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価値観が違う親友の存在

今日は、長年の親友とランチをしたのですが、彼女と私は性格がとても似ていて、恋愛の考え方や、笑いのツボもピッタリします。言いたいことは何でも言える親友です。

彼女と私が違うところは、彼女はかなり保守的。私も保守的なところはあるけど割と新しいもの好きです。

私は結構自己投資にお金を使うタイプなので、新しい自己投資をしたことを伝えたところ、彼女の顔がちょっと”引いている”表情になり、新しいその自己投資の対象に、疑問を持っているとの事だったので、途中で話をやめました。

親友だから、何でも共感できるわけではないのは理解しているし、人それぞれの価値観がある事は勿論なのですが、ちょっと寂しかったのも事実です。

その後、夜に別の友人とオンラインで電話をして、同じく自己投資を始めた話をしたところ、彼女は食い入るように聞き、賛同してくれました。自分がいいと思うものをわかってもらえた事はとても嬉しくて、熱弁しました。

ふとその時、彼女に「昼間に親友に話した際は、苦笑いをされてしまい、大好きな彼女にこの話を共有できなかった事が残念だった」と漏らしたところ、彼女はこう言ってくれました。

「同じ意見を持ち、同じ方向を向いている人の会話は心地がいいし、快適だけど、同じ考え方の人とだけ付き合っていると、価値観が固まっていってしまう。だから彼女(親友)のように違う意見を持っている人は、自分が偏らず、フラットであるためにとても貴重な存在だよ」

彼女は、友人であり、私よりも一回り以上年上の、人生の先輩なのですが。彼女との会話では、同世代の友人との中では出てこない言葉や意見が聞けるので、ハッとさせられる事が多いです。

価値観が違うからこそ面白く、色々な意見があるのが当然。それが親友でも、ただの知り合いでも、親でも、恋人でも、価値観が違うから寂しいのではなく、価値観が違うから自分のあり方のバランスが取れるのだと。

今日はそんな大切な事に、2人の大切な友人との会話で、気づけた貴重な一日でした。

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