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頑張らなくても成果を上げる人が意識している事

「頑張る」という言葉が嫌いです。

言い換えれば、頑張る事が無条件に美徳とされる風潮が苦手です。

一方で、仕事でもダイエットでも勉強でも、成果を出す為には「頑張る」必要があります。

僕は「頑張る」には2種類あると思っています。

それは

・積み上げる頑張り
・傾きを上げる頑張り

の2つです。

「積み上げる頑張り」というのは、いわゆる頑張るって事です。(CV. 小泉進次郎)

「傾きを上げる頑張り」は下の図で説明することが出来ます。

プレゼンテーション1 (編集済み)

横軸を「頑張り」、縦軸を「成果」とした時に、先ほどの「積み上げる頑張り」は緑の線を右に移動させる事を指します。

ただ、成果を増やす方法はそれだけではありません。

グラフ自体の「傾き」を上げる事によっても成果を増やすことが出来ます。むしろ傾きを上げたほうが同じ頑張りにおいても成果に差がつきます。

「傾き」は、言い換えれば「変化量」です。

つまり、「頑張り」を増やした時にそれに伴って増える「成果」の変化量を増やせばいいということです。

自分は会社で新入社員時代にショートカットキーを覚えて練習している時にこの考えが浮かびました。

ショートカットキーを使おうと意識すると、最初はマウスを使うより作業が遅くなります。

それでも徐々にスピードが上がり、最終的にはマウスを使って仕事をしている人と作業スピードに圧倒的な差が付きます。

このショートカットキーを覚えて、体に慣らす作業が「傾きを上げる頑張り」です。

でも実際は、「傾きを上げる頑張り」があまりにも過小評価され、「積み上げる頑張り」だけが認められてしまっているんじゃないか?と感じます。

僕も新入社員の頃、売上報告の表をエクセルで作って定時に帰った後、魂の手書きグラフを残業して作成した先輩が上司に「お前は頑張ってるな!」と褒められてた…なんて事もありました。

「積み上げる頑張り」は成果がリアルタイムで確認できるので、満足度は高いし外から見ても評価しやすいです。

一方、「傾きを上げる頑張り」は傾きを上げている間は成果は増えないので、スタートで出遅れるし外から見たら何もやってないのと同じに見えます。

しかし、一度傾きを上げてしまえば、今までと変わらない頑張りでも高い成果を出すことが出来ます。

具体的に、様々なジャンルでの「傾きを上げる頑張り」を紹介します。

ダイエットの場合
積み上げる頑張り…食べる量を減らし、ランニングをする
傾きを上げる頑張り…筋肉量を増やして基礎代謝を上げる

サラリーマンの場合
積み上げる頑張り…迫りくる仕事をひたすらさばく
傾きを上げる頑張り…ショートカットやタッチタイピングを身につけ、作業時間を短縮する

バイトの場合
積み上げる頑張り…今の時給で労働時間を増やす
傾きを上げる頑張り…時給を増やすために店長に交渉したり、お店の改善を提案する

といったような事です。

もちろん最初は成果がないので、負担は大きくなりますし無駄だと思うような事もあります。

しかし、それを乗り越えれば、自分の土台が高くなっているようなものなので、ちょっとジャンプするだけで今まで必死に飛びながら届いてたところに手が届きます。

いわば「成果の不労所得」を得ることが出来るのです。

皆さんも、自分は頑張っていると思ったとき、それがどっちの頑張りなのか意識してみてはいかがでしょうか。

できるだけ「傾きを上げる頑張り」に時間を割くように心がけて、楽に仕事ができるようになりましょう!

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それでは。

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