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建設コンサルタンツ協会_賀詞交換会に参加してきました。

ジャスト社長の角田です。
(一社)建設コンサルタンツ協会の新年賀詞交換会に参加してきました。
ジャストは土木事業拡大に向けて、昨年入会しました。

挨拶をする野崎会長(オリエンタルコンサルタンツ社長)

土木事業に馴染みのない方のも多いので、今日は建設コンサルタント、建設コンサルタンツ協会、ジャストの土木事業戦略は何か?について紹介します。

建設コンサルタントとは?

どんな仕事か?
建設コンサルタントは社会インフラ(橋・道路・ダムなど)の企画・調査・設計から完成したインフラの維持管理をするのが主な仕事です。

ビジネスプロセスにおいては、施工はゼネコン、その他すべてを建設コンサルタントがカバーしています。

出所:ホワイトな建設コンサルタント会社の見つけ方HPより抜粋


どんな種類があるのか?
国交省が定めた登録制度には21の登録部門があります。

1)河川、砂防及び海岸・海洋部門
2)港湾及び空港部門
3)電力土木部門
4)道路部門
5)鉄道部門
6)上水道及び工業用水道部門
7)下水道部門
8)農業土木部門
9)森林土木部門
10)水産土木部門
11)廃棄物部門
12)造園部門
13)都市計画及び地方計画部門
14)地質部門
15)土質及び基礎部門
16)鋼構造及びコンクリート部門
17)トンネル部門
18)施工計画、施工設備及び積算部門
19)建設環境部門
20)機械部門
21)電気電子部門

https://www.cbr.mlit.go.jp/kensei/info/kanren/consultant/touroku.htm

ジャストの登録は?
2014年に「鋼構造及びコンクリート部門」、
2022年に「河川、砂防及び海岸・海洋部門」
登録で入札参加資格が得られ、利益率の高い元請けの仕事が取れるようになります。

建設コンサルタント登録票

建設コンサルタンツ協会とは?

昭和34年に設立。現在、502社の会員がいます。

協会HP

主要な役割

  • 魅力ある建設コンサルタントに向けた環境整備

  • 技術力の向上

  • 社会資本整備のあり方の提言 など

10年連続で技術単価アップを実現?
公共の仕事がメインになるので国に対する提言なども行います。陳情により10年連続で技術単価アップ実現をしているそうです。単価アップの背景には、技術者不足、インフラ老朽化、災害激甚化などの課題があり、建設コンサルタントの環境向上が強く求められていることにあります。

賀詞交換会で挨拶をする斎藤国土交通大臣。
技術士の資格を持っています。

また、ジャストでも積極的に資格取得を進めているRCCM(建設コンサルタントの民間資格)も協会が実施しています。

組織構成

協会HPより役員一覧

大手建設コンサルタント会社が役員を務めています。
将来、ここに名を刻む影響力を持ちたいですね。

ジャストの土木事業のビジョン

2030年度に向けたビジョンとして、

  • 社会インフラ整備をリードする自律した総合コンサルタント

  • 全社の土木事業売上10億円(現在約3億円)

を掲げました。

現状の売上高は約3億円。5年程度、頭打ちの状態です。
大きな課題は、限定的な技術領域、入札参加資格・顧客網、単価などがあります。後発参入なので伸びしろしかありませんね💪

ビジョン2030年に向けた戦略としては、以下を掲げ進めています。

  • 技術領域の拡大                          橋梁点検中心の技術領域を、河川、道路・・・と拡充すること。設計まで出来るようになること。

  • 入札市場拡充、新規顧客開拓                      入札可能なエリア・業務対応領域を広げること。建設コンサルタント会社の新規営業先を増やすこと。

  • DXによる新サービスの提供                       タテログスマカンのようなDXサービスにより、イノベーションで業界に切り込むこと。AIを含めた独自のDX技術を競争力にすること。

2023年4月にジャスト和歌山を設立!
大阪飯田さんのアイデアで土木事業拡大を担う子会社として(株)ジャスト和歌山を和歌山県に設立する予定です。また、4月には「道路部門」の技術士の方に参画頂き、3つ目の登録部門を増やします。時間はかかりますが、2030年に向けて着々と戦略を進めていきます。

さいごに・・・

賀詞交換会には
コロナで3年ぶりの開催ということもあり、多くのコンサル会社の社長が参加されていました。
よし!と、ここぞとばかりにと2時間で数十人と名刺交換をしました。

賀詞交換会の様子

しかしながら、
ジャストの社名を知っている方は1人もいませんでしたっ

歴史ある協会で昨年入会、後発参入、建コンの事業規模、角田の知名度・・・当然と言えば当然なのですが、やっぱり悔しいですね😢。。。。 

2030年には100%認知されていることを目指すぞ!と心の中で誓い、決意新たに会場を後にしました。

飯田さん、金替さん、加藤さん、高谷さん、土木事業に関わる皆さま、よろしくお願い致します💪

角田賢明


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