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【うつ×休学】実際、うつ病で大学休学して変わったこと

一年間の休学を経験した私。
「休学してよかった」と総合的には思っています。
じゃあなにが変わったの? と聞かれることが多くなると思いますので、よかったら「休学前と後でどこが変わったか」を述べたいと思います。



1、自分の体調の変化や、悪くなりそうな予兆に気づけるようになった

休学中は特に正直予定はありません。
気付けば、私は毎日日記を書くようになっていました。
日記と言いますがあまりしっかりしたものではなく、「今日はどんな感じだった」ぐらいの簡単なものです。
それで、「今日は気分がよかった」「ちょっと疲れ気味だった」「朝が辛かった」などメモするようにすると、体調の波をなんとなく感じられるようになりました。

例えば、カウンセリングのあと。
カウンセリングは自分のことを話す分、少し感情を出しすぎるので疲れてしまいます。
例えば、曇りや雨の日。
気圧や天気でも、私は体調が変化します。
例えば、少しバイトがつまった日。
「最近休めてないから、後で疲れがくるかもな」と構えることが出来ます。

いつの間にか、自分で自分の体を見ることができました。
ちょっと疲れたから今日は早めに寝よう、ゆっくりご飯を食べよう。
そんな風に、自分をいたわる癖がついたような気がします。

2、昼寝しなくても1日起きられるようになった

休学したての頃、めちゃくちゃ昼寝をしていました。
昼寝というか、常に寝てるというか…
例えば、10時頃起きて、朝ご飯を食べて、12時~17時まで寝る、のっそり起きてなんとか晩ご飯、なんて日もたくさんありました。
1日ベットで動けない日もありました。

元々不眠体質で、一人暮らしをして過眠になったり不眠を繰り返したりと、私の睡眠は安定していませんでした。
ですから、「眠たいってことは体が欲しているんだ」と割り切って、落ち着くまで体の思うままに寝ようと思ったんです。
その代わり、起きている時はご飯を食べて、たまに外にでて光を浴びて、いつもどおりすごしていました。

それが功を奏したのか、いつの間にか昼寝の時間が短くなり、いつからか、昼寝しなくても良くなったのです。
それから、仮眠を上手に生活に取り入れて、睡眠とつきあえるようになりました。
今でも不眠だったり過眠だったり、時によって安定しません。
でも、寝ることは自分の一部だと思っています。
自分の体に合わせて、ゆっくりいきたいです。


3、スケジュール管理が身についた

休学中は、自分で予定をいれない限り、スケジュールが真っ白です。
ですから、なるべく「今日は何をする」ということを決めて、1日に取り組んでいました。
「出来なかったら、やる気力がなかった指針」という前提の元で。

前日、夜寝る前に、明日やることのToDoを手帳に書き出して、寝るようにしていました。
そして、次の日の夜、それを達成できたら花丸をつけます。
例えば「ご飯を食べる」「食器を洗う」「外に出る」など、ほんとに簡単なものから始めました。

そうすると、少しずつ、明日、あさって、今週、来週、と長い目で日を見るようになれたんです。
ほんとに、こつこつとして積み重ねと、「出来なかったらそれでもいいや」ぐらいの楽観が大切だと思います。



上手くいかないことがあっても、それはそれで。
貴方だけの素敵な休学ライフを。




毎日のコーヒー代に。