小学校での銃乱射事件は、2012年の12月に起きました。


先回のブログで紹介したコロンバイン校の銃乱射事件は、1999年に起きた悲惨事件です。


アメリカの銃の問題は本当に根深いものがあります。


このサンディーフック校で総数26人の人が殺されました。


犯人は20歳の男性で、精神的な疾患があったそうです。


彼は自殺しました。


この訴訟は、アレックス・ジョーンズが彼の持つラジオ番組やサイトでこの銃乱射事件はやらせであると公言し続けたからです。


それを10年間も続けてきました。


彼は、このやらせはアメリカ憲法修正第2条の銃保持の権利をはく奪するために計画されたものだと述べています。


この裁判で、彼がそれを述べる証拠は全くないそうです。


全くあきれてしまう内容です。


被害者の親は、約160億円の賠償を要求していましたが、今現在では約60億円にまでなりました。


被害者の親の願いは、アレックス・ジョーンズにこの言論の機会を奪いたいから約160億の賠償を要求しています。


彼は約60億を超える資産は持っています。


破産させて、親が味わった生き地獄を味合わせたいのでしょうね。


しかし、アレックス・ジョーンズはすでに破産宣告して、資産を奪われる前にどこかに移しています。


私はまじめすぎるのか、その人の生きざまをいつも見ようとします。


ですので、このような狡賢さはビジネスマンとして必要なのでしょうが、私は嫌です。


私にはできません。


子供を失った親にしてみれば、これをやらせと言われてそれも証拠がないとするなら頭に来ますよね。


それだけではありません。


アレックス・ジョーンズには、アメリカに何百万人もの信者がいます。


この嘘も多くの人に信じられていました。


ですので、親たちはそのような人たちから政府の回し者として嫌がらせも受けていたみたいです。


とんでもない話です。


アメリカ政府もいろいろな面で対応に遅れています。


これが起きた事件は2012年です。


今、2022年でやっと銃保持に対しても身元調査が少し厳しくなりましたが、それまでほって置きっぱなしです。


アメリカ政府と銃に対する癒着や利権など様々ありますが、言論は武器です。


表現の自由という観点で、芸術は永遠で影響力を持ちますが、言論も永遠でものすごい破壊力を持っています。


これを感情的に間違って発すれば、相手は理屈など関係なく怒りに満ち溢れ反抗してくるケースもたくさんあります。


アメリカの混乱に原因は、この感情の処理ができないことに問題があると思っています。


たとえ正しいことを述べたとしても、感情的に間違って相手に伝われば破壊になります。


混乱になります。


そして、分断が続きます。




~日本はどうでしょうか?~


皆さん、この事件をどのように考えますか?


最近、国会議員も面白い人が当選するようになりましたよね。


ガーシー参議院議員とか、また彼が属するNHKをぶっ壊す党の代表の立花さんとかなどなどいます。



参政党の神谷参議院議員も右翼と揶揄されたりしていますよね。


あとユーチューバーの「ひろゆき」とか「ホリエモン」とかいますよね。




みんな、面白いからちょっと耳を傾けたりしますが、あまり考えないで政府を批判しようとすれば彼らにどんどん影響されますよね。


山本太郎氏もそうなのかもしれません。


かといって、自民党がいいと言っているわけではありません。


私がこのアレックス・ジョーンズの件を通して感じることは、国とは国民国家としてあるべきなのだから国の根本である家庭の価値が最も重要視されていろいろな意見が述べられるべきだと感じます。


独身の人、性的マイノリティーの人などたくさんいますが、その方々たちの意見は重要ではないと言ってはいませんが、国家の根本は家庭から生まれてくる将来の国民たちをいかに立派に育てていくかです。


いろいろな人が人権とか言っていますが、人権が生まれたのは早くてもアメリカ独立宣言の1776年からです。


昔からあったわけではありません。


また、中国の侵略を見ればよく分かりますが、国力のない国々は自らの国民を守ることができません。


そのように生まれた国は、人権は生まれながらにしてはく奪されてしまっているようなものです。


先進国家にしか人権が存在しないのが、現実です。


国連でも知っていますが、国連では何もできないのでもっともらしいことを言っているだけです。


国を強くできす、国民を守れなかったら、二度と這い上がることはできません。


国際社会は甘くありません。




~これからのリーダーに必要な要素~


やはり、親心をもって善悪を決められる強い政治家やリーダーが必要だと思います。


言論も「ひろゆき」とか「ホリエモン」とかも家庭はあるのでしょうが、彼の話はそこに価値があるような気がしません。


いろいろと個性が集まり、仕事も様々あり、人種までさまざまになっているのですから、そこで共通な価値観を残そうとすれば安定した経済と愛のある教育しかありません。


それしか普遍的な価値として残すことはできません。


アレックス・ジョーンズにしても、間違っているアメリカ政府を正すことはとても必要だと思うし、在米日本人として言いたいこともあり、応援したいところもありますが、親の気持ちを逆なでさせることよりもアメリカ政府の陰謀を唱えてしまえば敵ばかりが増えてしまうでしょうね。


また、敵が増えることで、これも勲章のような立場で吹聴すればさらに混乱です。


今でも、前トランプ大統領邸にFBIが家宅捜査したことで、さらにこの問題が大きくなっていきそうです。



私はアメリカの民主主義が素晴らしくなるのは、人種を一つにさせた時だと思います。


今まで、黒人奴隷の歴史がありましたが、それを清算さえできればアメリカは生まれ変わると思います。


その可能性はまだあると思っています。


本来の理想の民主主義の価値と力を日本は学ぶべきではないでしょうか?


あまりアメリカかぶれした言論人の言うことを聞いても、日本を破壊するだけです。


皆さん、言論に対してどう考えますか?


言論は、武器であり、永遠の宝だと思うのですが…


その言語が残り続ける限り…


言葉って、言霊ですから、精神を伝えますよね。

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