そう思うことは愚かだろうか
普段絶対に飲まないウィスキーをバーで3杯も飲んだ。月曜日から、わたしは何をしているのだろう。
先日の雨で、家の金木犀の花は全て散った。きみの家の前の立派な金木犀も、すべて散ってしまったかな。
きみのことを、好きだという気持ちだけが先走る。けれど、わたしはきみがきみの好きな人と幸せになることを望んでいる。自分自身はその世界線に介入しないでいたいと思っている。
なのにどうして、きみから好きになってもらえないことを悲しいと思うのだろう。元夫と離婚したことを寂しいと思うのだろう。
泣き腫らした瞼が重い。まだ火曜日だ。
昨晩弾いた弦の感覚がまだ残っている。きみの感覚はとうに忘れた。
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