産まれるまで
あんなに毎日が長かった悪阻の日々も今となってはあっという間に感じる。
いつの間にか産休
あっという間に臨月
今のところ私の妊婦生活はとても穏やかなように思う。未来のことで頭がいっぱいなこの頃だから穏やかな日々を残しておく。
悪阻と仕事の引き継ぎのダブルパンチはもう忘れてしまった。都合の良い私の脳みそに拍手。
頼もしいダンナさんや、仕事でお世話になった人が産休前に会いに来てくれたことや会いたい友達と会えたこと。幸せなことばかり思い出す。
妊娠中のダンナさんの行動は未来の不安を和らげてくれた。私の身体と赤ちゃんの身体のことを理解しようと努力してくれたこと、出生前検査について深く話ができたこと、スムーズにいかない妊娠中とても心強かった。
安定期には家族で沖縄へ行き、夫婦2人で熱海や北茨城へのんびり旅行を堪能した。大好きなディズニーも。
子供がいたらこういうホテルが良いねとかこんな楽しみ方に変わるねとか、そんな未来の妄想をする日がやってくるなんてびっくりだ。しかもこの人と。
出産も育児もこわくて不安だけどなるべく楽しみたいと思っている。
でも、インスタで出産レポートの投稿を見て恐怖になり、数ヶ月に1回送られてくるゼクシィbabyの冊子を見て更に不安になった。出産の痛さや出産後に激動の毎日が待っていること、夫への不満あるあるがたんまり書かれていたから。
どうやら出産を終えると妊娠によりマックスだった女性ホルモンがほぼゼロになるらしい。メンタルもカラダもボロボロになるって書いてある。
すぐにダンナさんへ報告した。こんなんになっちゃうみたいだけど私達大丈夫かな、って。
彼は私の欲しい言葉はくれない。どんなじゅりでも受け止めるよ、とか言わない。いたって冷静で誠実。
大丈夫かどうかは分からないよ、と。
この日からそういう媒体を見るのを辞めた。なるようになるしかないからその時が来たら受け入れていけばいいと冷静になった。
ゼクシィbabyに書かれているように、夫は何か手伝おうか?ではなく◯◯やろうか?と具体的に聞くだとか、育児は手伝うのではなく2人で協力するものだとか、子育てはお互い初めてのことだから妻に何でもかんでも聞かないだとか、私には何も参考にならず余計不安になるだけだった。結婚した時と同じ、私たちのやり方を見つけていけばいい。
そしてこんな風にあれこれ考えているのは私の複雑な脳みそだけでダンナさんの脳みそはいつだってシンプルストレートなのだ。
彼の前では自分の感覚に素直でいればよろしい。
しんどい、あれ食べたい、これやってほしい。落ち込んでる、話を聞いて欲しい、この話は意見を聞きたい。あれ食べたい、ここ行きたい。今日は悪阻で(生理前で)イライラしてる。今日はご機嫌にっこにこ。
ただダンナさんに妊娠を通して変化する女性の心と体について知ってもらうことはとても大切なことだった。悪阻のことも。
ちなみに妊娠前から生理やPMSの話もしている。2人の関係においてとても大切なことだから世の男性はぜひググって欲しい。
毎日寝る前にお腹に話しかけてくれたこと
愛してるを2人に言うようになったこと
絶対忘れないようにしよう
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