WSJによる歌舞伎町のホストクラブに関する英文記事を読んで
めっきり英語の勉強から遠ざかってしまっています。
ということで、久しぶりに、英文の記事を読んだのでいろいろとメモを。
コロナのクラスターで、話題にちょいちょい上がるホストクラブ。
その状況について Wall Street Journal が記事にしていたので、読んでみました。
そもそも世界的に、ナイトライフは特に自粛対象として考えられています。
nightlife remains heavily curtailed
curtail 「削減する」
night out「外出して楽しく遊ぶ夜」
その中で、日本は、コロナを抑えることができている国として認識されていながら
suppress「抑える」
飲食店等への営業自粛も、あくまで要請であって強制的な対応は控えており
hold back from「控える」
compulsory「義務的な」
ホストクラブは、ほとんどが自粛期間中も普通に営業していました。
狭い空間であるとまではいえませんが、客とスタッフとが密な空間であり、かつ、客の健康状態をチェックしたり、その後の行動を追うことが難しいサービス内容&客層です。
confined 「狭い、閉じ込められた」
problematic on both counts
count 「論点」
そのため、都知事からも、要注意業種として選ばれ、目をつけられています。
single out 「選抜する」
ホストのことを何と表現するのかなと思ったら
well-groomed young male staff
groom「身なりを整える」
と形容していました。
また、ホストクラブの内装については
decorated with faux Greco-Roman art
faux [fóu] 「<フランス語起源>模造の」
Greco-Roman 「古代のギリシャ・ローマ風の」
と表現。
また、ホストクラブは男性向けのクラブから派生したものと説明されていました。
offshoot 「元から分かれ出たもの、派生物」
ホストクラブが売っているのは「closeness」や「intimacy」だから、ソーシャルディスタンスなんかとれるはずはありません。
it is hard to be flirtatious at a distance
flirtatious 「気をひく」
お客がシャンパンを入れたときなどに、マイクでコール的なことをするのは
chant for clients
chant「詠唱する」
と表現していました。なるほど。
この記事では、銀座のクラブについても触れられています。
そのクラブは、ホストクラブと異なり、ちゃんと自粛要請は守っており、解除されてから営業再開したとのこと。
lifted all voluntary restrictions
lift 「解除する」
クラブの説明に、お客のほとんどは交際費で飲んでいるとあり、
many of whom are on expense accounts
expense accounts 「交際費」
そういうものなのかと驚きました。
クラブでは、席の間をあけるために、一部の席には使用禁止と書かれているが
off limits 「立入禁止」
ホステスと客の距離が近いから、あまり意味はないんじゃないかと。
また、この記事を読んでいて気づいたのは、2回 dozen が出てくること。
1回は、ホストクラブの客が$500のシャンパンを入れると、half a dozen のホストたちが飲み干すと。
もう1回は、日本のコロナの日々の感染者数は only a few dozen だと。
日本語だと、前者は「5~6人の」、後者は「何十人か」と捉え、dozen をベースに数を考えることはないなあと、感覚の違いを強く感じました。
やはり、英語記事を読むと、英語の勉強になるのはもちろん、内容面でも教えられることもあって有意義な時間でした。
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