自分磨きは模索しながら
あなたは目に見えないものを信じますか?
一言で「目に見えないもの」と言ったところで、それは人によっておばけとか幽霊とかUFOとか人の絆とか愛とか信念とか宗教とかスピリチュアルとか…様々なものを連想すると思う。
そして目に見えないからこそ私たちの周りにたくさん漂っていると思う。
私は20代で占いにハマり、自分が恋愛できるのか?結婚できるのか?を占い師に聞き回っていた時期がある。
1人では心細かったので友人にも同席してもらった。
ある人は私の性格を踏まえた上で希望的な言葉を述べた。未来は自分で変えられると教えてくれたし、私自身ももっと自発的に変わる努力をしようと思った。
また、ある人は私に「絶望的に男を見る目が無い」と断言した。追い打ちで「あなたは幸せになれる顔ではない」とも述べた。
2人の友人が見守る中で私はワンワンと声を上げて大人気なく泣いた。
当時、確かにヒモの男と付き合っていたけれど、どうしてここまで言われないといけないのだろう。
数千円払って大好きな友人たちの前で私の全てを侮辱された気がした。
私は自分の顔が原因で中学時代に虐めにあったことがある。
なので、自分が可愛さや美しさのある顔ではないことくらい分かっているつもりだ。
しかし、それでも親から引き継いだ大切な顔なので、整形したいと思ったことはない。
それほど自分の顔を嫌ったり恨んだりはしていなかった。
私は周りの人たちよりメイクを始めたタイミングが遅かったので、メイクの腕はそこまで高くなかったが、雑誌を買ってはアイメイクやら何やら人知れず練習した過去もある。
そんな過去も知りもしない占い師は毒舌を売りにして「あなたは幸せになれる顔ではない」と言い放ったのだ。
そして同様に私の過去を知らない友人たちは私の号泣に「そこまで泣かなくても良いじゃない😲💨」と引いていたと思う。
その時に思った。毒舌を発する方・受け取る方に信頼関係や相手への愛があってこそ、毒舌は叱咤激励へとなり得るのだ、と。
私が知らない人の輪の中に飛び込むようになったのは、シャイな自分を変えたり知識や見聞を広めたりしたいと思ったのがキッカケだ。
希望的な言葉で鼓舞してくれた占い師の言葉を頼りに、異業種交流会やイベントに足を伸ばすようにした。
友達も増えたし損得勘定で値踏みされたり裏切られることもあった。それも経験だろう。
自己表現が下手クソすぎて、なかなか人に自分の考えや気持ちを伝えられない。理解してもらえない。
そんなことで悩む20代中盤の頃、ちょうど異業種交流会で知り合った年上の女性の方と親しくなる機会があった。
その方と意気投合したこともあり、高齢者の方々の介護施設で慰問演奏を試みた。
2人で始めた音楽に賛同してくれるメンバーも各方面から集まってくれ、数回だけだがイベントにも参加したし、慰問演奏もした。
多くの人の前でアコギ片手にボーカルのサポートをすることはとても面白く、私は決してシャイとか内気なだけではないと思った(HSSというものを知ったのはそれから数年後になる)。
当時、私の決して上手いとは言えないストローク弾きの荒々しい音を「気持ちがこもっている」「私は今まで1人でアカペラで歌ってきたけれど、あなたのアコギの演奏が私の歌には必要」とボーカルの女性に言ってもらえたことは一生忘れない。
あれからメンバー全員のライフスタイルが変わり、事実上解散してしまったも同然なのだが、私にはまた違う形での仲間が出来た。
これは10年近く昔の写真なので画質が悪いけれど💦
仲間内のイベントに出させて頂いたり、優しく見守って頂けることは自分の存在を承認してもらえている気がした。
とは言え、上記の音楽活動は全て完全プライベートで趣味の話だ。
ギャラが発生するわけでもないし、日常的なことでもない。
あくまで日常は日常、趣味は趣味なのだ。
私が私に満足する日は来るのか?
私が私を許せる日は来るのか?
もっと自発的に理想的な自分へ変わりたい。
…そう思った私は、2年前に何を血迷ったのかstand.fmなる配信アプリに手を出した。
トークスキルを磨きたいと思ったのだろう。
このnoteのヘッダーのイラスト、いつもは自分で撮影した写真とかクリエイターさんの作品の借用だけど、今回は「トーク」とか「唇」とかで検索しても見つけられなかったので自分で描いたわ。
それはさておき、趣味の一環で私はアコギの弾き語りをしているが、曲と曲の合間にMCというものを挟むことがある。
アーティストのライブでも、プロアマ問わず、殆どのライブは演奏と演奏の合間にはMCを挟まなければ大変なのだ。
1曲ごとに挟む事もあれば2~3曲続けて演奏してから挟む事もある。
その辺は演者や裏方の事情でもあるのだが、MCの時間というのはただ喋って演奏曲を少なくしようとしているわけではない。
機材(主にPA)の準備や楽器のチューニングやセッティング、喉の調整…などなど、どうしても次の演奏に必要な時間なのだ。
私の場合は、弾き語りのレパートリーの少なさをカバーするためにも、トークで和やかな雰囲気を作らないと聴いて頂けない事もある。
そう、フリートークも大切なスキルなひとつということだ。
私自身は昔から人と会話をすることは大好きなのだが、不特定多数の人に投げ掛ける言葉はそれとは違う。
なので私のスタエフを貼ろうと思う。
スタエフもアカウントは2つあるのだが、一応本垢はこちらだ。
サブ垢は服とファッションに関係することしか話していないので、また気が向いたら貼ろうと思う。
1人喋りの練習として以前は「ツイキャス」もしていたけれど、今はやっていない。
哀しいくらいボロボロのトークなので、まぁ、コイツはこんなこともやってるんだなぁー程度の認識をしていただければ幸いです。
…にしても本当、スタエフでアコギ弾く弾く詐欺で申し訳ないくらい何も弾いていないし歌ってもいないなぁ。
あぁ、お話上手になりたい( ;∀;)
あなたは目に見えないものを信じますか?
私は目に見えないものも信じるよ。
自分の可能性を信じているよ。
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