見出し画像

0泊3日のサンライズ出雲

1.旅を決めたきっかけ

なんでか分からないけど出雲に行きたいと思ったのと、学生時代友人が寝台特急に乗ったという話を思い出し興味を持った🤔
ただ、一旦一人旅をしてみたいと思ったときに勢いで決めたかな。

出雲といえば出雲大社しか思いつかなかったので、着いた日には帰るスケジュールにした。

1日目:夜東京出発
2日目:朝出雲到着、夜出雲出発
3日目:朝東京到着

2.チケット争奪戦

まずはサンライズ出雲のチケットを取らないとで、座席の種類・価格からチケットの取り方までを一通り調べたけど、…難しい!

「○時打ち」(今回は10時)なんて言葉をその時初めて知って挑戦してみたけど、10時を忘れてしまい1回目は失敗(笑)
次の日で何とか往路B寝台のシングルをゲット!!!
また次の日は復路も同じくB寝台のシングルをゲット!

と言っても1か月後だからちょっと先に感じたなあ。
ちなみにサイトはここ(再びJR西日本)、会員登録してないから毎回右のタブにするの忘れて大変だった(笑)

決済終わって改めて見てみたら😅

  • 合計:¥43,960

  • 往復乗車券:¥21,960(往復割引適用で実質片道10,980)
    ※本来は片道12,210なので往復割引がお得

  • 特急券(東京→出雲):¥11,200

    • 特急料金:¥3,500

    • 寝台料金:¥7,700

  • 特急券(出雲→東京):¥10,800

    • 特急料金:¥3,100

    • 寝台料金:¥7,700

往路の特急料金が復路より¥400高いのは繁忙期料金の加算と…
1か月後の予定なんてなかなか立てられないのに、繁忙期以外を狙うのは大変だよなあ💭
もう少しお得にするとして、ノビノビ座席だったら寝台料金はなしなのは知ってたけど、初めての寝台で知らない人が両隣にいるのは怖いので部屋を…。

3.前日準備

無事にチケットをゲットしてからはあっという間😲
私を取り巻く環境も変わりつつ、いざ旅の準備。

列車の中にシャワー室があるみたいだけど時間が限られているのとゲット困難ということで断念、前日に浴びていくことに。

そしてホテルなどにも泊まらないので、2日目の出発前にどこかで温泉に入る予定。
と、考えたら何が必要かな。

  • 着替えの服、下着、ハンカチ、タオル

  • 汗拭きシート、日焼け止め、帽子

  • スマホ、充電器

  • 財布(予算は6000円)

  • 旅の手帖2024年1月号、資格勉強の本

これくらいかな…。
書くのが面倒になる前に下書きを書いてるからまだ何も決めてない(笑)
noteはパソコンで書いてるけど、持っていくのは重いから…。
とりあえず伊勢と出雲の特集号を手に、出雲そばのお店を決めます!

4.いざ、いざ!

1日目

はいここで悲報!生理になりました!
お風呂から上がっていざ家を出る直前です!さあ大変!絶望!
上の持ち物リストには書かなかったけど、ほぼ被ることは確定していたので事前に準備済み!

とはいえしんどい。しんどい旅になることが確定。
そのせいもあり緊張のあまり早く東京駅に着いてしまい駅内外を散策。
21時50分出発の出雲市行き(サンライズ瀬戸・)サンライズ出雲が到着。

サンライズ出雲!!!

自分の部屋を確認し入室。
本当に人1人しか入れない狭さでここで10何時間かと思うとちょっと不便…。

B寝台シングル

出発とともにお弁当と食べようとするも、列車の揺れによる気持ち悪さとお弁当のそぼろがこぼれる危険性から断念(´;ω;`)
車内でゆっくり雑誌を見ようにも吐き気がして断念。資格の勉強…無理!
窓の外は帰宅途中のサラリーマンばかりでカーテンを下ろすなど、おとなしく寝るしかなかった…。

牛肉どまん中

2日目

とにかく寝てても揺れを肌で感じられた。
あ今ちょっと左曲がったなと分かるくらい笑
夜中に何度も目が覚めてしまいながらも、外の景色は普段ではなかなか見られない光景ばかりだった。

