あなたにお金が無いのはあなたの責任ではないかもしれない。
こんにちは。占星術家の木星です。
「今この瞬間ドはまりしているあらゆることを、書いていく！」と宣言しましたが…。結局自分のやりたいことって、
「人が、たましいの本音に気付き、行動できる社会を創る」
だと気づきました。そのミッションを楽しく全うするために、占星術でも政治でも哲学でも神話分析でもアートでも、なんでもやりたい。ただし自分が「これ、面白いやん！」と、ビビッときたことだけね(笑)。
さて、近頃もりあがってる政治と経済。勉強して思ったのは、その分かりにくさ。「この本を日本人、全員が読めば、日本は変わる！」なんて言ってる経済学者の本がホント、難しい。彼らなりに、かみ砕いたつもりでしょうが、ある一定以上の基礎知識のある人しか対象としていない。
と、言うことで「くまでも分かる政治と経済」とめい打って、中学生でも理解できるように書いてみました。
ただし「正確さ」より、「分かりやすさ」を優先しているので、表現は超ざっくりしています。参考文献の動画やブログを文末に貼るので、気になる方はそちら覗いて見て。
目次、作りました。一部、一緒に書いたり、二つに分けたりするかも。
１．あなたにお金が無いのはあなたの責任じゃないかもしれない
２．みんな知らない『お金』のヒミツ
３．MMT(現代貨幣理論)は日本を救うってホント？
４．消費税０と言う、すごく全うな政治政策
５．大西つねきさんと言う政治家
モッくま
「どうも、木星人のモッくまです。
占星術テキスト『モッくまくんの星のレッスン』を
大きく逸脱し、
こんなところまで出てきちゃいました」
木星
「もはやサ〇リオの白い猫ちゃんくらい
限界知らずね。
どこにでも顔を出す。なんとでもコラボするｗ」
モッくま
「やる気はあります」
木星
「あんた意外と野心家ねｗ
まあ、いいわ。今日は政治と経済。
『あなたにお金が無いのは、
あなたの責任ではないかもしれない』
をタイトルに、
デフレーション(デフレ)について
書いていくわよ♡」
モッくま
「ぼく木星人なんで
基本的なことが分からないんですが、
デフレってなんですか？」
木星
「お金の価値が上り、
モノ・サービスの価値が
下がること。
1600円で食べていたランチが
1400円になり、
1200円になり、
1000円になり、
800円になり、
と、モノの値段が下がっていくこと」
モッくま
「なるほど。
1600円だったランチが
800円出せば食べれるようになる。
ってことは、
お金を少し払えば買えるようになった
てことだから
確かにお金の価値は上がっていますね。
あれ…でも。
だったら、なんでみんな貧乏になる
んですか？
安くモノが買えるようになるなら
かえって、生活が楽になるはずなのに」
木星
「言ったでしょ。
モノやサービスの値段が下がるって。
会社で働く人達は、
『働く』ってカタチで
会社にサービスしてる。
と、言うことは…」
モッくま
「そっか。
サービスの値段も下がる。
だから、お給料が下がっちゃうんだ」
木星
「そう言うこと。
そもそもどうしてモノ・サービスの
値段が下がるかというと。
『世の中で支払われるお金の量』
より
『モノ・サービスの量』
のが上回るから。
例えばここに
和食、イタリアン、すし屋と
お店が三つあったとして。
和食ランチ
イタリアンランチ
お寿司ランチ
と、それぞれ10食ずつ売ってると
しましょう」
モッくま
「ほお、ほお、なるほど。
ぜんぶで30食ですね」
木星
「でも、食べる人が20人しか
いなかったら、10食余る。
ランチが余っちゃった店は
次からちょっと安くする」
モッくま
「価格競争ってヤツですか。
その繰り返しが起こって、
どんどん物価(モノの値段)が
下がっていくわけですね～。
これがデフレかあ」
木星
「そうすると、お店側は何をするか。
仕入れていた食材を値切ったり。
お店のスタッフを減らしたり」
モッくま
「なるほど。
社会全体でこの繰り返しが起こって、
世の中の人達のお給料が減ったり、
仕事を失ったりしていくんですね」
木星
「その通り。
結果、この20年で
母子家庭の貧困は50％以上。
７人に一人の子どもが貧困と
言われているわ」
モッくま
「『貧困』ってそもそも…？」
木星
「一ケ月辺りの生活費が
10万円くらいの人たち
と思って」
(*参考資料あり)
モッくま
「それは厳しいですね…。
日本はそんなに貧乏な人たちが
増えているんですか。
じゃあ日本は、どうやったら
貧困から抜け出せるんでしょうか」
木星
「それはね。デフレの逆。
社会を
インフレーション(インフレ)に
