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Lesson5 ⽂型(SVOO) Give me a break.その3

SVOO 型の注意点


この記事はTOEIC(R) TEST対策 英文法基礎講座の内容をもとに構成しています。

●They gave Tom it. とはしない。

2つめの⽬的語が it や them などの代名詞の場合はSVOO 型で表現できません。

正:They gave it to Tom. 「彼らはトムにそれをくれました。」
誤:They gave Tom it. ←SVOO 型にはできません。(2つめの⽬的語が it)

注意:他の代名詞(this, that, one)は語順を変えずに使うこともあります。
They gave me one. 「彼らは私に1つくれました。」




スコアアップ

例題:The detective___ gave .

a. Mary information
b. information Mary


ここでは、SVOO 型(SV ⼈+物)の形になる
a. Mary information が答えになります。

⽬的語の語順が正しいかどうかは意味から判断する必要があります。
「メアリーに情報を与える」のか「情報にメアリーを与えるのか」のどちらが正しいのかを考え判断します。
情報にメアリーを与えるのはおかしいので、The detective gave Mary information.「その探偵はメアリーに情報を与えました。」が良いことが
わかります。
なお、They gave information to Mary. とto を⼊れると似たような意味の⽂になることも覚えておいてください。

The detective gave Mary information.「その探偵はメアリーに情報を与えました。」




コーヒーブレーク

いいかげんにしてくれ!
SVO 型の後ろにもう1つ⽬的語をつけるなんて Give me a break.
「いいかげんにしてよ!」なんて思っている⼈もいるのではないでしょうか?でも、英語ってこういう⾔葉なんです。

例えば、ハンバーガーを買う時、単品で買うこともできるし、ポテトフライをつけることできます。このくらい軽い感じにとらえてください。
ところで、Give me a break. は直訳すると「私にお休みをください。」という意味なのですが、ここから転じて「いいかげんにしてくれ!」という意味になります。少し休んでよく理解してくださいね。



Wrap-up

●SVOO 型の代表的な動詞は give です。
●SVOO 型は"SV ⼈+物"の語順になることが多い。
●Give me it. とはしない





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