【アイドル】INI沼に浸かっているのに、推しが決まらない不思議

こんにちは、百華です。
今日はアイドルグループ「INI」の沼に沈んでいくお話です。



INIとの出会い

それは昨年末に見た、友人の呟きでした。

”なんかヤバい動画流れてきたんだけど”

そんな一言が添えられたURLを何の抵抗もなくタップすると、聞きなれた曲が知らない人の声で流れてきました。
尾崎匠海さんと藤牧京介さんが歌う「キッス~帰り道のラブソング~」です。


その昔、私はNEWSのオタクでした。
手越祐也の歌が好きで、テゴマスのハーモニーが大好きで。

今までたくさんの人がテゴマスの曲をカバーするのを見てきたけれど、本家が好きすぎてなかなか受け止められなかったんです。
今となっては(おそらく)帰ってこない二人の調和のとれた歌声を忘れられない、忘れたくない。
そんな気持ちが先走っちゃって。

でも、その動画で聞いたキッスは、なんだか心地がよくて。
何となく、何となくだけど、歌い方が変わっちゃう前の好きだった手越祐也がそこにいる気がして。
何回も繰り返し動画を見ました。思考停止状態で、本当に何回も。

そして静かに泣きました。
気分が落ちていたころだったから、余計に感傷的になっていたのもあるかもしれません。
でもすごく心に響いたんです。


気づいたらINIを検索していました。

オーディション番組出身なんだ。ちょっと見てみようかな。
11人もいる。テゴマス歌ってたのはこの二人かな?
あれ、田島将吾って人、昔Jr.にいたよね?

そんな感じで情報を少しだけ集めて。
彼らのパフォーマンスを初めて見たのが、2023→2024のCDTV年越しライブでした。

確か、披露していたのはFANFAREだったと思います。
曲調も衣装もこれまで見てきた日本のボーイズグループとは違って、正直面食らいました。
ルセラでKーPOPを少しでもかじっていてよかった。
そうじゃなかったら、あまりの差に拒否反応を示していたかもしれません。

予習も不十分で、どれが誰なのかあんまり判別がつきませんでしたが、そんな中でも一人だけ、記憶に残った人がいました。

西洸人くん。

目立つ金髪だったから目で追えただけかもしれませんが、力強いダンスと声、完璧な表情管理に「あ・・・好きかも」と言葉を失ったのを覚えています。

彼らをもっと知りたい。
そんな気持ちでINIのYouTubeチャンネルに手を出しました。


INIフォルダという天国のようなコンテンツ


YouTubeでは、まずMVやパフォーマンスを見るつもりだったんです。
でも私のYouTubeは、真っ先にINIフォルダをお勧めしてきました。
※動画が流れてきただけです。

まず視聴してみたのが、「INIフォルダEP.10 抜き打ちテスト~前編~」でした。

・・・

な、なんなんだ~!!!この面白さは!!!!
ほとんど機能していなかった頭も身体も、ガツンと衝撃を受けました。

アイドルの素の姿が見れるコンテンツが面白いのはよく知っていたんです。
WEST.さんのYouTubeも見てるし、LE SSERAFIMのLENIVERSEも大好きだし、INIフォルダが私にぶっ刺さるのは、今考えれば当たり前だったんです。

でもそれだけじゃ、そこまでの衝撃は受けなかったと思います。

仲がよくて、温かくて、誰も傷つけない笑いを届けてくれる

今応援している他の2グループに近い、そんな雰囲気がこの企画前編・後編の2本の動画から感じられたことが大きかったです。

あ、彼らを見ていたら不安を忘れられるかもって思えました。


そこから、狂ったようにINIフォルダを再生し続けました。
すべての動画を見終わるまでに1か月はかからなかったと思います。

全員に焦点を当ててくれる動画構成と、メンカラでつけられている字幕のおかげで、何も知らない私でもバランスの良いINIを存分に楽しむことができました。

ひとりひとりの立ち位置や性格を見ることができたし、何よりこんなに個性的な人たちの集まりなのに、それぞれが気持ちを伝えあって、フォローし合って、どんなことも否定することなく、ほのぼのした雰囲気をつくり出している。

穏やかな気持ちで、ずっと眺めていられます。
素敵なコンテンツ、素敵な人たちに出会えた。
それがとても幸せでした。


その後、MVやbehind、holidayなどなど、YouTubeで見られるものを一通り履修しました。
「なにプリ」とか「順位発表のときの」とか色々出てくるので、YouTubeに落ちているプデュの動画も少しずつ見ました。

そんなころに発売された、新アルバム「MATCH UP」。
もはやこれを買うためにINIと出会ったんだと運命を信じて、オンラインショップでCDを購入しました。

彼らを知ってからCD購入まで約2か月。
これまでで最速。行動できないことで有名な私でも決断できるんですね。


最近では、フロイニにまで手を出し始めました。
ラジオなんて、ほとんど聞いたことないのに。

何かテンポがいいんですよね。
だれが話していても聞き心地がよいし、安心して楽しめる気がする。
これも箱推しだからなのか?


だから、推しが決まらない

これまで、さまざまなアイドルグループを好きになってきました。
どのグループにも推しや担当がいて、その人を一極集中で応援したことしかありません。
はじめは箱推しでも、見ていくうちに担当が決まっていくのが当たり前だったので、ずっと箱推しという感覚があまりわかりませんでした。

なのに、INIは誰を見てもいい。
というか、どの個人でも、どんなケミでも、どんなユニットでも、全員でいても、興味を失うことなく見ていられます。

彼らを知ってから1年近くが経とうとしているのに、推しがまだ決まらない。本当に不思議。


いちおう推しになりそうな、興味を持って見ている人はいるんです。

1.尾崎匠海くん
いちばん好みの顔です。(アイドルですもの、ビジュアルは大事)
耳障りのいいハスキーな声、愛されるポンコツ天然。
人数が多くなると傍観者で話を聞いているのかいないのかわからないのに、話をふられたり少人数になると途端に元気になる感じ。
誰より優しくて、頼りになる一面もあって(お化け屋敷回最高)。
私の大好物がそろっています。
あー、好き。


じゃあ、もう匠海ペン名乗ればよくね?ってなります。
でも、そうもいかないのがこの男のせい。


2.西洸人くん
気づけばこの人に目を奪われている。
パフォーマンスでは、力強さやカッコよさにいつも釘付けになります。
俺を見ろと言わんばかりのオーラや大人なビジュアル。
なのに、コンテンツでは可愛い面がたくさん見れます。
ちょっとみんなのようすを伺いながらボケる姿とか、全力の西劇場とか、皆を見守ってる視線の温かさとか、しっかり自分をもっているところとか、ポジティブンブンなところとか。
ギャップの鬼です、彼は。
あー、好き。(デジャブ)


ケミで言えば圧倒的おざまき
互いが互いを補完しているような親友のような空気が大好き。

西牧も好きです。
兄弟のような悪友のような、何とも言えない無邪気な2人のたわむれが好き。

誰かといるときの、安心しきった藤牧京介が好きなのかもしれません。


でもりひろむやファンタジーも捨てがたい。キム西だって魅力的ですよね。
カップルや夫婦に見えるような関係性って、オタクにとってとても尊いものだと思います。(主観)


結論:INIまるっと大好き


MINIを名乗るにはおこがましいほど微力でしか応援できていませんが、すごく素敵なグループの沼に足を入れることができました。
ずっとみんなでふざけながら、平和に笑い合っていてほしい。

彼らを見るために、私は生きているのかもしれないから。


百華


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