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60年まで働くのが正義なのか【教師になるまであと136日】

みなさんは「早期FIRE」という言葉を聞いたことがありますか。

FIREとは「Financial Independence Retire Early」のことであり、日本語でいうと「経済的に独立し、早期退職する」という状態のことを言います。

私、この考え方結構好きなんです。
最近、スコット・リーケンズさんの「FIREを目指せ 最強の人生向上術」という本を読み、改めて早期FIREについて考えるきっかけをもらいました。

私が好きだなと思ったのが
「好きなときに辞められる選択肢を持つのはいいことだ」
という考え方です。

私この選択肢があるのかって本当に大切やなと思っています。
そう思ったのは母の姿をみていたからかもしれないです。

私の母は小学校教師です。
教師をしながら、3児の母をやっていると思うと頭が上がらないんですが
正直、親を見ていてしんどくなることも多かったです。

毎日疲れて帰ってきて、しんどそうに家事をする母。
「働いているというよりは、働かされている」と感じていました。

そんな母は昨年、大きな決断をしました。
50歳になるのを境に、教師を辞めることを決意したのです。
理由は、年とともに体が教師というハードワークについていけず
このままでは子ども達に迷惑をかけかねないということでした。

私自身も、母が毎日疲れて帰ってきて何もできないまま横になっている姿を見ていたので、早期退職には賛成でした。

そして、今年の春はれて母は十分な退職金をもらい退職しました。

しかし、その後に待っていたのは母が思い浮かぶような生活ではなかったそうです。
仕事を中心に生活してきた母にとって、仕事がない生活は何をすればいいかわからず、ただ暇で生きている意味を見いだせない日々。
精神的にまいってしまい、働いているときよりも体調が悪くなっていったのです。

そして、母は1か月もたたないうちに、常勤講師として学校現場に戻ることを決めたのです。
正直私は驚きあきれました。せっかく自由が手に入ったのにまた元いた場所に戻るなんて、、、

でも、学校現場に戻った母は今までとは全く違う人でした。
毎日生き生きとして帰ってくるんです。

なんでだろうと考えた私は、ある一つの答えにたどり着きました

母の仕事への気持ちは
「働かされているから、働きたい」に変わっていたのです

「お金のために働いている」「生活のために働いている」
この状態では、やめることに不安を感じ、「やめられない」という恐怖のもと働き続けなければなりません。逃げ場がないように感じることは、本当にストレスがかかることだと思います。

でも、今の母は違います。
一回やめ、十分な老後資金もあるのにもかかわらず「もう一度働きたい!」と思い、働いています。
「働かされている人」と「働きたくて働いている人」はこんなにもエネルギーが違うのかと肌をもって実感しました。

経済的余裕は、心の余裕とよく言います。
私が呼んだ「FIREを目指せ」にもこんなことが書かれていました。
毎月の生活を稼ぐ心配をせずに斬新なプロジェクトに打ち込めるようになって初めて、大胆でクリエイティブなことが達成できるんでしょうね。

今の時点で私が60歳まで働ききるか(私の時は70歳が定年とか言われていそうですが、、)決めていないが、これだけは決めています。

お金のために働く生活は早々に切り上げて、
自分の幸せ、自分の大切な人の幸せのために時間を使いたい。

だからこそ、私はお金の勉強をもっとしていきたいし
色んな人の生き方を知っていきたい。

早期FIREという選択肢を知っていることで、
早期FIREという選択肢を持つことができる

これってとっても大切なことだと考えていて、
私はいろんな生き方を、選択肢を、子ども達に知ってほしいな
そんな教育がしたいなと思っています。
(いろいろと作戦は考え中なのでこれはまた後々話していけたら、、)

今日も最後までお付き合い、ありがとうございました。
明日もみなさんにとって素敵な一日になりますように

まるた

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