見出し画像

どんどん発表できる子に鍛えるコツ♯1

どんどん発表してくれると授業も熱を帯びてきて、楽しい授業になりますよね。そんな活発な授業を目指して、子どもたちが発表したくなる指導のちょっとしたコツや工夫、道具を紹介します。

1,まずは声を出すことに慣れてもらう

日頃から声を出すことを習慣づけることが大事です。朝の会での挨拶、健康観察の時のお返事、朝の会での歌の練習、当たり前のことをきちんと取り組む子どもたちに育てましょう。しっかり取り組んでいる子を見つけては、しっかりと褒めてあげましょう。そしてこれを修了式の日まで続けましょう。

朝の会のメニュー
①朝の挨拶  みんなで ペアで じゃんけんで 英語で 外国語で
②健康観察  保健係さんの点呼から大きな声でお返事 いい返事を褒めます。
③朝の歌   毎月の歌を歌います。音楽での指導と同じように歌の指導。
④係から  それぞれの係から連絡などしっかり伝えている係を褒めます。
⑤先生のお話 連絡とともに頑張っている子を褒めます。

こんな感じで朝の会から声を出して、話す機会をたくさん作ります。学年によってはニュースを取り上げて話す日直(日番)の取り組みや好きなことを話すスピーチを取り入れます。

2,少ない人数で発言してみる

大勢の人の前では緊張してしまう子が多くいます。ペアで、トリオで、グループでと少人数で声を出すことに取り組みましょう。先ほどの朝の会を例に挙げると、みんなで挨拶をしたり、ペアで挨拶をしたり、ジャンケンを取り入れてゲーム感覚でしてみたり。低学年から英語で挨拶をすることもあります。飽きないように少ない人数のバリエーションを活用して1年間、基礎体力をつけるように声を出すよう指導しましょう。

ここから先は

946字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?