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健康|『カーブス』を例に中高年女性の運動について語ってみた

50 代の私。
人生100年とすれば道半ば。
これからの人生を豊かに生ききるためには、『健康』は欠かせません。


はじめに

健康維持のため、かねてより週1+αを目安に運動を続けています。
大手のフイットネスクラブに加入したこともあります。そして、今年4月から女性専用フイットネスジム『カーブス』に通い始めました。

年齢や体調、働き方、家庭の事情などによって、求めるサービスは変わるものです。 いずれのフィットネスも、その時々の私のニーズを満たしていました。

カーブスに肩入れするつもりはありません。たまたま現在お世話になっているカーブスのユニークさを通して、中高年女性の運動模様について語ってみたくなりました。 

カーブスに入った理由

最大の要因は『転居』と『退職』です。
転居に伴い、通っていたフイットネスクラブを退会。さらに今年3月に仕事を辞めたので、平日の日中に通う、利便性の良い、リーズナブルな施設を探した結果でした。

多くは望まず、緩い目標設定です。
介護の気分転換
将来に向けた筋肉貯金
痩せたら嬉しいがひとまず太らなければいい

カーブスのユニークさ

全てのユニークさが、今の私には『ちょうどいい』です。
苦手なマシントレーニングのみのカーブスを継続できているのは、カーブスに上手く操られ始めているのかもしれません。

ポイント1 全員同じメニューをこなす

12種類(各1台)のマシンを各30秒ずつ、輪になって、順番にこなしていきます。

マシンの負荷を変えたり、メニューを考える必要は一切ありません。サーキットを開始してしまえば、待つこともありません。予定通りの時間内に終わります。

年齢層、運動経験、カーブス歴がまちまちな女性が、自分なりの強度(動かし方)で目前にあるマシンを黙々とこなします。
カスタマイズの余地がほぼないのが、マシントレーニング初心者には楽です。

ポイント2 営業時間

日曜・祝日休み
10時〜13時
15時〜19時
の2部制
。昼休みがあります。
土曜日は午前の部のみ。 

10時と15時の開店前には常連さんが並びます。早起きして家事を済ませて並んだら、朝から達成感はMAXなはず。残念ながらダラダラしてしまう私には無理です。

ポイント3 名前で呼ばれる

『茉由さん、こんにちは〜』
『茉由さん、お疲れ様でした〜』
とスタッフが元気よく声をかけてくれます。
50代で名前を呼ばれる照れくささはありますが、気分は悪くないです。

ポイント4 トレースの電話がある

ご無沙汰していると(2週間が目安?)スタッフから電話があります。風邪でダウンしたときにご様子伺いの電話がありました。先生に呼び出された学生の気持ちになり、『体調が戻ってきたので再開します!』と即答してしまいました。

ポイント5 着替えなし

ハードワークではないので、動きやすいパンツにTシャツ程度で差し支えありません。着替えない派が大多数です。シューズの持参だけなので、荷物が少ないのは有難いです。

ポイント6 イベント

射的や輪投げ大会などが折々に開催され、当たりなら景品が貰えます。カーブスのポイント券(貯まるとカーブスの提供する商品に交換可能)、お菓子などがあります。
トレーニングの前後に参加したい人が適宜実施しています。

ポイント7 必要最低限の設備

建物は駅チカの商店街にある雑居ビル。室内は季節に応じて、手作り感満載の装飾が施されます。保育園のような温かみがありますが、オシャレとは言い難いでしょう。気取りのない空間です。

受付、マシンスペース、ストレッチスペース、荷物置き場(棚)、着替えスペース、ひと休みのための椅子、洗面所、トイレ、ミネラルウォーターの自動販売機。これだけ。

『トレーニングが終わったらすぐ帰る』という設えです。

ポイント8 勤続表彰

500回、1,000回…と節目を迎えた方に、カーブスオリジナルのTシャツがプレゼントされています。週3回で、500回到達に4年弱。頭が下がります。
最近の密かな楽しみは、トレーニング中にカーブスTシャツ着用者の人数を数えること。バリエーションが多くてめったに被ることがないのは驚きです。

ポイント9 月初の計測 

月初に『一斉』体重測定期間があります。
『測っていきませんか〜』と強めの声がけがあります。私は現実を直視したくないので遠慮していますが、測定には順番待ちの列ができることもあります。
『痩せるにはまず体重測定』と言いますから、測るにこしたことはないはずです。

ポイント10 タンパク質摂取の積極推奨

筋肉を効率的に増やすため、また、高齢の方(一般的にタンパク質摂取が不足気味)も多いので、タンパク質の摂取推奨は必要なのでしょう。タンパク質をたっぷり摂れるレシピの掲示があったり、半年毎くらいにプロテイン販売キャンペーンもあります。

ネットでは、プロテインのキャンペーンに対してネガティブなコメントも見受けます。勧誘は確かにありました。
志が低いし、無職。『余計な出費は避けたい』とお断りしました。タンパク質の必要性についての説明は参考になり、日頃の食事でタンパク質を多めを心掛けるようになりました。

最後に

中高年の女性だけで、輪になってマシーントレーニングをする様は、圧巻の光景です。
初めて見たときは少し気圧されましたが慣れました。60代、70代、80代の諸先輩方の取組み方や体型、運動能力などを横目でちらちら拝見しつつ、自分の年齢の重ね方に思いを馳せています





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