ex人間

破天荒ロックバカ病に倒れる/それでも続く鼓動のお話し/完全ノンフィクション/合言葉は『…

ex人間

破天荒ロックバカ病に倒れる/それでも続く鼓動のお話し/完全ノンフィクション/合言葉は『深夜喫茶』と朝寝ぼう/何処へでも行く歩く花/忍び兄さんはサボテンスピリッツらしい/盗んだバイクで走らないし校舎の窓ガラスも割らないが決して善人ではない/知能指数も知らないが知る必要も感じない。

最近の記事

世界が美しい理由

梅雨明けの熱帯夜、 海沿いのアパートで暮らす20代の文学少女は、今宵ひどく落ち込んでいた。 絶望に飲み込まれないように、 真夜中に部屋を出た。 絶望の縁を歩きながら思いのままに話す彼女の独り言は、 僕の心にはとても美しく映った。 〜彼女の独り言〜 明るくなるまで歩こう、 部家に戻るには通路の電気のところに大量のカメムシがいるんだよね。 それをねくくり抜けて… 嫌だなぁ、 だから、朝になるまで戻りたくない。 近場の海沿いだけど… そう、 私は今ここがもうすでに冒険です

    • X(旧Twitter)のお話し〜前編〜

      今年の6月に離婚が成立した。 いや、 正確には僕が離婚届を提出して終止符を打った。 慰謝料や怨みつらみなしの円満離婚。 そもそも別居生活18ヶ月、 昨年の春には離婚は確定しており、 事実上の夫婦関係は破綻していることを同意の上で月日だけ流れた。 離婚届にサインをした上で嫁に渡してあったのだが、元嫁は提出できずに居た。 僕としては今のところ離婚を急ぐ理由も無かったので放置していた。 今年に入り、 いい加減に区切りをつけなければダメだよね… そう言い始めた嫁が、 あなたの

      • そんな話

        …これは32歳の頃、 13ヶ月ほど同居した彼女との話しである… 16歳〜27歳までに4つのロックバンドでボーカル&ギターをやった経験のある僕は、基本的にずっと夜型人間で生きてきた。 中学の頃から過度な不眠症なのでちょうど良い。 バンドは辞めていたが、 ソロ活動などの音楽関係の仕事をしていた僕は相変わらずの夜型人間。 この頃は朝6時頃に眠り11時頃に起きるリズム。 幸い同業者の彼女も夜型人間で、 朝8時頃に眠り、昼頃に起きたり寝てたり… 僕は同居した女性が8人ほど居るの

      世界が美しい理由