落ちたきらきら星

    僕は暗がりで目を覚ました
    大きな頭の巨人たちがいた
    大きな微笑みを被っていた
    大きな言葉で会話していた

    僕が声を上げて泣き出すと
    巨人は眩しそうにしながら
    静かにその拳を振り上げた

なんでこんなところに来てしまったんだろう

  小さなしずくがぽたぽた落ちていき
   夜空から小さな星が降ってきた
    そうか僕も落ちてきたんだ
   
      きっと僕もいつか
       巨人になって
        迷い輝く
         星を

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