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博士号取得への道は1つではない:道は多様に複数ある

博士号取得が正式に決まろうとしている中で考えていることの1つ。博士号取得への道は1つではないということ。このことについて今回は書いていきたいと思う。

博士号を取得することは、おそらく世の中の大半の人にとっては、理解できないことだと思う。そういう中でどういう気持ちで取り組むと良いだろうか。

そもそも、博士号取得にあたって、私たちの頭の中には、様々な妄想というか、迷信があるのではないだろうか。

有名な指導教官のもとでじゃないと、うまくいかない

学振に採択されないと、未来はない

などなど、私たちの心の中には、たくさんの「こうでなくてはならない」があると思う。ただ今思うのは、そんなことはないということである。私たちは、何をするにしても、「こうすれば必ずうまくいく」「こうしなければ、うまくいかないに違いない」と1対1の関係で考えてしまいがちである。しかし、そんなことはないだろう。

人それぞれ合うやり方も違うし、環境も異なる。例えば、大きな集団の中で物事に取り組むことが得意な人もいれば、1人でやっていく方が合っている人もいるだろう。自分に合うやり方を見つけ、自分のペースで取り組むこと、それが重要だと感じる。

日々心の中には、いろんな考えが浮かぶだろう。ただそういう状況でも、自分がやるべきことに意識を向けていくことができれば良いのだと思う。ただできることを積み重ねてやっていく、そうすれば自分だけの道が現れてくるだろう。

もちろんこのプロセスは簡単ではないし、暗い気持ちになることも多いかもしれない。ただその中で、自分なりの道を見つけていくことでしか、自分が目指す到達点へ到達することはできないのだと思う。

自分に絶望することもあるかもしれない。しかし、続けていけば、いつか何かが見えてくると思うし、できる限りそのプロセスを楽しんでみてほしい。私自身も、このことを忘れないようにしたいと思う。




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