することよ。もちろん限度はあるけどね」
モッくま
「つまり
お金の価値を下げて、
モノ・サービスの価値をあげる
ってことですね。
木星
「そうすると、
デフレで起こっていたことの
逆が起こる。
仕事が増えて、給料が増えて、
一人一人が世の中で
使うお金が増えていく」
モッくま
「で、その方法とは？」
木星
「さっきデフレが起こった理由として、
『世の中で支払われるお金の量』
より
『モノ・サービスの量』
のが上回ったから
と言ったでしょ？
と、言うことは。
仕事とか給料とか
増えるまで待たないで
先に
『世の中で支払われるお金の量』を
増やせばいいの」
モッくま
「そっか。
つまりは、みんなでお金を
たくさん使うってことですね？」
木星
「まあね。でも実際は
みんな、お給料が下がってお財布の中が
寂しくなってるから。
なかなかお金って使いづらいと思うのよ。
誰もがみんな節約モード」
モッくま
「そりゃ、そうですよね…。
母子家庭で、食べるのに精いっぱいなのに
『プチ贅沢してみよう！』なんて
難しいですよね」
木星
「だからこそ、本当はお金をたくさん
持っている大企業がお金を使うと
良いのだけれど。
実は日本の大企業が
『お財布にため込んでるお金の量（内部留保）』
は世界ダントツ一位。
でも彼らは
このお金を使いたがらない。
(*参考資料あり)
だったら、政府がすることなんだけど…」
モッくま
「そうですよね。
日本人一人一人ができなきゃ、大企業。
大企業がやらなきゃ国(政府)が
やってくれなきゃ。
あ でも確か。
日本ってすごい借金大国なんですよね？
だからお金を使えないのかな？
このまま借金が増えると、
ギリシャみたいに
破綻（はたん・企業で言うところの倒産のこと）
するって聞いたことあるし」
木星
「ああ、それね。
確かに政治家さん、
とくに今政権とってる自民党は
『政府は借金だらけ！
破綻だってありえるかも！
だから
あんまりお金を使わないようにしましょう。
福祉や建設などの
公共事業も、出来るだけ少なくしましょう。
で、国は国民の預貯金を借りて
頑張ってますが
ぜんぜんお金足りません。
だから消費税ふやして、
日本人全員から
少しずつお金、もらいますね』
って言ってるわよね。
でもこれ間違いだらけだけどね」
モッくま
「えっ！間違いだらけ？！」
木星
「うん。
そもそも政府がどれだけ借金重ねても
日本は破綻（はたん）しないし。
でもって、
国は日本の国民の預貯金から
お金、借りてるってのもウソ。
実はね。
国がお金を借りて公共事業
すればするほど、わたし達国民の
手持ちのお金は増える。
だから政府の
『これ以上貧乏になっちゃ
いけないからお金借りない。事業しない』
は大間違い。
さらに消費税まで増やすので、
デフレが進んで
みんなもーっと貧乏に。
だから今の政治政策は
『どんどん貧乏になろう政策』であーる」
モッくま
「えー！！
その辺り、もうちょっと詳しく教えて
くださいよー！
このまま貧乏になったら
ぼくが大好きな栗きんとんも
オヤツに食べられなくなるかもしれない…。
そんなのイヤですー！」
木星
「君はまるでダメな政治家のようだなｗ
『今だけ、ここだけ、自分だけ』かいｗ
まあ、いいわ。次回は
みんな知らない『お金』のヒミツ
をお届けしまーす」
モッくま
「今年の秋は
くりきんとん、食べれるかなあ…」
▼次ページ あなたが知らないお金のヒミツ
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◆参考資料◆
◆普通の日本人が知らない｢貧困｣の深刻な実態(東洋経済)
https://toyokeizai.net/articles/amp/221708?page=2
◆「デフレ」で「格差」がさらに広がる可能性も。 “安売り”がもたらす、負の連鎖
https://diamond.jp/articles/amp/2514?display=b
2009年のデフレスパイラルの記事。10年経った今も続いています。
◆元国税調査官が暴露。財務省が消費増税をゴリ押しする本当の理由
https://www.google.co.jp/amp/s/www.mag2.com/p/news/400450/amp
*「参考資料」は参考にした全てのものを掲載しているワケではありません。
#誰でも分かるデフレ #貧困化 #誰でも分かるMMT #中学生にも分かる政治経済 #くまでも分かる政治と経済
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