kintoneプロジェクトの思い出(笑)

フェイクだらけです、盛ってます🙊
kintoneの試験の問題風に書いてたら切なくなった。

というわけで、はじまりはじまり〜

B社は、kintoneで受発注システムを構築しようとしている。

元々A社が使っていた受発注業務用のアプリをB社用に作り替えて運用しようということになった。

A社はB社のkintone導入支援をする。
B社のリーダーが言うには「A社とはビジネスモデルがほとんど同じはずだからそのまま使えるはずだ」

B社の現場側(バックオフィス)メンバーと、IT部門のメンバーでチームを組み、kintoneの構築をはじめた。現場メンバーが退職するので、現場メンバーがいなくても書類の作成など回せるようにと、kintoneを導入することになったのだ。

B社の現場メンバーはA社のビジネスモデルや業務フローがどうなっているかは知らないが、トップからはkintoneをなるべくカスタマイズしなくていいようにと言われている。

A社のkintoneアプリがそのままB社のkintoneにコピーされた。
現場とIT部門のチームで、コピーされたアプリのフィールドと、自分たちが業務で使っているシステムの差異を洗い出す。

A社からコピーしてきたアプリには謎のボタンも設置されている。
「Tさんだけが押していいボタン」
B社にTさんなどいない。
押したらどうなるボタンなのか誰もわからない。

B社の現場メンバーとIT部門のチームは、不要なフィールドを非表示にした。すると、A社から「勝手に触らないでください」の連絡があった。裏で動かしているシステムが正常に動かなくなるらしい。

ある日またkintoneが正常に動かなくなった。なにやらA社がkintoneの裏で動かしていたシステムが止まったようだ。なんで止まったのか?

1ヶ月間の契約期間が切れたとのことだった。だれがやり取りをしていたのか。だれも知らなかった。でも、知らない間に新入社員Dがプロジェクトの連絡係になっていた。めちゃめちゃだ。旗振りがいない。もうすぐ辞めるメンバーたちなんて特に旗なんか振る気はなかった。強いて言うなら白旗…いやなんでもない。

新入社員Dはもういっぱいいっぱいだった。
IT部門は片手間で仕事の後の対応だが、現場メンバーは時短勤務だ。

なんとかアプリができあがり、見積書や注文書などの書類を出してテストをたくさんする日々。

そんなある日、IT部門の主要メンバーが退職した。「疲れた。とにかく疲れた。」そんなセリフを残したとか残さなかったとか。そしてまもなく現場のメンバーも退職した。「さよならkintone」と言いながら退職したんだとか。

kintoneのその後については、怖くて聞けない🙉

おしまい🙈