どこかの景色
広い窓から見る朝日は絶景

出雲に着く数十分?前に宍道湖が見えるとアナウンスがあった。
ああ島根に着いたんだなと実感した。本当に広い湖で驚いた。

宍道湖

10時過ぎに出雲市駅に到着しやはり出雲大社に向かうべく、電鉄出雲市駅へ。
Suica等の交通系ICは使えず、切符を交通系ICで買った。
バスでも良かったが、地元の人も乗るローカル線からの景色を見たく電車を選んだ。まあ何の変哲もない景色ではあったけど。

出雲大社前駅
一畑電車
駅出口を出てすぐ

出雲大社に行く前に、お昼ご飯を。

出雲市駅に着く直前に急いで雑誌を見て、近くの出雲そば屋さん『荒木屋』に行きたいと決意。
11時オープンでも既に並んでいる人も多かったが、数分待ちなんとか入店。
席に着いた頃には外は駐車場まで並んでいた…。やはり人気店は違う…。

荒木屋さん 外観

定番の割子そばを注文。正直小食の私には3段の蕎麦は…と思ったけど意外とイケた。
知っているお蕎麦よりなんだろう、濃い?
穀物感がするような初めての味だった。
残ったつゆを次の段に、最後は蕎麦湯で割る。
良いお昼ご飯でした…。

割子そば 930円

そして出雲大社に到着しとにかく真っすぐ進むのみ!
この日は本当に9月かってくらい暑く、前髪も化粧も整えた意味がなくなるくらい汗が止まらなかった🥵

大鳥居

時々休憩しながら本殿まで歩いた。
かの有名な大きなしめ縄は本殿の左側にある神楽殿だそう。
本殿まではそこまで距離はなさそうなのにものすごく時間がかかった。

※とはいいつつも距離を調べてみたら約900m。

下り参道

本殿も神楽殿も、いざ目の前にすると圧倒された。厳かさが半端ない。
出雲大社は「二礼二拍手一礼」じゃなく「二礼四拍手一礼」ということで、それに倣い参拝。

拝殿
八足門
本殿に一番近い門
神楽殿
しめ縄の真下は迫力がある!

……いやこれで終わりなんだけど笑
本当は境内の散策とか稲佐の浜に行きたかったけど断念。
出雲大社前のスタバで正気を取り戻して、出雲市駅に戻りました…。

スターバックス出雲大社店

予定では出雲市駅近くの温泉に浸かるはずだったんだけど…生理で入れません。

あえてそんなに言及しなかったけど、
暑さだけじゃなく生理のせいでまともに観光できなかった。
省略したけど車内も本当にしんどかった!!!!

その分ゆっくりお土産を選ぶことができた。
それでも時間がありすぎて、待合室で前日に購入したお弁当を食べた。
私はあまり期限を気にしないのだが、暑い中1日中リュックに入れていたのが自分でも気にはなった笑
でも食べないともったいないしと、周りは勉強中の学生がいるなか堂々と(?)食べきった。

出雲市駅外観

そして18時57分発の東京行きサンライズ出雲が到着。
ホームから見えた月があまりにも綺麗だったので、iPhone SEの画力で撮影。
一人旅の良い終わり方だったと思う。

3日目

もう寝るだけだとほとんど寝てた。

どこかの朝

横浜駅あたりでは既に多くのサラリーマンがいて、ああ戻ってきたんだと実感した。
東京駅に着いて、忙しない人混みを懐かしむ暇もなく
すぐに自分の家へと戻った。

あっという間な0泊3日だった。往復の移動時間>滞在時間はなかなかない体験だった。
多分年を重ねたらこんなことできないと思うから、いい経験になった。

5.一人旅を終えて

帰ってきてだいぶ日が経ってから、重い腰をあげてなんとか書き終えた。
今思うと、ちゃんと計画・予習すべきだったと後悔。

①生理と被らない日を!!!
正直これのせいでかなりきつかった。すべてはこいつのせい。
1か月後だからある程度は予測はつくはずだけど、今後は本当に避けたい。

②せっかく由緒ある場所に行くんだから予習すること!
歴史背景とか由来とかを知って行ったら、もっとじっくり体験しながら楽しめたはず!

③寝台をなめてた
これは本当に…。本は読めるやろと思ってた自分を悔いている。
多分酔いが大丈夫な人は大丈夫なんだろうな。快適な寝台ライフを過ごすならA寝台にするべきだったかな?
そういった意味では次があればA寝台に乗ってみたい。

でもまあ上でも書いたけど、多分20代だからこそできた経験だったと思う。一人旅を思い立つこと、実際に準備すること・実行すること。
こんな気力はあと数年したら衰えると思う笑
良い経験になった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?